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ラブラドルレトリバー「マーリー2 世界一おバカな犬のはじまりの物語」あらすじ

2011年に製作された『マーリー2 世界一おバカな犬のはじまりの物語』は子犬のラブラドルレトリバーの物語。好奇心旺盛なマーリーに振り回される青年が障害物をクリアしていく競技会にチャレンジ!果たしてレースをクリアできるのでしょうか?色々な犬種が登場し、ワイワイ楽しめる映画なのが見どころですよ。

1.あらすじ

20th Century Fox

「おバカな犬」と言われていた子犬のマーリーはボディの元で過ごしていました。母のキャロルがジョンたちから預かり、犬を飼いたいと思っていたボディは頑張って面倒を見ていました。キャロルが研修のためボディとマーリーはおじいちゃんの元へ。元海兵のおじいちゃんはボディにベッドメイキングの仕方もしっかり教えつつ、マーリーにはソファに登るのを禁止させます。マーリーは言うことを聞きつつ、早速キッチンにあったサンドイッチをボロボロに…ボディはおじいちゃんに怒られる前に散歩に行くことにします。

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スケボーに乗っていたボディはマーリーに引っ張られすぎて郵便配達員とぶつかって転倒。その際に近所を歩いていた女の子とパグ犬に見られ、話がはずみます。彼女は子犬の障害物競技会のリーダーを務め、ボディたちにも参加を進めました。ボディは競技会で好成績を収めればキャロルに犬を飼っていいと言われると考えます。そうして近所の家のラブラドルレトリバー2匹とマーリーでチームを組み、庭に練習用コースを作ることにしました。
マーリーは男のムースと女のフーシャとワイワイ楽しみつつ、ボディのコース作りを見守ります。彼は完成させたコースを壊してしまったことで自信を無くしますが、おじいちゃんが前向きになるよう説得。敵のチームの観察に行こうと提案しました。

ミニチュアピンシャーの子犬を3匹トレーニングさせていたのはハンス。前回優勝したこともあって子犬たちに厳しく、マーリーが家に潜入すると物凄い剣幕で追ってきました。なんとか逃げ切ったボディたち…すると、おじいちゃんがトレーニングコースを作り直してくれたので、マーリーたちの特訓が始まります。
競技の中でプールに飛び込むのはマーリーに任せようと決めたボディ。その際に猫を追いかけてすごい勢いで飛ぶのを見ておじいちゃんはこれを利用しようと決めました。

子犬の障害物競技会の前日となり、マーリーたちはお店でキレイにしてもらいに行きます。その際にオーストラリアの出場犬と友達になり、車で送ってもらうのですが…そこは見覚えの無い場所でした。なんとハンスの部下が子犬たちを競技会に出場させないよう、従業員を装って連れて行ったのです。そこにいた大きな犬たちが唸り始め、マーリーは「襲うなら僕を」と言いました。すると、彼らは敵じゃないと言いつつ、脱出を手伝ってくれるとのこと。マーリーたちはシーソーの容量で高く飛んでフェンスを越え、帰宅することができました。

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競技会の当日。パグ犬やミニチュアピンシャーたちが順調に好タイムを出し、ハンスの子犬たちも現在1位の結果を残しています。ボディたちの番になり、ムースが途中で止まってしまったのでマーリーがフォローに入ってなんとかクリア。ついにマーリーが走ることになって、おじいちゃんがポメラニアンの服を着せた猫を用意していたためマーリーは勢いよくプールに飛び込むのです。好成績が収められると思いきや、ネコが逃げ出したためマーリーがそれを追いかけ始めて競技会を荒らしてしまうのでした。
その後、優勝発表となった際にハンスの犬たちに電気を流す首輪が付けられていたとマーリーは知らせます。ハンスは不正行為を働いたとして失格になり、彼の飼っていた子犬の1匹をボディが引き取ることになったのでした。

2.感想

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いろいろな犬が登場!

マーリーや他の犬たちの心情は喋るように語られるのがおもしろかったですね。イタズラをする時の言葉、マーリーとムースたちがワイワイと掛け合う様子など子犬らしいヤンチャな感じがあって良かったです。
ラブラドルレトリバーたちは、クリーム色やブラウンが濃い目の色なそれぞれ違ってわかりやすかったです。ハンスの家のミニチュアピンシャーの子犬3匹は、黒を基調として脚がスラっとしているのがクール。クリっとした目と大きな耳も特徴でした。飼い主に厳しくされていて大変でしたが、最後には解放されて安心です。
オーストラリアの犬は毛足の長いボーダーコリー。ホワイトやブラックの混ざった毛の色がキレイで、少しの間マーリーたちと冒険していたのが印象的です。

競技会では子犬でも大きめな子も多く、1匹ずつ走らされるのでスピード感が見どころですね。どの犬も忠実にコースをクリアしていき、マーリーも「行くぞ!」という心境が言葉と共に良く伝わってきました。きゅぎに出ていたパグたちは身体が小さくても小回りはバッチリ!ポールが直線状に並んでいる障害物を警戒に避けていたのがカッコ良かったです。

マーリーのイタズラや仕草のかわいさ

やりたいことを自由にやっていくマーリーはとてもかわいい!スプリンクラーを珍し気に見たり、おじいちゃんの目を盗んでソファに登ったり…サングラスをかけていたシーンや、陽にあたって伸びをしている姿が特に見どころでした。
おじいちゃんの入れ歯をくわえていくイタズラや、ボディが振り回されるのには思わず笑ってしまいましたね。ボディと同じベッドで寝かせてもらおうと上目遣いになるのですが、おじいちゃんにはきかないことで「ちぇ~」と言うのも愛らしいです。

3.まとめ

前作『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』とはちがって子供向けでコメディ要素が多くなった作品でしたね。競技会に出ようと頑張るボディ、そんな彼を振り回すマーリーの関係性がおもしろいです。元気に楽しく走り回る様や、かわいらしい仕草にとても癒された映画でした。

作品情報

初公開 2011年6月1日
原題 MARLEY & ME: THE PUPPY YEARS
メーカー ウォルト・ディズニー・ジャパン
出演者 トラヴィス・ターナー 、 ドネリー・ローズ 、 チェラー・ホースダル 、 ジェフ・グスタフソン
監督 マイケル・ダミアン
製作総指揮 ジャニーン・ダミアン 、 アーノン・ミルチャン
脚本 ジャニーン・ダミアン 、 マイケル・ダミアン
音楽 マーク・トーマス
声の出演 グレイソン・ラッセル