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犬はトマトを食べてもいいの?トマトジュースを与える時の注意点は?

犬はトマトを食べてもいいの?トマトジュースを与える時の注意点は?

トマトにはリコピンという可愛い名前の栄養素が含まれており、人間の体にはとても良い食べ物です。
栄養豊富なトマトは、犬が食べてもいいのでしょうか?
犬にトマトやトマトジュースを与える場合は、何か気を付けなければならない点はあるのでしょうか?

トマトの栄養素

犬はトマトを食べてもいいの?トマトジュースを与える時の注意点は?

トマトは、南米原産の夏野菜で、栄養が豊富に含まれています。
6月から9月が旬の時期ですが、1年中手に入りやすい野菜です。
トマトに多く含まれている主な栄養素が4つあります。

リコピン

リコピンは、赤や黄色の色素であるカロテノイドの1つです。
カロテノイドには強い抗酸化作用があり、老化や生活習慣病の予防に効果的です。
トマトに含まれるリコピンには、βカロテンの2倍、ビタミンEの100倍もの抗酸化作用があると言われています。

ビタミンC

トマトには、ビタミンCが含まれています。
犬は、体の中でビタミンを生成することが出来ますが、不足すると健康維持や発育に支障をきたします。

ミネラル

トマトには、ミネラルがバランスよく含まれています。
ミネラルの効能としては、たんぱく質と結合して骨や筋肉を作ったり、臓器や組織の反応を円滑に働くようにするなどが挙げられます。
トマトに多く含まれるミネラル成分の1つに「カリウム」があります。
カリウムは、体内の余分な水分を排出したり、高血圧の予防に効果があります。
ミネラルは体内で作り出すことが出来ないので、トマトを食べることは有効です。

食物繊維

トマトには、水溶性の食物繊維であるペクチンが多く含まれています。
腸内環境を整える作用があり、便秘改善に効果的です。

犬にトマトをあげても大丈夫?

犬はトマトを食べてもいいの?トマトジュースを与える時の注意点は?

犬にトマトをあげても、問題ありません。
トマトを与える場合には、必ず熟したトマトを与えて下さい。

熟したトマトには、犬に有害な成分はありませんが、緑色のトマトには有害な成分が含まれているからです。
また、アレルギーがある場合には、与えないで下さい。

トマトジュースを与える事も、問題ありませんが、塩分が含まれていない無塩の物をあげるようにして下さい。
トマトは水分が豊富なので、食べ過ぎるとウンチが柔らかくなってしまうので、愛犬がトマト好きでも、与えすぎないようにしましょう。

熟していないトマトに含まれる有害物質とは?

熟していない緑色のトマトには「トマチン」という物質が含まれています。
トマチンは、アルカロイドという有機化合物で、ジャガイモの芽に含まれるソラニンと同じような成分が含まれています。

トマチンには毒性があり、緑色のトマトの実だけでなく、トマトの花、葉っぱ、茎にも含まれています。
家庭菜園などでトマトを栽培している方は、愛犬がうっかり食べてしまわないように、注意して下さい。

トマトジュースの原料となっているトマトは、完熟した物を収穫したその日のうちに加工する事が一般的なので、トマチンの心配はないでしょう。

完熟トマトの栄養と美味しさを、味わう事が出来ます。

犬にトマトやトマトジュースをあげる時の注意点

犬にも嬉しい生トマトの効果!アレルギー対策 トマトを使った手作りレシピ

アレルギーに注意

犬は、トマトを食べてアレルギーを起こす場合があります。
トマトはナス科の植物なので、ナス、ジャガイモ、ピーマンなどのナス科の食物アレルギーがある犬には、与えてはいけません。

アレルギー性皮膚炎を発症している犬27匹のうちの8匹が、トマトによるアレルギー陽性反応が出たという例があります。

もし、心配な方は、トマトを与える前に獣医師に相談するとよいでしょう。

スギ花粉症の犬には与えない

トマトアレルギーがある犬はもちろんですが、スギ花粉症がある犬にも、トマトやトマトジュースを与えない方がいいでしょう。

なぜなら、スギ花粉症の犬がトマトを食べて、口腔アレルギーを発症した例が報告されているからです。
花粉症を引き起こす原因であるアレルゲンは、たんぱく質です。

トマトには、スギのアレルゲンに共通するたんぱく質が含まれています。
そのため、スギ花粉症の犬がトマトを食べると口腔アレルギーの症状が出やすくなります。

特に、花粉症の症状が出ている時には、与えないように注意して下さい。

食べ過ぎに注意する

トマトは、食べ過ぎるとうんちが緩くなってしまう可能性があるので、食べ過ぎには注意が必要です。
また、フードにプラスして、補助食として与える場合には、カロリーオーバーにならないように、気を付けましょう。

補助食として与える場合には、1日に必要なエネルギー量の10%程度になるように計算して下さい。
安静時に必要なエネルギー量は、体重(kg)×30+70 で、求めることが出来ます。

犬が1日に必要とするエネルギー量の計算式は、安静時必要エネルギー×係数(犬の場合1.6)です。

例えば、体重が5kgの犬の場合には、
5kg×30+70=220kcal
220kcal×1.6=352kcal

です。
係数は、活動量や成長の段階で異なるので、獣医師に相談して下さい。

その他のトマト製品

トマトやトマトジュース以外にも、トマトケチャップやドライトマト、トマト缶などのトマト製品もありますが、与えない方がいいでしょう。

トマトケチャップには、犬には与えてはいけないタマネギや、香辛料などの危険な物が使われています。
ドライトマトも、塩分が多いので与えないようにしましょう。

まとめ

トマトやトマトジュースには、犬の体にもよい成分が豊富に含まれているので、与えても問題はありません。
しかし、アレルギーを発症する場合があるので、注意が必要です。
また、与えすぎるとカロリーオーバーになってしまったり、うんちが緩くなってしまうので、気を付けましょう。