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スピッツを飼う時に気を付けるべき病気やケガ【スピッツに多い病気とは】

スピッツを飼う時に気を付けるべき病気やケガ【スピッツに多い病気とは】

犬を飼う前には、その犬種の特徴や性格、かかりやすい病気やケガについて知っておくのは、とても良いことです。

真っ白い毛が特徴の日本犬スピッツにも、身体的特徴などから、かかりやすい病気やケガがあります。
そこで、スピッツがかかりやすい病気やケガについて、ご紹介します。

スピッツの特徴や飼い方のポイント

スピッツの特徴

スピッツは、なんといっても純白でフワフワの毛が最大の特徴です。
ダブルコートなので、換毛期には抜け毛が多くなり、少しお手入れが大変です。

ピント立った三角の耳に、尖ったマズル、アーモンド形の目を持ち、賢そうな顔立ちをしていて、体高と体長のバランスも良く、恵まれた容姿をしています。

性格は、温和で好奇心が旺盛です。
多少神経質な面もありますが、飼い主さんにもとても従順です。

以前は警戒心が強かったのですが、愛好家の努力によって、人懐っこい性格になりました。

飼い方

ダブルコートで毛が抜けやすいので、ブラッシングを日課にすると抜け毛予防や白い美しい毛を保つことができます。

甘えん坊な性格なので、長時間のお留守番は避けて、なるべく飼い主さんとのスキンシップの時間を作るようにして下さい。
足が細いので、床で滑ったり高いところから飛び降りたりすると、負担がかかってしまうので、気を付けて下さい。

暑さに弱いので、特に夏場の暑い時期は、室温管理を徹底するなど、熱中症予防に注意する必要があります。

スピッツがかかりやすい病気やケガ

膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)

■症状

犬の膝蓋骨(お皿)が、横にずれてしまい脱臼してしまう病気です。
歩く時に足を浮かせて歩いていたり、いつもと違う歩き方をすることがあります。

■原因

原因は、先天性の物と後天性の物の2種類あります。

・先天性
生まれた時から膝関節の骨の形に異常があり脱臼を起こしやすくなる。
・後天性
高いところから飛び降りた時に、足に負担がかかり発症したり、滑りやすい床の上で生活している事で起こるなどの原因が挙げられます。

■治療方法

軽度の場合には、脱臼しても指で押せばすぐに戻るのですが、重症化してしまうと外科的な手術が必要になります。

■予防方法

小型犬や足が細い犬種がかかりやすい病気です。
フローリングの床は滑りやすいのでカーペットを敷くようにしたり、高い所からジャンプさせないようにしましょう。

爪が伸びていると歩く時に引っかかってしまったり、滑りやすくなる可能性があるので、こまめに爪を切ってあげましょう。

流涙症(りゅうるいしょう)

■症状

眼の周りに涙があふれている状態になります。
なみだがあふれている状態が続くと、被毛にこびりついて茶色くなってしまいます。

■原因

異物混入や逆さまつげなどによって眼球への刺激が与えられ、涙の生産量が多くなってしまう事が1つの原因です。
また、涙の生産量が正常であっても、鼻涙管という器官が正常に働かない事によって、排水しきれない涙が溜まってしまう場合もあります。

■治療方法

異物混入などが原因であった場合には、異物を取り除きます。
鼻涙管の異常があった場合には、鼻炎などの治療を行います。

■予防方法

目の周りの毛を短くカットして、まつ毛が目に入りにくくしましょう。
鼻涙管異常の場合には、残念ながら予防方法はありません。

血友病

■症状

血液を固めるたんぱく質の欠損によって、血が止まりにくくなるという、遺伝的な血液凝固異常症の1つです。
血友病を発症するのは、ほとんどオスなので、メスが発祥することはあまりありません。

「血友病A」と「血友病B」の2種類がありますが、症状はほとんど変わりません。

■原因

遺伝性の病気で、X染色体に存在する血液凝固因子が欠けることが原因です。

■治療方法・予防方法

残念ながら、根本的な治療法はありません。
血友病のスピッツが出血してしまったら、直ぐに動物病院へ行きましょう。

気管虚脱

■症状

気管が潰れて、呼吸が困難になってしまう病気です。
呼吸が荒くなったり、ガーガーとガチョウの鳴き声のような咳が出たりします。

■原因

原因は、肥満や加齢の他に遺伝的要因で引き起こされる場合もあります。

■治療方法

根本的な治療にはなりませんが、症状を抑えるために、咳止めや抗炎症薬を投与します。
手術によって、管を気管内に入れて気管を広げたり、気管切開をする場合もあります。

■予防方法

原因の1つに肥満があるので、適正体重の維持が予防になります。
高温多湿の状態だと咳が出やすくなるので、特に夏場は室温と湿度の管理をしっかりと行いましょう。

気管は、一度つぶれてしまうと元に戻すことが出来ないので、子犬期からしっかりと健康管理を気に付けましょう。

さまざまな皮膚病

スピッツは、ダブルコートで被毛が長いため、皮膚病になりやすい犬種です。
主な皮膚病は次の2つです

■アトピー性皮膚炎

アレルゲン物質が体内に侵入し、免疫機能が過剰反応を起こすことによって発症する病気です。
激しいかゆみや皮膚のただれ、かゆみから掻いてしまい脱毛になってしまう事があります。

投薬治療や生活環境を変えることによって、改善されます。

■脂漏性皮膚炎

先天的な原因としては、皮脂腺の異常分泌や代謝異常などが挙げられます。
アレルギーや代謝性疾患などが原因で、皮膚の角化によって発症する場合もあります。

症状は、激しい痒みや発疹、脱毛や体臭など様々です。
予防としては、清潔を保てるように毛を短くカットしたり、健康維持を心がけましょう。

まとめ

スピッツがかかりやすい病気やけがについて、ご紹介しました。
愛犬が健康で長生き出来るように、犬が生活しやすい環境を整えたり、健康維持に取り組みましょう。