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【ヒューマンドラマ】おすすめ映画犬と人間の感動物語を描く『ひまわりと子犬の7日間』

動物管理所での実話をもとにした犬と人間の感動物語を描く『ひまわりと子犬の7日間』は、柴犬の小さなころから大きくなるまでのもワンちゃんの姿が見どころの映画です。ストーリーは命の期限のある保健所の犬と彼らを守ろうとする人のドラマ…主人公の彰司と子供たちの関係性はヒューマンドラマも楽しめますよ。彼らと柴犬たちのコミュニケーションにも和まされる本編のあらすじや感想・見どころの紹介しましょう。

1.あらすじ

宮崎県の農村で生まれたとある柴犬の子犬。おじいさんと、おばあさんに育てられて大きくなった犬でしたが、母犬が野良犬に殺され、その後おばあさんも天寿を全う…おじいさんは老人ホームへ行くことになってしまい、犬はチェーンを外して追いかけるのでした。
犬はおじいさんの臭いを追いましたが雨でそれも分からなくなり、数日かかって家に戻るのです。しかし、家は解体中…作業員に追い返されます。

年月が変わって、宮崎県の一軒家で彰司は母の琴子、娘の里美、息子の冬樹、そして2匹の犬であるプリンとココアと暮らしていました。彰司は東部保健所に務めていましたが上司の桜井に呼び出され、「犬たちを預かるのは1週間なのに勝手に延長しているな?」と怒られます。彰司もうすぐ里親が見つかりそうなんです」と言いますが、規則は規則…次は無いと釘を刺されつつも、2月の担当である施設へ向かう彰司。後輩の佐々木と共に犬の飼育や殺処分を行うのです。

ある日、里美は学校の友人の母親に彰司が保健所で働いていると伝えた際に、「辛い仕事やね…」と言われました。犬を守る仕事だと思ってた里美は、彰司が殺処分もしていると知って「ココアもプリンもお父さんが引き取らなかったら殺してたの…?」と言いつつも父を嫌いだと言い放ちます。彰司は悩む中、野犬が畑を荒らしている知らせが入ったため、竹林にいた柴犬と3匹の生まれたばかりの子犬を保護します。(この母犬はおじいさんを追いかけていた犬だったのです)

母犬は子犬を守るため警戒心を持っており、彰司が檻に入ろうとすると唸り声をあげるほど…

里美のことに悩んでいた彰司は獣医である五十嵐美久に相談。彰司は「母親の夏美が生きててくれれば…」と嘆きながらも、美久に励まされるのでした。彼女はプリンの診療のため里美の元を訪れ、里美に彰司の仕事について話しながらも保健所に連れて行くことにします。そこで母犬が子犬を守ろうとしている姿を見て、彰司に「親子を引き離さないで欲しい」と願うのでした。彰司は親子を助ける決意をします。

しかし、寒波の影響もあって3匹のうちの1匹の子犬が死亡…彰司は2月14日だった命の期限を28日まで延ばして里親を探すことにするのです。すると、美久が子犬と母犬の話を病院のホームページに載せたことで、親子を引き取りたいと願う人が現れました。しかし、母犬の狂暴性の無いことを証明せねば引き取らせてもらえない…彰司は母犬のために、家族だけの部屋にするため周囲を段ボールで囲んだり、23日からは寝袋を持って寝泊まりも始めるようにするのです。少しは慣れてきたかと思われましたが、彰司が子犬に触れた際に母犬が噛みつくのでした。それでも彰司はその母犬を責めることはしません。

里美は母犬に「お母さんの千夏の名前をとって、夏に咲く花の”ひまわり”っていう名前を付けよう」と言い出し、冬樹も「母犬を抱きしめてあげるといいよ」と彰司に伝えます。そうして命の期限である28日…殺処分をすることになった直前、彰司はひまわりを抱きしめて害が無いことを証明しつつも、自らが飼い主となることを決めました。

そうして彰司の家に新たな家族が増えて、みんなで仲良く暮らし始めます。

2.感想・見どころ

ひまわりのキュートな子犬時代からの成長が見れる!

柴犬のひまわりの子供の頃の姿が愛らしい!おじいさんたちと暮らしていた際の、田畑を走り回ってカエルや虫を追いかける姿は、ほのぼのさせられましたね。農業をするおじいさんと共に土を掘ったり、座ってご飯を食べたり…映画の冒頭はそうした平穏な場面と柴犬のキュートさが伝わるシーンとなりました。

その後、老人ホームに行ってしまうおじいさんを追いかけるシーンとなるのですが、言葉を語らないひまわりの目が悲しげに見えてしまうのです…必死に追いかけて走るシーンから、雨に打たれながら戻ってくる姿まで悲しさが伝わってきました。
ひまわりが食べ物を求めて家の犬のご飯を食べたり、学校で生徒に食べ物をもらったりする一方で、人間に棒で追い回された捕まえようと追われ続けることになるのにも胸を痛めましたね…おじいさんたちから受けた優しさを忘れてしまうほどの辛い目に遭ってきたひまわりは、雄の犬と恋に落ちて子を授かったところで彰司たちに出会うのです。

勇ましいひまわりと、彰司の成長

母犬として子犬を見捨てることなく彰司に立ち向かう姿は勇ましかった!唸る顔つきと声ははすごみがありましたね。しかし、これまで噛みついたことが無かったひまわりは、彰司を噛んだ時に少し困った顔をしていた…その表情を見逃さなかった彰司はひまわりがどう育ってきたかに考えを巡らせるのです。

そうして彰司はひまわりに噛みつかれながらも、語り掛けるシーンが感動的だったラスト!冒頭では里美たちを相手に頼りない感じでしたが、最後は泣かされましたね…「1匹でも多くの犬を救いたい」と思う一方で、里美に嫌われたり世間から見れば殺処分をする仕事だと思われたりすることで悩む彰司の成長物語でもあったのです。

3.まとめ

『ひまわりと子犬の7日間』は柴犬の子犬時代から大きくなるまでの姿を見れるワンちゃんの映画でしたね。可愛さあふれる子犬時代は微笑ましく、母犬になった時は強さを感じさせませた。一方で、保健所の飼育の様子や殺処分の現場、動物の慰霊碑が立派に建っているといったようにリアルさも伝えていてこだわりを感じさせます。母犬が最後に”ひまわり”と名付けられてから、彰司き合うシーンまでのラストが特に感動的だった作品です。