トイレトレーニングは多くの飼い主さんの悩みのタネの一つです。
どうすればトイレを覚えてくるのか?頭を悩ませてる方が大勢いらっしゃいます。
犬のしつけハグではLINE@無料相談で、飼い主さんからの相談を無料で受け付けています。
そこでご相談が多いトイレトレーニングの方法について、基礎から解説させて頂きます。
記事監修:犬のしつけハグ 川島 恵
Kawashima
トイレトレーニングのやり方
トイレの設置場所は犬が遊ぶ場所
犬の排せつは、人が教えた場所でできるようになるので、犬のトイレは家の中のリビングなど犬が遊ぶ場所に設置して頂きたいと思います。
犬が遊ぶ場所以外の場所に設置してしまうと、犬が覚えにくいためです。
トイレは、犬の遊び場から見える場所に設置することで犬がスムーズにトイレに行くことが可能です。
ケージでの一括管理はNG?
犬を飼い始めたばかりの方は、犬をケージの中で管理している方が多いでしょう。
多くのペットショップでは、ケージで管理することを推奨しているからです。
そんな方にお伝えしたいのですが、ケージの中にトイレと寝床の両方を設置していると、将来的にケージの外で遊ばせるようになった時、ケージの中に自ら戻ることが難しくなります。
なぜなら、ケージに対して犬はあまり良いイメージを持たなくなるからです。
ケージの中に入ったら閉じ込められてしまうという負のイメージが付いてしまうため、自らの意志でトイレのあるケージに入ることは難しくなります。
犬を迎え入れたすぐに、ケージ内での一括管理はあまりおすすめできません。
クレートトレーニング
犬のしつけハグでは、クレートトレーニングを推奨しています。
クレートの中では大人しく過ごしてトイレは我慢します。
クレートの外に出たらすぐに排せつをさせます。
クレートトレーニングでは、クレートに対するイメージを良くするので「ハウス」の指示で、犬自らがクレートの中にはいるようになります。
「トイレ」と指示を出すと自らトイレに行くことができるようになるので、おすすめです。
クレートの中では犬はおとなしく過ごす、トイレは別の場所にあるということを学習することで、犬がメリハリのある生活をすることができます。
【ドッグトレーナー 解説】自分で出来るクレートトレーニング【初心者向け】 | 犬のしつけハグ (dog-hagu.com)
リードを使ったトイレトレーニング
トイレは犬が自らの意志で行く必要があります。
トイレの指示語がしっかりと入るまでは、リードを使って飼い主さんが促してあげましょう。
臭い嗅ぎをしたり、ぐるぐると同じ場所を回ったりしたら、トイレに行きたいという合図です。
トイレに行きたそうにしていたら、リードを使って合図を送りましょう。
あまりリードに頼りすぎると、常にリードが外せなくなってしまうので「トイレ」という指示語と共に教えると良いでしょう。
抱っこでトイレに連れて行かない
犬が排せつしそうになった時に、飼い主さんが抱っこしてトイレに連れて行くことは、絶対にNGです。
トイレは犬が自分の足で行く必要があります。
犬は踏ん張ったら勝手にトイレにワープすると勘違いしてしまいます。
最初はリードを使って促したとしても、必ず自分の足で行かせるようにしましょう。
トイレの管理は人が見ている場所でする
トイレの管理は必ず人が見ている場所で行いましょう。
なぜなら、人が見ていない場所で犬が失敗してしまってもどうすることもできないからです。
もし犬にお留守番をさせる時間が長いのであれば、お留守番中はトイレを我慢させて下さい。
クレートトレーニングが出来ていれば、長時間トイレを我慢することも可能です。
クレートから出た時に人が見ているところで排せつをすることができます。
クレートトレーニングが出来ていると、トイレだけでなく犬の生活にメリハリを付けることができるので、犬と向き合う時間をつくることができます。
犬も片手間で可愛がられるのではなくなり、飼い主さんとの関わりが楽しい物になります。
室内でトイレをさせる理由
お散歩デビューをする前にトイレトレーニングが完了していても、お散歩に出るようになると外で排せつするようになることがあります。
外でするようになると、外でのトイレの習慣がついてしまいます。
外でトイレをする習慣がついてしまうと、飼い主さんの体調が悪くて散歩に行けない日や、天気が悪くて散歩に行けない日は、犬は排せつを我慢しなければなりません。
また、犬が外で排せつをすることを不快に思っている人がいます。
きちんと処理をしても、迷惑だと思う人もいます。
犬のしつけハグでは、外でのトイレは一切禁止しています。
トイレは室内でさせるようにすると、散歩は排せつのためではなく、気分転換や運動不足の解消、リフレッシュの意味で連れて行くことが出来ます。
室内でトイレをすることは、犬の負担にはなりませんので、トイレは室内でするようにしましょう。
トイレを失敗した場合の対処方法
犬がトイレシート以外の場所でしてしまったら、犬を叱ったり指導することは一切やめて頂きたいと思います。
なぜなら、犬は排せつをしたことに対して叱られたと勘違いしてしまい、人から隠れて排せつをするクセがついてしまうからです。
人が見ていない場所で排せつをするようになると、対応が出来なくなってしまいます。
人前で排せつするということは心を許している証拠であると理解して、失敗してしまったら次は失敗しないようにトイレに導いて下さい。
まとめ
トイレトレーニングのやり方
- 室内でさせる理由
- トイレを失敗した場合
犬のしつけハグでは、ケージでの管理はおすすめしていません。
クレート管理を推奨していますが、月齢が低い場合は難しいのでケージで管理をして頂くこともありますが、犬にお留守番をさせるであろう時間内はトイレの我慢が出来るのであれば、クレートでお留守番をおすすめしています。
トイレトレーニングは人の管理が必要不可欠です。
クレートの中では大人しく過ごしてトイレは我慢する、外に出たらトイレに促し排せつをするという習慣をつけることで、トイレの失敗は無くなります。
お散歩に行く前には、必ずおしっことウンチの両方を済ませた状態にしましょう。
トイレの失敗は叱ることができないので、成功を積み重ねて褒めて習慣にさせましょう。
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