犬を飼っている人ならば大抵の人はお散歩バッグを持ち歩いているだろう。
時折手ぶらで散歩している方も見かけることもあるが、ワンコは粗相しないのだろうか?こちらが勝手に不安になってしまう。きっと家でトイレをするようにちゃんと躾けられているのだろう。(そうに違いない。そうであって欲しい。)
記事:雪丸崇一
Yukimaru
カバンの中身【ノーフォークテリア】Webデザイナー雪丸崇一さん愛犬バズと暮らす鎌倉生活
今回は、誰に頼まれたわけでも無いが、私とバズのお散歩の時に持ち歩いているお散歩バッグの中身を勝手に公開してみようと思う。
と言っても中に入っているものは至ってベーシックなものばかりだと思う。
- おしっこ洗い流す用スプレーボトル(水)
- 折りたたみ式トレー(水・食事用)
- うんち袋
- うんち袋の匂いを更に閉じ込める用の袋
- トイレシート
- マナーベルト
- ジップロックに入れたおやつ
ざっとこんなところである。
安くて使い勝手が良い
ちなみにお散歩バッグは幾つかあるのだが、現在メインで使っているのは無印良品で買ったジュートバッグ(A6サイズ)である。これがなんと170円と言う超低価格にも関わらず、なかなか丈夫でほどよいサイズ感のわりに収納力も高く非常に使い勝手が良い。
取手が丸く加工されているので、散歩で長時間握っていてもわりと疲れず、通気性も良いのか手汗もそこまで気にならないのも良い。あと、1人で散歩しているとリードを持ちながらウンチの回収や、手を離せないシーンが結構あるのだが、このバッグはマチがしっかりあるので、バッグを地面などに置いた際に倒れず自立してくれるのが地味に嬉しい。
数百円をケチってはいけない
無印関連の流れで言うと、(1)のおしっこ洗い流す用スプレーボトル(水)こちらも無印良品で購入したものである。
ちなみにこのスプレーボトル、なかなかオススメなので少し語らせて欲しい。
それまではペットボトルにワンタッチで水が出せるようなキャップを付けたものを使っていたのだが、水の排出量のコントロールがちょっと難しかったりして、何か他に良いものはないか?と探していたところ、最近このスプレーボトルにたどり着いた。
ほぼ同様のものを某100円ショップでも見つけて、無印で購入する前に先にそちらで買って使っていたのだが、スプレーの吹き出し口の構造が某100円ショップのものは少し簡易的な造りで、吹き出し口のパーツが外れ易く、パーツを失くしてしまってからは、本来のスプレーの機能を失ってしまい、代用品を探していたところほぼ同様のアップグレード版的な品物を無印良品で発見した次第なのである。
発見した際には、見た目にはほとんど同一品…。にも関わらず微妙な値段の差…。むむむ。と思ったのだが、その数百円の差をケチってはいけないのだと痛感した。
※写真は左が某100円ショップのスプレー、キャップを紛失して噴出量のコントロールが出来なくなってしまった…。右が無印良品。こちらは噴出先がしっかりした造りになっていて、うっかりパーツが取れてしまう。なんてことがない。
無印良品のスプレーボトルは、「JET」「SPRAY」「OFF」の3つの切り替えが可能でレバーを誤射して水が吹き出す心配もない。
おしっこを洗い流すには「SPRAY」では弱すぎるので、基本は「JET」での使用なのだが、これがなかなか便利なのである。
みなさんはお散歩していて、おしっこを洗い流そうとした際に、持ち歩いていたペットボトルの水が尽きそうになってしまったことはないだろうか?
私はある。
もちろんそうならないようにペース配分するし、水が尽きそうな時は公園などに給水しに行くのだが、給水場所が見当たらない時なんかは一層神経をすり減らす。
チワワくらいの超小型犬になれば排尿の量もたかが知れているのでペットボトル1本あれば十分事足りるのだが、5kgオーバーくらいの犬種になってくると排尿の量も多くなってくる。
スプレーボトルにしてからは、少ない水量で、でもパワフルに!かなり効率的に省エネで洗い流せるようになった。
特に心強いのは、ワンコのお腹が緩かった時の排泄物の後処理である。この掃除には時としてなかなかの水量を要する場合があるので、なかなか神経をすり減らす事案である。
だがこのスプレーボトルがあれば大丈夫。
数センチの至近距離でジェット噴射すれば、まぁ洗い流せないものはない。かなりの威力である。これを少ない水量でやってくれるのだから有難い。
最近、最も買って良かったワンコ用アイテムかもしれない。
あとは普段の散歩で主に使用するのは(3)のうんち袋。そんなところであるが、たまに散歩の途中でカフェなどに寄った際には万が一粗相した際には大変なので、マナーベルトを付けてカフェに入るようにしている。それと念の為のペットシート。
加えてうんち袋もそのままだとニオイが気になると困るので、それを更に密閉させる用の袋を用意してある。
犬OKなカフェは多くても、犬用のメニューまで置いてあるカフェはそう多く無い。そこで自分ばかり食べるのも申し訳ないので、万が一バズの興奮が収まらない時様のおやつをジップロックに入れて持ち歩いている。(まぁ1つ2つ与えたところで火に油なのだが…)
あとは行く場所によっては、ここにドッグスリング(抱っこ紐のような犬を入れる布バッグのようなもの)を折り畳んで突っ込んで行く時もある。
基本装備はだいたいこの7点だ。安心の7点セット。
鎌倉での初雪
そんなお散歩バッグを持つ手もかじかむ季節になってきたわけだが、1月には鎌倉へ引っ越ししてから初めての雪が降った。
なかなか久しぶりにしっかり降ったので、これは!と思い、意気揚々と散歩へ出かける準備をした。
少し雪がみぞれ混じりな感じもしたので、カッパを着させて行ったのだが、これまたまぁなんと乗り気ではないバズ。
過去にも何度か着させているのだが、どうにも動きに慣れないのか、このカッパはあまり好きではないらしい。
半ば強制的に連れ出して、しばらくダラダラとゆっくり時間をかけて一歩一歩散歩をしていると、次第に慣れてスタスタ歩くようにはなるのだが、エンジンがかかるまでがなかなか遅い。
エンジンがかかり始めると、カッパを着ていることなんて忘れた感じで動き始める。
しばし鎌倉での海に降る初雪散歩を堪能しながら帰路に着く。
しかし海沿いの雪はあっという間に溶けてしまい、またいつもの風景がすぐに戻ってきた。
ちなみにお散歩バッグに付いている缶バッヂは、ファッションデザイナーの友人がバズの写真を元にイラストを描いてくれた。
バッヂはこちらで購入することが可能となっている。(笑)
https://suzuri.jp/Doublestandard/7805954/can-badge/44mm/white
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https://dog-hagu.com/column-4/
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