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コロナよりも恐ろしい?!狂犬病の犬に咬まれた男性が死亡!狂犬病とは?

コロナよりも恐ろしい?!狂犬病の犬に咬まれた男性が死亡!狂犬病とは?

2020年6月15日、狂犬病に感染している犬に咬まれた男性が死亡したと、愛知県豊橋市が発表しました。
日本で、狂犬病による死亡が確認されたのは、なんと14年ぶりです。
狂犬病とは、どのような病気なのでしょうか?
狂犬病に感染している犬に咬まれた場合の致死率はどれくらいなのでしょうか?

狂犬病を発症した男性が死亡

2020年2月にフィリピンから入国した外国籍の男性が、狂犬病に感染し6月13日未明に死亡しました。
死亡した男性は、2019年9月ごろ、フィリピンで犬に足首を咬まれましたが、病院へは行きませんでした。
しかし、5月に入ってから、脱水症状や、腹痛、嘔吐などの症状が出た為、豊橋市の医療機関を受診しました。
国立感染症研究所に検体を送り、検査したところ、国内で14年ぶりとなる狂犬病を発症している事がわかりました。
男性は、豊橋市内の病院に入院し治療を受けていましたが、6月13日に死亡しました。

コロナより恐ろしい病気「狂犬病」

狂犬病とは?

狂犬病は、狂犬病ウイルスを保有する犬、猫、およびコウモリを含む野生動物に咬まれたり、引搔かれたりしてできた傷口からの侵入、および極めて稀ではあるが、濃厚なウイルスによる気道粘膜感染によって発症する人獣共通感染症である。

世界保健機関(WHO)によると、全世界で毎年3万5千~5万人が狂犬病によって死亡している。狂犬病はアジアでの発生が大部分で、アジア、アフリカでは狂犬病の犬から多く感染している。
しかし、日本での狂犬病は1957年以降発生しておらず、この間、1970年にネパールで野犬に咬まれ発症し死亡した症例があるのみである。
(引用元:NIID 国立感染症研究所 )

コロナよりも恐ろしい理由

狂犬病は、犬などの動物に咬まれる事で感染する病気ですが、発症するとほぼ100%死亡するという恐ろしい病気なのです。
狂犬病は、日本では既に撲滅されていますが、世界中で未だに多くの人が命を奪われています。

狂犬病は、狂犬病ウイルスに感染することで起こります。
狂犬病ウイルスに感染した動物に咬まれると、咬まれた傷口から狂犬病ウイルスが体に侵入して、人の筋肉などで増殖します。
増殖した狂犬病ウイルスは、脳にまで移行します。
一般的に、狂犬病ウイルスが増殖して、症状が現れるまでの潜伏期間は1~3か月と言われています。
しかし、短い場合には数日、長い場合には数年かかる場合もあります。
1957年以降、日本での狂犬病の自然発生は見られません。
しかし、今回のように海外で狂犬病に感染し、帰国後に発症した人が3人います。
残念ながら、感染した3名は死亡しており、致死率が高い恐ろしい感染症のひとつである事がわかります。

狂犬病の症状

狂犬病の初期症状は、風邪に似ています。
発熱、頭痛、悪寒や筋肉痛などの症状が1週間~10日程度続きます。
その後、幻覚や錯乱などの意識障害が現れます。

特徴的なのは、恐水症です。
水を飲むことを怖がったり、水が怖くて手が洗えなくなったりします。
そして、けいれんや全身麻痺、不整脈などの症状が現れて、全身の臓器に障害が起こり、死亡します。
発症してしまうと、致死率はほぼ100%です。

日本で狂犬病が撲滅した理由

今回、日本で14年ぶりに狂犬病による死亡者が確認されましたが、日本では狂犬病が撲滅しています。

なぜ?どのようにして狂犬病を撲滅することが出来たのでしょうか?
日本では、飼い犬に1年に1回、狂犬病予防のワクチン接種が義務付けられています。
犬の個体識別のためのマイクロチップの挿入も義務化されました。
ワクチン接種の証明書がないと、ドッグランやトリミングサロンなどを利用できない場合があります。
また、他国から狂犬病を持ち込ませないために、万が一感染していた場合には、潜伏期間の180日間待機しなければ、日本に入国することは出来ません。
狂犬病に対する徹底した対策が取られているため、撲滅を実現したのです。

狂犬病に感染しない為の予防方法

狂犬病流行地域に渡航する前の注意点

渡航中には、むやみに動物に手を出さないようにしましょう。
万が一、動物に咬まれてしまった場合には、すぐに傷口を石鹸を使ってよく洗って下さい。
その後、出来るだけ早く病院受診をし、傷の手当と狂犬病のワクチン接種を受けて下さい。
帰国後には、必ず検疫所に申し出て下さい。

狂犬病は、発症してしまうと致死率がほぼ100%の恐ろしい病気ですが、予防のためのワクチンがあります。
狂犬病流行地域に渡航する前に、ワクチンを接種することで、予防することが可能です。
狂犬病のワクチンは3回接種することで、抗体が出来ると言われています。
また、抗体が出来ると2年間は効果が持続します。

犬を飼っている人が気を付けること

日本では、犬の飼い主には、飼い犬に毎年狂犬病予防接種を受けさせる事を義務づけています。
犬を飼う際には、飼い犬の登録と予防接種を必ず行いましょう。

まとめ

狂犬病は、発症するとほぼ100%の確率で死に至る、恐ろしい病気です。
狂犬病は、日本では既に撲滅されていますが、全世界で毎年3万5千~5万人が狂犬病によって死亡しています。
万が一、渡航先で犬などの動物に咬まれた場合には、早急に病院を受診し傷の手当と狂犬病のワクチン接種を受けて下さい。