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犬がうるさい時の対処法は?|「基本」と「奥の手」

犬がうるさい時の対処法は?|「基本」と「奥の手」

近所の犬がうるさい場合の対処法をご紹介。
「飼い主に直接アプローチするやり方」も挙げますが、ご自宅で防音対策をするのもおすすめです。

また、奥の手とも言える「内容証明郵便」に関しても解説していきます。
あなた一人が「うるさいです」と飼い主さんに伝えるだけでは改善されない可能性が高いので工夫しましょう。

犬がうるさい時の対処法|まずは基本から

犬がうるさい時の対処法は?|「基本」と「奥の手」

犬がうるさい場合、どうすれば良いのでしょうか。

まずは出来るだけ穏便に済ませる事を考えましょう。
そのための対処法を3つ紹介します。
1→3の順に試してくだされば幸いです。

対処法1:飼い主さんを注意する

まずは、飼い主さんを注意してみましょう。
「気を付けていただけると助かるのですが……」などと穏やかに話すのがコツ。
抵抗がある場合は、直接ではなくTELで伝えるのも良いでしょう。

ここで相手が謝罪してきたケースではしばらく経過を見守る(とりあえずこれ以上何もしない)。
「そんな事を言われてもね!」と怒ってきた場合は、一回引き下がりましょう。

対処法2:近隣住民に相談する

「近隣に結構うるさい犬がいますよね」とご近所の誰かと話してみましょう。
この際、悪口っぽくならないようにするのが大事です。

本当に犬がうるさいのであれば、数人が賛同してくれるはずです。
そうしましたら、「そうですよね~」くらいで切り上げましょう。
ここで、話を掘り下げる意味はありません。

対処法3:飼い主さんに手紙を出す

犬の飼い主さんにクレームの手紙を出しましょう。
「直接言う」よりもかなり効きます。

手紙には、

「犬がうるさいので何とかしていただきたい」
「うるさい時間帯」
「寝不足で家族も困っている」
「勉強、家事、仕事にも響いている」
「しつけを見直していただきたい」

などと書きます。

そして、ここからさらに

「近隣にもうるさいと感じている人が多い」
「今後もうるさいままなのであれば町内会等の議題にする」
「近所の方と話し合ってそれなりの対応をさせていただきます」

と畳みかけます。

「私がうるさいと思っているんです」だけでは弱いですが、
「みんながうるさいと思っているんです」と言えば、かなりの効果があります。

手紙をその家のポストに入れたら、改善を待ちましょう(とりあえずこれ以上何もしません)。

犬がうるさい時の対処法|奥の手編

しかし、実際にはここまで説明した対処法を試しても、あまり変化しない場合もあります。
そういった場合は、「内容証明郵便」を出してみましょう。

内容証明郵便とは?

本題ではないので簡単に説明しますが、
郵便局が公的に「どのような中身の手紙を」「誰に向けて」「いつ」「誰が」出したかを証明してくれる郵便物のことです。

※詳しい作成方法は郵便局にお問い合わせください

犬がうるさい場合の内容証明郵便の書き方

「基本編」で紹介したような穏やかな内容ではあまり意味がありません。

内容証明郵便を利用するのであれば、以下のことを書きましょう。

  1. お宅の犬がうるさいです(『騒音被害』くらいの表現を使っても良いでしょう)
  2. これ以上迷惑行為を継続しないでください
  3. 今後も犬がうるさいままなのであれば法的措置を検討します

などなど。
つまりは、「これから先も犬がうるさいままなのであれば訴えますよ?」という事ですね。

ちなみに本当に訴える必要はないのでご安心ください。

ネット上ではよく「『訴える』と言ったクセに訴えないと恐喝になる」などと言われていますがそれは間違いです。

ただし、「訴えるし、この町に住めなくなるぞ!」などと明確に脅せば、恐喝扱いになる恐れがあるので注意です(誰もこんな過激な手紙を書こうとはしないでしょうけれど)。

犬がうるさい時の対処法|自宅での工夫編

ただ、少しくらい犬が吠えるのは当たり前ですよね。
ちょっと吠えるくらいで「うるさいんですが!」と怒鳴り込んでしまったら、今度はこっちが「近所の困った人」になってしまう事でしょう。

ですから、以下のような「自宅で完結する対処法」も試すことを推奨します。

対処法1:耳栓

「耳栓」はかなり効きます。
「近所の犬が吠える声」くらいであれば、あまり気にならなくなるはずです。

また、「音を遮断すると安眠しやすくなる」とも言われているので試してみてはいかがでしょうか。目覚まし時計の音を大きめにしないと寝坊するかもしれませんけどね……。

対処法2:防音カーテン/防音サッシ

「防音カーテン」というものが普通に販売されています。
お家のカーテンレールに設置するだけでOK。
犬の鳴き声などが、12~50%程度にまで緩和されると言われています。

さらに進んだ対処法を実践するのであれば「防音サッシ」を使うのがおすすめです。
ただし、防音カーテンよりもお金がかかるので気を付けましょう。

対処法3:家具の位置を変える

お家のタンスや本棚などを「犬の鳴き声が聞こえる方向の壁」に置くと、犬のうるささが緩和されます。

タンスや本棚に分厚いタオルなどをかけると更に音が小さくなりますよ。
また、本棚にあまり本が入っていないのであれば、古新聞や不要な雑誌などをできる限り詰めましょう。

まとめ

犬がうるさい時の対処法を紹介しました。単に「うるさい」と伝えるのではなく、「私以外にもうるさいと思っている人がいる」と言うのがポイント。
また、自宅でも防音対策をしてみるのも良いでしょう。耳栓は手軽ですので特におすすめです。
そして、「どうしても」の場合は内容証明郵便の利用を検討してください。