新型コロナウイルスの影響で、外出の自粛やテレワークで在宅時間が増えたことをきっかけに、犬を飼う人が増えています。
しかし、犬に関する知識があまりないままに犬を飼ってしまう人も多く、育犬ノイローゼや飼育放棄という問題が起きています。
これは、とても深刻な問題です。
今回は、子犬を飼っている人で育犬ノイローゼや飼育放棄について解説します。
記事監修:犬のしつけハグ 川島 恵
Kawashima
なぜ育犬ノイローゼになってしまうの?
こんなハズじゃなかった!問題
犬のしつけハグでは、LINE@無料相談としてLINEで犬の飼い主さんからの相談に無料でお答えしています。
最近、育犬ノイローゼでお悩みの方からの相談が増加しています。
子犬を始めて迎え入れた、元々飼っていたけど更に新しい子犬を迎え入れたという方の中に育犬ノイローゼになり犬を手放すことに至る人が増えているという現象が起きていると、ニュースにもなっていました。
育犬ノイローゼでお悩みの方から「こんなハズじゃなかった」という声が聞かれます。
先住犬がいるという方の場合、先住犬は大人しくて手がかからなかったのに、新しく迎え入れた子犬は好奇心旺盛な性格で、今までのお世話の仕方とは変わってしまい「こんなハズじゃなかった」という状況になってしまうのです。
犬の性格も様々なので、比較的おとなしくて飼いやすいと言われている犬種の中にも、活発でやんちゃな性格の子もいます。
また、子犬は産まれたばかりで全くなにもわからない状態です。
本能のままに生きているので、もちろんトイレの場所もわかりません。
いいことも悪いこともわかりません。
飼い主さんが人と一緒に生活をするためのルールを決めて、1つ1つ教えてあげなければならないのです。
子犬は吠えます。
要求して自分の我を通そうとして鳴き、お腹が空いたと鳴き、遊んで欲しいと鳴きます。
口に手を近づけるとじゃれて噛み、歯が痒くて噛み、基本的に口に入る物はなんでも噛みます。
トイレの場所を覚えるまでは、どこでも排せつします。
「吠える」「噛む」「トイレの失敗」は、必ずあります。
本来であれば、犬を飼う前に子犬を迎え入れる前に、今ご紹介したことを承知の上で飼って頂きたいのです。
子犬を迎え入れるということは、苦労も必ずついているということを認識して頂きたいと思います。
先住犬との関係
先住犬がいる場合、必ず先住犬の負担になるとご承知おきください。
子犬は好奇心が旺盛である場合がほとんどなので、先住犬に対して遊びを仕掛けてきたり、唸っていても構わず突っ込んでいくなどの行為をします。
子犬の無邪気な行動によって、先住犬との仲が悪くなることはよくあります。
最初から仲良く過ごせるというケースはあまりありません。
先住犬と新しく迎え入れた子犬が仲良くするためには、飼い主さんが間に入る必要があります。
飼い主さんが間に入って、仲良く遊べるように管理して頂きたいと思います。
【マルチーズ】新しく迎え入れた子犬と先住犬が 仲良くする方法 | 犬のしつけハグ (dog-hagu.com)
犬のしつけのプロに相談する
育犬ノイローゼになってしまうのは、犬のしつけについて真剣に考えているからだと思います。
犬の問題行動に対してどう対処したらいいのかわからなくて、辛くなってしまっているのでしょう。
犬のしつけに関しては、プロに相談しましょう。
飼い主さんの気持ちも楽になるので、プロの指示を仰ぐことをおすすめします。
【ドッグトレーナー監修】子犬のしつけのポイントは?|成犬になる前に取り組むべきことは? | 犬のしつけハグ (dog-hagu.com)
育犬ノイローゼになったらどうすればいいの?
このままでは冷静な判断をすることもできず、「犬を手放す」「犬を捨てる」という考えが頭をよぎります。
愛犬との接し方がわからずに困り果ててしまい、ノイローゼになったらどうすれば良いのでしょうか?
犬と離れる時間を作る
一度、犬との生活を見直して頂きたいと思います。
飼い主さんの心の余裕を作ることが大切です。
今の状態では愛犬と一緒の生活を続けることは難しいでしょう。
犬のしつけハグでは様々なサービスをご用意しています。
「ハグ幼稚園」では、日中子犬をお預かりしてトレーニングを行っています。
多忙を極めていて、帰宅後に犬のトレーニングを行うことが難しいのであれば、短期間でも犬をお預かりさせていただいて、トレーニングをすることもできます。
トレーニングができていれば、犬は手間がかかりません。
いかに早くトレーニングを済ませておくかということと、飼い主さんが犬の扱い方を把握しておくこと、この2点が重要です。
犬は噛むものだ!吠えるものだ!所構わず排せつをするものだ!と思うのではなく、トレーニングを行うことで、人と一緒に生活することが出来ると考え方を変えましょう。
育犬ノイローゼは、身近な人に相談してもなかなか理解してもらえません。
犬の事でお困りの際は、是非LINE@無料相談にお気軽にご相談頂きたいと思います。
【ドッグトレーナーからのお願い】犬を迎え入れたらやって欲しいこと!愛犬との正しい接し方 | 犬のしつけハグ (dog-hagu.com)
まとめ
愛犬ノイローゼと飼育放棄
- 愛犬・育犬ノイローゼとは
- ノイローゼになってしまった場合の対処方法
育犬ノイローゼは、悪化してしまうと飼育放棄に繋がる可能性があります。
始めて犬を飼う人や先住犬がいる人でも、いざ飼ってみたら思った以上に大変だったことが原因となることが多いです。
子犬を迎え入れる時には、「吠える」「噛む」「トイレが出来ない」ということを理解したうえで飼って頂きたいと思います。
育犬ノイローゼになってしまったということは、自分の中でのキャパオーバーになってしまったということです。
自分では手に負えない状態になっているので、犬を手放すことを考えたり、感情的になって犬に当たってしまうなどいい方法には進みません。
一度自分の気持ちの整理をして頂きたいので、トレーニング施設に1ヶ月程度預けたり、だけトレーニング教室に通うなど、生活する上での方向性を決めましょう。
預けるのは心配、自分達でなんとかしたいと思う方は、是非一度プロに相談することをお勧めします。
犬のしつけハグではLINE@無料相談では、飼い主さんのお困りごとに対して犬のしつけのプロとして、わかりやすく丁寧にお答えしています。
また、愛犬をお預かりしてトレーニングも行っています。
是非ご利用頂きたいと思います。
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