ドッグホテル 日中預かり 4400円 03-6240-0787

犬が草を食べて嘔吐するのはなぜ?犬が草を食べる理由

愛犬と一緒に受講するドッグトレーニングから、犬のしつけ、お散歩代行、LINE無料相談、ドッグホテル、ドッグ幼稚園、世田谷を中心に東京23区、神奈川、埼玉へ出張ドッグトレーニングサービスを提供しております。

散歩中に、犬が草を食べる姿を見たことがあるという方は多いのではないでしょうか?
ご自分で犬を飼ったことが無い方でも、散歩中の犬が草を食べている姿を目にしたことが一度はあるでしょう。
では、犬はなぜ草を食べるのでしょうか?そして、飼い主さんが心配になるのは、草を食べた後に嘔吐することがあるからではありませんか?
でも、必ずしも嘔吐するとは限らない。犬が草を食べる理由、そして嘔吐するわけをご紹介します。

犬が草を食べる理由

消化不良をおこしている/胃腸の調子が悪い

犬は、野生で生活していた時に、胃で消化しきれなかった不要物は、草を食べて吐き出すという行為を日常的に行っていました。
繊維質である草を食べて吐き、胃腸の調子を整えるのです。
消化しきれなかった物があったり、胃酸が出すぎてしまい胃がムカムカする時などに、草を食べるのです。

ビタミン不足

ドッグフードは、栄養のバランスを考えて作られているので、犬種や年齢に合ったものを規定の分量だけ食していれば、問題はありません。
しかし、中にはビタミン不足になってしまう事があります。

特に、緑黄色野菜に含まれている「葉酸」不足を感じると、草を食べて補おうとする傾向があります。ドッグフードを一度見直すことをお勧めします。

毛玉や誤飲した物を吐くため

犬は、本能で草を食べると吐き出せるという考えがあります。
そのため、誤飲をした時や毛玉を吐きたい時に、草を食べます。この場合、草を食べたから吐くというよりも、吐くために草を食べるという言い方が正しいでしょう。

ストレス

犬は、ストレスを感じていると草を食べると言われています。運動不足や睡眠不足、環境が変わった時や飼い主さんにかまってもらえない時など、日常生活の中でストレスを感じてしまうことがあります。
お留守番をさせる事が多かったり、天気が悪くて普段と比較してお散歩が十分ではないなど、思い当たることはありませんか?
ドッグランなどに連れて行って、思いっきり走らせてあげるなど、ストレス解消方法を考えてあげましょう。

犬が食べてはいけない植物

植物の中には、犬が食べてしまうと中毒症状を起こしてしまう物があるので、ご紹介します。

あさがお→種子に毒があり、嘔吐・下痢・血圧低下などの症状が現れます
あじさい→葉の部分に毒があり、人間にも危険です。
シクラメン→強い毒性があり、神経に異常をきたし死に至ることもあります。
チューリップ→全ての部分に毒があり、心臓の動きに支障をきたします。
パンジー→全ての部分に毒があります。嘔吐や神経麻痺などの症状が出ます。
アロエ→貧血や血尿を引き起こします。
ポトス・ヒイラギ→口元や舌が激しく熱を持ち、炎症を起こします。その後嘔吐することもあります。

ご紹介した物は、ほんの一部です。他にも犬にとって毒性のある植物は沢山あります。
道に生えている雑草も、除草剤がまかれていたり、寄生虫がいる場合もあります。
道端に生えている草を食べさせるのは、おすすめできません。

まとめ

犬が草を食べる理由や嘔吐する理由をご紹介しました。
草を食べる行為自体は、さほど問題はありません。ただし、毒性のある草を食べないように注意しましょう。また、草を食べた後には、吐き出すか排せつされているかどうかの確認をしましょう。