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犬のしゃっくりは止めなくて大丈夫?飼い主さんがやるべき事とは?

犬のしゃっくりは止めなくて大丈夫?飼い主さんがやるべき事とは?対処方法

犬はめったにしゃっくりをしませんが、時々しゃっくりをする事があります。
はじめて愛犬がしゃっくりをする姿を見た飼い主さんは、驚くかもしれませんが、慌てる事はありません。
しかし、しゃっくりをする理由は様々で、病気のサインの場合もあるので注意が必要です。
そこで、犬がしゃっくりをする原因についてご紹介します。

犬のしゃっくりが出る5つの主な原因

人間のしゃっくりの原因と同様に、犬も横隔膜が痙攣することによってしゃっくりが出ます。

その詳細な原因を5つご紹介します。

早食いによるもの

フードを与えた時、勢いよく食べた後にしゃっくりが出ませんでしたか?

早食いは、しゃっくりの原因の1つです。

早食いをすると、胃の中に一気に大量のフードや空気が入り、胃が膨張します。

膨張した胃に横隔膜が刺激されて、しゃっくりが出るという仕組みです。

早食いをする事は、しゃっくりの原因になる他にも消化不良を起こしたり、フードを喉につまらせるなどの危険もあるので、落ち着いて食べるように促してください。

早食いを防止するための犬用食器が市販されています。

愛犬の早食いがクセになっていて、よくしゃっくりをする場合には、早食い防止食器を利用するなどゆっくりと食べられるように、工夫してみて下さい。

ストレスによるもの

ストレスが溜まっていたり不安を抱えている場合には、交感神経が過度に緊張することによって、呼吸が乱れてしゃっくりが出る事があります。

最近、環境が変わったり犬にストレスを与えるような事はありませんでしたか?

犬がリラックスした生活を送れるように、また運動をしてストレスを解消することが出来るようにしてあげましょう。

時間がある時に、ドッグランへ連れて行ったり、愛犬の好きな遊びをしてあげるのも良い方法です。

人間も犬もストレスを溜めすぎる事は、体調を崩す危険性があるので、出来るだけリラックスした生活が出来るように環境を整えてあげて下さい。

興奮によるもの

過度に興奮すると、しゃっくりが出る場合があります。

飼い主さんが大きな声や高い声を出してしまい、犬を興奮させる事があるのでしたら、飼い主さんが愛犬と落ち着いて接する事を心がけると良いでしょう。

犬は、飼い主さんのテンションにつられてしまう事が多々あるので、穏やかな声や態度で接すると興奮させる事を予防することが出来ます。

飼い主さんが日中仕事で留守にしていて、帰宅した際に喜んで興奮してしまうのであれば、犬が落ち着くまで構わないようにして下さい。

「よしよし、おりこうにお留守番出来たね」などと声を掛けて撫でてしまうと、益々興奮してしまいます。

犬が落ち着いてから、接すると良いでしょう。

犬が興奮してしまった時に落ち着かせるためには、指示語が有効です。

「マテ」の指示が通れば、興奮した犬を落ち着かせる事が出来ます。

是非、「マテ」の指示語を教えて下さい。

フードが合っていない

フードが体質に合っていない場合、食べたフードを消化する際にガスが発生してしまい、胃が膨張して横隔膜を刺激し、しゃっくりが出る場合があります。

一般的なフードはドライタイプですが、犬の成長によってはウエットなフードが適している場合があります。

飼い主さんに判断する事は難しいかもしれないので、かかりつけの獣医師に相談すると良いでしょう。

病気のサイン

消化器系の病気や心臓病を患っている場合に、しゃっくりが出る事があります。l

症状がしゃっくりだけであれば、ほぼ問題はありませんが、他に症状が見られる場合には注意が必要です。

例えば、元気がなくぐったりしていたり、苦しそうにしている場合には何らかの病気のサインの可能性があります。

しゃっくりと合わせて、様子がおかしい場合には、病院へ行くようにしましょう。

しゃっくりが出た時の対処方法

落ち着かせる

興奮してしゃっくりが出た場合には、落ち着かせてあげましょう。

先程もご紹介しましたが、「マテ」の指示を出せば落ち着く事ができます。

優しく撫でる

犬が落ち着いている場合には、愛犬に寄り添ってお腹や喉などを撫でてあげましょう。

しばらくすると、治まる事があります。

しゃっくりを予防する方法

早食いをさせない

まずは、早食いをさせない事はしゃっくりを予防するために、有効です。

早食い防止用の食器は、ペットショップやネットで気軽に購入する事が出来ます。

また、早食いは食べ物を詰まらせる原因にもなるので、止めさせる事をおすすめします。

ストレスを溜めないようにする

愛犬に過度なストレスを与えないように、心がけましょう。

不安を抱いた時にしゃっくりが出るようであれば、なるべく不安を与えるような環境に置かないようにして下さい。

ストレスは、しゃっくりだけでなく様々な病気の要因にもなるので、日頃から愛犬がどんな時に不安を覚えるのか、よく観察するようにしましょう。

病気が疑われる場合

しゃっくりの他にも、ぐったりしていたり、いびきが酷い、嘔吐などの症状がある場合には、呼吸器や消化器の病気の疑いがあります。

症状が悪化しないうちに、病院へ行きましょう。

どのような場面でしゃっくりが出るようになったのか、いつからしゃっくりが頻繁に出るようになったかを記録しておくと良いでしょう。

まとめ

犬のしゃっくりについて、ご紹介しました。

犬がしゃっくりをするのは、早食いや興奮が原因である場合がほとんどです。

早食いも興奮することも予防する事が出来るので、適切に対処することでしゃっくりも予防することができます。

しかし、病気のサインの場合もあるので、注意が必要です。

愛犬がどんな時にしゃっくりをするのか、日ごろからよく観察するようにしましょう。