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ビーグルにかまれた飼い主が意識不明の重体!ビーグルの噛み癖に注意!

2021年4月4日鹿児島県で飼い犬のビーグルの雑種との散歩中に、飼い主の男性がかまれるという事故が発生しました。

たまたま通りかかった人が通報し、警察と救急車が駆け付けたところ、飼い主の男性は出血し倒れていたとのことです。

ビーグルは、飼い主さんにケガを負わせてしまうほど気性の荒い犬種なのでしょうか?

 

ビーグルにかまれた飼い主が病院へ搬送

飼い主にケガを負わせたビーグルの雑種

写真引用元:nipponn.com https://www.nippon.com/ja/news/fnn20210404164850/

2121年4月4日の午前、鹿児島県薩摩川内市で鬼塚正市さん(54)は、飼い犬のビーグルの雑種と散歩していたところ、左腕と右耳をかまれました。

偶然近くを通りがかった人に助けを求め、病院に搬送されましたが意識不明の重体です。

鬼塚さんは犬の散歩が毎朝の日課となっており、いつものように散歩に出掛けたのですが、自宅から400メートルほど離れたところで飼い犬にかまれました。

救急車が到着した時、鬼塚さんは意識不明の重体で出血性ショックの可能性もあると言います。

 

通行人が通報した時、鬼塚さんをかんだビーグルの雑種は鬼塚さんの周囲をウロウロと歩いていたのですが、消防や警察が駆け付け周囲が騒然となると現場から逃げ出しました。

その後、鬼塚さんの妻が探したところ現場付近で捕獲されました。

発見された際に、犬のリードは外れていたそうです。

 

飼い主に大ケガを負わせた犬とは?

ビーグルの後ろ姿

鬼塚さんの飼い犬は、ビーグルの雑種とみられています。

犬の体高は約50cm、体長は1メートル弱のオスで年齢は推定6歳です。

保健所にいた保護犬だった犬を4年ほど前に鬼塚さんが譲り受けたということです。

実は、去年も散歩中に同じ犬に肘を噛まれて治療したことがあるということが、警察の調べでわかっています。

 

ビーグルってどんな犬?

立っているビーグル

飼い主にケガを負わせた犬は、ビーグルの雑種とみられているので、ビーグルがどんな犬なのかご紹介していきます。

ビーグルの歴史

ビーグルの祖先は、古代エジプト時代に存在していたグレイハウンドと考えられています。

ローマ帝国の侵攻や交易によってヨーロッパに渡り、15世紀頃のイギリスではウサギ狩りに使用されました。

その後も狩猟犬として人間のパートナーとしての歴史を歩み、品種改良が進んで1890年にイギリスで犬種登録がなされました。

 

ビーグルの大きさ

ビーグルはイギリス原産の小型犬です。

オス・メス共に体高は33cm~40cm、体重は8~14kg程度です。

体は小さいのですが、筋肉質でがっしりとした体格です。

 

ビーグルの被毛

ビーグルの被毛は、ふわふわのアンダーコートとツヤのあるオーバーコートのダブルコートです。

被毛の色は、ハウンドカラーと呼ばれる白色、褐色、黒色の3つの斑が代表的です。

なぜこのような被毛の色になったかというと、狩猟犬として野山を駆け回る時に目立つように改良されたためと言われています。

 

ビーグルの性格

ビーグルはとても温厚な性格ですが、やんちゃで活発・甘えん坊な一面もあります。

狩猟犬として人間のパートナーとしての歴史が長いのですが、攻撃性が低く仲間として認識すれば人間はもちろん、猫や家畜などに対しても友好的です。

臭覚が非常に優れているため、空港などで国内への持ち込みが禁止されている肉や果物などが不法に入ってこないように、防ぐための仕事をしている犬、動植物探知犬として活躍しています。

YouTubeで人気急上昇の「クンくん」!動植物検疫探知犬とは?

ビーグルのしつけ方

テニスボールを噛んでいるビーグルの子犬

ビーグルのしつけで気を付けなければならないのは「吠え癖」と「噛み癖」の2つです。

ビーグルの吠え癖

ビーグルの吠え癖は、狩猟犬としての本能から来ています。

獲物を捕まえたことをご主人様に教えるために、大きな声で吠えるように教えられて来ました。

そのため、吠え癖がつきやすいのです。

警戒心が強く宅配便や来客時のチャイムの音や、散歩時に車やバイクの音に対しても過剰に反応し、吠えてしまうことが多くなってしまいます。

ビーグルは頭が良く学習能力があるので、きちんとしつけを行えば吠え癖を治すことは可能です。

 

ビーグルのしつけ方法としては、飼い主さんがリーダーであるということを教える必要があります。

大きな声で吠えた時には「ダメ」ときちんと教えましょう。

犬が要求吠えをしている時には、無視をして下さい。

犬が吠えた時に構ってしまうと、吠えれば構ってもらえると勘違いしてしまうからです。

吠え癖を治すには時間がかかってしまうこともありますが、途中であきらめずに根気よく続けて下さい。

 

ビーグルの噛み癖

ビーグルの噛み癖は、吠え癖と同様に狩猟犬としての本能から来ています。

小型犬なので体は大きくありませんが、筋肉質であごのちからは相当な強さがあることも、狩猟犬であったためです。

興奮してしまうと本能的に噛んでしまうので、子犬の時から噛み癖がつかないようにしっかりとしつけを行う必要があります。

 

噛み癖をつけないためには、上下関係をはっきりして犬との信頼関係をしっかりと築く必要があります。

甘噛みであっても、飼い主さんを絶対に噛んではいけないことを教えてあげましょう。

子犬期の歯が生え変わる時期に、口の中に違和感があったりむずがゆくて噛んでしまう場合があります。

その時期だけ、何か1つだけ噛んでも良い物を与えて、他のものを噛んだ時には「いけない」とはっきりと教えてあげましょう。

【ドッグトレーナー解説】犬の噛み癖は3種類!タイプ別噛む理由とその改善方法【具体的にご紹介】

 

まとめ

飼い犬であるビーグルの雑種にかまれた男性は、意識不明の重体に陥っています。

犬がかんでしまった原因はわかっていませんが、飼い主さんと犬との間にきちんと信頼関係が築けていなかったのではないかと考えられています。

犬は人を噛んではいけないということを知りません。

飼い主さんが愛犬に責任を持ち、愛情を持ってしつけを行うことでこのような事故を防ぐことが出来ます。

犬を迎え入れたその日から、きちんとしつけを行いましょう。

 

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