人間はもちろん、お犬様だって。
少し前に数十年振りに健康診断を受けた。
会社員を辞めてからと言うもの、まともに診断を受けた記憶がなく、放ったらかしになっていた。
そんな折、行政から半ば強制的に「そろそろいい歳なので健康診断受診してくださーい」のお知らせが届いた。
また、昨年法人を設立したこともあってそちらからも会社宛へ健康診断受診のお知らせが届いた。
これは流石に受けろ。と言うタイミングと思い久し振りの受診。
記事:雪丸崇一
Yukimaru
健康診断のススメ【ノーフォークテリア 犬】愛犬バズと暮らす鎌倉生活
結果、クリティカルな悪要素は無かったものの、コレステロール値が少々アレでアレだったので、食生活指導を受けることに。しばらく様子を見てまた再検査だそうだ。
長らく診断を受けず好き勝手な食生活をしてこれなので、まぁまずまずな結果と思う。
取り敢えず夜0時以降のアイスクリームは止めた。
さて、お犬様はと言うと。
ここ最近バズの体重が落ちてきている。
一時期太り過ぎた時もあったので、フードの調整をしていた時期もあったが、それにしても体重が減り過ぎだ。
最近は外耳炎や目の検診で月1ペースでかかりつけ医に通っていたので、体重の件も相談してみることに。
先生に色々ヒアリングされたところ、一度健康診断をしてみましょう。ということになり、時期的にフィラリアの検査も兼ねて健康診断をすることに。
犬にも健康診断があるんだ…。と、その時初めて知る無知な飼い主。
その辺りは飼い主のリテラシーの問題もあるが、通っている動物病院で薦められるかどうかも健康診断の存在の有無を知るきっかけの一つでもあると思う。
結果、要経過観察。
血液検査やエコー検査の結果から、体重が減った原因とされる臓器の特定はできて、腸内環境の問題。
フードによる改善が見られれば良し、改善が見られなければ、腫瘍と言った可能性が考えられるので更に具体的な検査が必要になるとのこと。
現在食事療法中。
これまでバズは怪我無し病気無しの健康優良児だったのだが、8歳を超えるといよいよシニアの域に入ってくるので、さすがに体の色んなところにガタがくる。飼い主と共にそれなりの年齢になったと言うことか…。
健康というのは本当に不思議なもので、何もない時には本当に何の有り難みも感じないが、体に不具合が出ると途端に健康の有り難みに感謝し出す。改めてメンテナンスの必要性を感じた今回の健康診断。
犬の健康診断も人間同様に、血液の数値から様々な状態が分かるのが凄い。
病院によってバラつきはあるだろうが、今回の健康診断の検査費用は2万はしなかった。15,000円前後だったと記憶している。
決して安いとは言い難いが、受けて損はない金額ではあると思う。
ペット保険
ちなみに私はペット保険には加入していない。
バズがまだパピーの頃に1〜2年加入していた時期があったが、辞めた。
人間の保険は入る時期が早ければ早いほどその後の掛け金が安いが、動物の保険は入る時期に関わらず年齢によって年々料金が引き上げられるものがほとんど。
犬種や個体差があるので一概には言えないが、怪我や病気のリスクが比較的低めな子である場合、総額の掛け金とその分の貯蓄を天秤にかけた時に、どっちもどっちだな。と熟考した結果、貯蓄から支払えばいいやという結論に至った。
人間が保険に入るのには幾つかの理由があるが、その一つとして「自分が病気になることを前提として」加入している側面も否めないので、そもそも病気にならないような生活を心掛けたいところである。
犬も同様に普段の食生活や運動から気を配りたいところだ。
病院までの移動手段
都内に住んでいた時は徒歩3分のところに動物病院があったので、大変楽だったのだが、鎌倉に越してから今のかかりつけ医は自転車で30分ほどのところなので、なかなかの距離だ。
もちろんもっと近いところもあるのだが、信頼できる知人からの紹介とい言う理由と、実際にいざ受診してみての先生への信頼感・安心感と言うのは距離を超えた大きさがある。
特に外耳炎の発見や健康診断の助言などもこの病院に行ったからこそ判明したことも多いので尚更だ。
そんなこんなで月1回ほどせっせと自転車を漕いで病院へ行っている。
基本的にはバズをリュックで背負うスタイルで。
スリングタイプで行くこともあるが、自転車がクロスバイクでやや前傾姿勢になる為、スリングだと少し運転し辛いのが難点だ。
バズの体重は約7kgほどあるので、長時間になるとスリングよりもリュックの方が犬の体重が均等に分散されるので、体への負担も少なめだ。
バズもリュックにはもう何年も入り慣れていて、リュックを見せると興奮して入りたがるので、嫌いではなさそう。
風を顔で受けている様子はむしろ好きそう。
ただ、万が一走行中に興奮して飛び出すようなことがあると本当に危険なので、安全のために首輪とリュックをカラビナで繋いでおくのは必須。(実際にリュックの中で立ち上がってモゾモゾする時があるので)
距離にして約8kmあるのだが、ほとんど海沿いを走っているので結構気持ち良い。
景色が良いと富士山を見ながらの走行だ。
海沿いのペット同伴で入れるお店は大概チェック済みなので、病院の帰りはそれらのどこかのお店でご飯を食べて帰るのがお決まりの通院コース。
都内よりは手間が格段に増えたが、その分行動範囲も広がったし、楽しみ方も増えた気がする。
ちなみに病院に行く日は今のところ奇跡的に必ず晴れている。
雨が降ったら…。…考えたくない。私の全ての行動が晴れ前提で成り立っている。
病院に行く週は天気予報が気になって仕方がない。
雨が降った時に病院へ行ったことがないのでまだなんとも分からないが、恐らく雨の日はスリングに入れて電車で行くことになるのだが、駅から病院が遠く10分くらいは歩かねばいけないので、やはり出来れば電車は避けたい。
そろそろ関東も梅雨の気配がするので、病院の日はどうか雨が降らないようにと願うばかりだ。
スリングの有効シーン
手持ちのスリングはメッシュの蓋を絞れば顔も含めて全体が覆えるので、近場の公共交通機関の利用に便利だ。
ペット可の飲食店とかでも、落ち着きがない時はスリングに入れてガッチリホールドできるので、結構使える。
普段は家で仕事をしている時に、無性に甘えてくる時があるので、そう言う時にはスリングに入れて落ち着かせている。しばらくするとそこで寝ている。
ただ、長時間はこちらの肩が凝るのが難点。
リュックにスリング、キャリーバッグと色々試したものの、次に欲しくなるのはやはり…車か。
と最近思い始めている。
今のところ車無しの鎌倉生活を満喫しているものの、車の便利さと誘惑がジワジワと私にじり寄ってきている。
次回のタイトルが「ついに!車、購入!」なんてことになっていなければ良いのだけれど…。
愛犬と鎌倉へお引っ越し【ノーフォークテリア】Webデザイナー雪丸崇一さん愛犬バズと暮らす鎌倉生活
https://dog-hagu.com/column-4/
【特集!】ペットカート!あなたは賛成派?反対派?
男性シンガーソングライターデュオ吉田山田さんの『赤い首輪』