犬と一緒に遊ぶ時、どんな遊びをしますか?
犬が好きなおもちゃで遊ぶという方も多いのではないでしょうか?
犬のおもちゃには沢山の種類があります。
一緒に引っ張り合いをするおもちゃ、ボールやフリスビーなどを投げて犬に取ってきてもらうなどがあります。
おもちゃ遊びが苦手な犬もいますが、どうすれば上手に遊ぶことが出来るのでしょうか?
記事監修:犬のしつけハグ 川島 恵
Kawashima
Youtubeに頂いたコメントの内容
おもちゃ遊びが下手くそな愛犬が放っておいたらどうなりますか?
治し方と接し方について教えてください。
犬のおもちゃ遊び
犬とコミュニケーションを取る時、おもちゃを使って遊ぶという方法があります。
おもちゃは、人と楽しく遊ぶことを目的として使っているという飼い主さんも多いでしょう。
実は、おもちゃの使い方を間違ってしまうと危険です。
おもちゃ自体が危険という訳ではありません。
おもちゃを使う目的を間違えないように注意して頂きたいと思います。
- 引っ張り合い
飼い主さんがおもちゃの一方を持ち、もう一方を犬がくわえるなどをして引っ張り合いをして遊ぶ - 投げた物を取ってくる
飼い主さんがボールなどのおもちゃを投げて、犬が取りに行き飼い主さんの元へ持ってくるという遊び - 犬からおもちゃを持ってくる
おもちゃの中から、犬が遊びたいと思うおもちゃを自分でもってきて遊ぶという方法 - 知育玩具
動かすとおやつやご褒美が出てくる
様々なおもちゃがありますが、愛犬が喜ぶ方法を選んで頂きたいと思います。
知育玩具ではなく、ボールなどの一般的なおもちゃの使い方の注意点をご紹介します。
おもちゃ遊びの主導権
犬とおもちゃで遊ぶ時、主導権が誰にあるのかということがとても重要です。
例えば、おもちゃを与えっぱなしにして一人で遊んでいる状態にしてしまうと、おもちゃへの依存度が高くなってしまうので、おすすめ出来ません。
なぜなら、おもちゃを自分だけの物だと勘違いしてしまうからです。
自分のものだと認識してしまうと、人が取り上げられなくなる可能性があります。
酷くなると、人がおもちゃに近づいただけで威嚇されてしまうこともあります。
犬がおもちゃで遊ぶ時、主導権は人が握るようにして頂きたいのです。
人が遊び方を提案して、犬が楽しんでくれれば問題ありません。
犬がやりたい遊びをすることも一つの方法なのですが、犬が一人で遊ぶことを楽しいと思ってしまうことには注意して頂きたいです。
おもちゃに対して「楽しい」「おもしろい」と思ってくれる子に関しては、おもちゃに関する悩みが出てきます。
しかし、おもちゃに全く興味を示さない犬もいます。
おもちゃで遊ばなくても、問題はありません。
どちらかというと、飼い主さんが愛犬と一緒におもちゃで遊びたいという場合があります。
飼い主さんと一緒におもちゃで遊ぶ時には、必ず飼い主さんが主導権を握るようにしましょう。
おもちゃに興味を示さない
おもちゃに対して、全く興味を示さない犬もいます。
おもちゃに興味を示さない犬に、おもちゃの魅力をどのようにして伝えたら良いのか悩むでしょう。
おもちゃをくわえさせようとしてもくわえない、しゃかしゃか音を立てても興味なし、ボールを追いかけてみてもくわえない、自分だけ戻って来るなどの反応しかないと困ってしまいます。
犬にとって楽しいのであればいいのですが、飼い主さんとしては物足りないと思ってしまうかもしれません。
ボールを追いかけて欲しい、くわえて遊んで欲しい場合には、トレーニングとして教えるという方法があります。
おもちゃで遊ばせるには?
おもちゃに対して興味を示さない犬には、おもちゃに興味を沸かせなければなりません。
例えば、おもちゃをしゃかしゃか動かしてみて、少しでも追って来たら褒めてあげます。
犬は、基本的に褒めることで興味を示します。
少しずつ人が求めている形を目指して、トレーニングを行ってみて下さい。
犬にとって楽しいのかに関しては、別の話になります。
指示語のように、遊びも教えることは出来ます。
例えば、飼い主さんが投げたおもちゃをくわえて持ってこさせたいのであれば、トレーニングをすることで可能です。
犬の運動のためにもやらせたいと思う飼い主さんもいらっしゃるでしょう。
どの犬も、教えなくてもおもちゃで遊ぶことが出来るわけではないということを、お承知おきください。
犬はみんなおもちゃが好き?
犬はみんなおもちゃが好きだと思っている方も多いでしょう。
しかし、実際にはどの犬でもおもちゃで遊ぶことが好きなわけではありません。
個体差があるので、おもちゃで遊ぶ犬がいれば好きではない犬もいます。
犬のおもちゃの種類
犬のおもちゃは、ペットショップはもちろんですが、ホームセンターなど様々な場所で購入することができます。
愛犬がどのようなおもちゃが好きなのかは、わかりません。
おもちゃを買いに行く時には、犬も一緒に連れて行って選ぶと良いでしょう。
ボール、噛んで遊ぶもの、しゃかしゃか音が鳴るものなど、種類は様々です。
試すことが出来るものはあまりないかもしれませんが、一緒に連れて行って選ぶのもよいでしょう。
ゴールデンレトリーバーなどの、レトリーバー犬種は、ボールを投げると教えなくても持ってきてくれる犬が殆どです。
小型犬の場合には、教えなければ出来なことが殆どです。
小型犬に与えるおもちゃは、大きさ選びが重要です。
大きすぎると加えることが困難です。
小さすぎると飲み込んでしまう危険性があります。
小型犬は、布製のおもちゃの方が加えやすいので好む傾向があります。
まとめ
おもちゃに関する質問に対する回答をご紹介しました。
犬がやりたい遊びと飼い主さんがやりたい遊びは異なるので、ポイントを抑えて頂きたいと思います。
飼い主さんがどうしても遊ばせたい遊びがある場合、トレーニングを行えば可能です。
一般的には、一匹で遊ばせすぎないように気を付けて下さい。
どうしても人が遊ばせたい場合には、犬にも楽しいと思われるような
犬に一人遊びをさせてしまうと、人に対しての意識が向き難くなってしまいます。
自分自身で楽しいと思うことで完結させてしまうと、おもちゃに対する依存度が高くなってしまいます。
おもちゃを洗ってあげようとして取り上げようとして噛まれた、横取りするつもりはないのに、近くを通っただけで唸っているなど依存してしまうと、愛犬との関係性が悪くなってしまうかもしれません。
おもちゃに対して「自分のもの」という認識を付けないようにしましょう。
おもちゃで遊ばせる時には、一人遊びにならないようにして下さい。
おもちゃの与えっぱなしにしないようにしましょう。
ずっと出しっぱなしにせずに、きちんとしまうようにして下さい。
使う時に出すようにして、人とのコミュニケーションのツールの1つだとお考え下さい。
おもちゃ遊びが苦手な犬を放っておいても、問題はありません。
トレーニングをすることでおもちゃで遊ぶことも出来ます。
一緒に遊びたいのであれば、トレーニングをして犬との遊びを楽しんでみてください。