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犬の息が荒くて苦しそう!息が荒くなる理由と対処法【病気のサイン】

犬の息が荒くて苦しそう!息が荒くなる理由と対処法【病気のサイン】

愛犬が息苦しそうに、ハアハアを荒い呼吸をしていて、少し辛そうに見えると心配になりますよね。
走ったわけでもないし、元気もない。
犬の息が荒くなるのは、どんな理由があるのでしょうか?
犬の息があらくなる理由と、その対処方法をご紹介します。

犬の息が荒くなる理由

犬の息が荒くなるのは、大きく分けて2つの理由があります。

理由1.生理現象

ドッグランなどで思いっきり走ったり遊んだ後や、気温が高い時などは、下を出してハアハアと荒い息をすることがあります。
これは、生理現象なので、問題ありません。
人間は汗をかくことによって、体温を下げることが出来ます。
一方、犬の皮脂腺は肉球にしかないので、人間のように汗をかいて体温を下げることが出来ません。
その代わりに、ハアハアと荒い息をすることで、体温調整をします。
パンティングは、犬が体温調節をする為の重要な生理現象です。

理由2.病気のサイン

犬が荒い息をしている時は、病気のサインかもしれません。

気管・気管支炎、肺炎

細菌やウイルスに感染することによって起こる病気です。
症状は、浅くて速い呼吸や胸を大きく動かして呼吸するなどが見られます。
咳や発熱を伴います。
咳が酷かったり、いつもと違う呼吸をしている時には、粘膜が紫色になっていないか確認してください。
もし紫がかっていたら、チアノーゼを起こしている可能性があります。
子犬や老犬は重症化することが珍しくないので、出来るだけ早く病院受診をすることをおすすめします。

気管虚脱

通常は筒状の気管がつぶれてしまう病気です。
気管が潰れているため、空気の通り道が狭くなってしまい、呼吸がしにくくなり息が荒くなります。
アヒルの鳴き声のようなガーガーという呼吸音がするのが特徴です。また、咳が出たりゼーゼー喘鳴音がします。
症状が軽い場合には、涼しい場所に安静にするようにして下さい。
症状が重い場合やチアノーゼを起こしている場合には、病院受診をしましょう。

僧帽弁閉鎖不全症

僧帽弁閉鎖不全症とは、心臓にある僧帽弁という部分が変化を起こし、その機能が低下してしまうという病気です。
僧帽弁とは、心臓の左心室の血液が左心房へ逆流することを防ぐ役割を果たしています。
正常に働かなくなると、浅くて速い呼吸をしたり、痰を吐くような咳がでるようになります。
呼吸困難になってしまったり、チアノーゼを起こしている場合には、早急に病院受診をしましょう。

気胸

気胸は、肺の中に溜まった空気が多すぎて肺が膨らまなくなる病気です。肺が膨らまないと、呼吸困難になる恐れがあります。
交通事故などの外傷が主な原因ですが、腫瘍や肺炎から気胸になることもあります。
呼吸困難を起こしている場合には、出来るだけ早く病院受診をしましょう。

胸水

気胸は空気が溜まるのに対して、胸水は液体が溜まります。
症状は、気胸と同じく肺が膨らまなくなることによって、呼吸ができなくなり、胸を大きく動かして呼吸するようになります。
心疾患、腫瘍、炎症が原因の病気です。
悪化すると、呼吸が出来なくなる可能性があるので、早めに病院に行きましょう。

軟口蓋過長症

上あごの奥に、軟口蓋という柔らかい部分があります。その軟口蓋が伸びることで気道を塞いでしまい、呼吸をする時にガーガーという音を立てます。
症状が進むと、興奮した時に呼吸困難になってしまったり、チアノーゼを起こすことがあります。
特に、短頭種であるパグ、ブルドック、シー・ズーなどに多く見られる病気です。チワワやヨークシャー・テリアなどにも起こります。
症状が軽い場合には、涼しい場所で安静にして様子を見ましょう。
チアノーゼを起こしている場合には、できるだけ早く病院に行きましょう。

熱中症

熱中症になると、ハアハアと息が荒くなりとても苦しそうになります。熱を逃して体温を下げるために、パンティングをします。
熱中症に注意しなければならないのは、夏だけではありません。
冬もエアコンの温度設定を高くしすぎたり、こたつの中に入ってしまったりすると熱中症になる危険性があります。
熱中症になったら、涼しい場所で体を冷やし、水分補給をして安静にしましょう。
熱中症は命にかかわるので、症状が治まらない時には、病院へ行きましょう。

フィラリア症

蚊が媒介するフィラリアに感染すると、心不全を起こしたり、肺の血管が詰まったり狭くなるため、咳が出たり呼吸困難になったりします。
また、腹水がたまってお腹が膨れたり、赤い尿が出ることもあります。これらの症状が出た場合には、病気が進行しているので、出来るだけ早く病院に行きましょう。

横隔膜ヘルニア

事故などの外傷によって起こるもので、苦しそうな呼吸をします。横隔膜ヘルニアは、横隔膜に穴が開いてしまい、お腹の内臓が胸の中に入ってしまうものです。
中には生まれた時から、横隔膜が欠損をしている事もまれにあります。
生まれた時から横隔膜が欠損している場合には、症状が出ない事があります。
呼吸困難を起こしている場合には、できるだけ早く病院へ行きましょう。

逆くしゃみ

息を吐き出すくしゃみとは逆に、鼻や口から空気を一気に吸い込む現象を「逆くしゃみ」と言います。
ブーブー、フガフガなど大きな音を鳴らして息を吸い続けますが、数秒で止まり元気になります。
逆くしゃみをした時には、落ち着くのを待ちましょう。
もし気絶したりチアノーゼが出た場合には、気管虚脱や軟口蓋過長症の可能性があるので、病院へ行きましょう。

まとめ

暑い日や散歩の時に、犬が舌を出して、ハアハアと呼吸を荒くしている姿を見ることはよくあります。
しかし、苦しそうにしていたりチアノーゼが出ていたら、病気のサインかもしれません。

日頃から、愛犬の様子をよく観察することが大切です。
いつもと様子が違うと感じたら、出来るだけ早く病院で診察を受けるようにしましょう。