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犬のシャンプーの仕方のコツと頻度とシャンプー時の注意点

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犬のシャンプーは、どれくらいの頻度で行っていますか?汚れた時だけでなく、定期的に1ヵ月に1回くらいはシャンプーをする必要があります。あまり頻度が多すぎてしまうと、肌が乾燥してしまう原因になってしまいます。また、シャンプー剤選びにも注意が必要です。詳しいシャンプーの仕方や、注意点をまとめました。

シャンプー時の注意点

まず最初に、シャンプーをする時の注意点からご紹介しましょう。

☆時間
長時間のシャンプーは、犬の体に負担がかかってしまいます。なるべく短時間で終わらせてあげましょう。

☆シャンプー剤
シャンプー剤は、犬専用の物を使用してください。もし、薬用シャンプーを使用する場合には、病院の指示に従いましょう。

☆シャンプーを嫌がる
シャンプーが嫌いな犬もいます。嫌がる場合には、少しずつ慣らしながら行いましょう。

☆体温チェック
シャンプーをする前には、体温を測りましょう。異常がなければ実施するようにしましょう。

☆無理をしない
シャンプーは、思っている以上に犬の体力を消耗します。体調がすぐれない場合には、やめましょう。

シャンプー時に使用するもの

・シャンプー剤
・トリートメント(リンス)
・泡立て用のスポンジと桶
・ドライヤー
・バスタオル2枚くらい(大きさによって異なります)
・ブラシ

シャンプーの仕方

1.ブラッシング

犬の体を洗う前に、まずは全体的にブラシをかけて無駄な毛を取り除きます。この作業を行うことで、シャンプーや乾かす時間の短縮になります。

2.体を濡らす
シャワーの温度は人肌程度に設定してください。犬の平均体温は、38.5~39.0度と人間よりも2度以上も高いです。シャワーの温度が高いと、具合が悪くなってしまうことがあるので、ぬるめで行いましょう。
体を濡らす順番は、背中→足→尻尾→お尻→顔です。
シャワーヘッドを犬にくっつけて、毛の根本までしっかりと濡らします。もし、シャワーの音や水圧を嫌がる場合には、水圧を弱めにして徐々に慣らしましょう。
肛門腺絞りは、臭いが強いので、シャンプーの前に行います。絞った後は、すぐにシャンプーを付けてしっかり洗い流しましょう。
顔は、一番嫌がる場所なので慣らしながら行っていきましょう。顔を洗う際のコツとしては、耳や鼻に水が入らないように、犬の顔を上に向けて、水圧は弱めで行うことです。

3.シャンプー(2回)
シャンプー剤は、泡立てて使います。液体を直接体に付けるのはNGです。泡立ててから使った方が、汚れが落ちやすくシャンプー剤の節約にもなります。

泡立て方

①桶にシャンプー剤を適量入れる。

②シャワーを強めにかけ泡立たせる。

③スポンジを桶の中でモミモミしてさらにきめ細かい泡を作る。

④泡立てた泡を洗いたい部分に付け洗っていく。

泡を使って、指の腹で優しくワシャワシャと洗いましょう。爪を立てずに、毛の根本部分の油分を落とすイメージで洗っていきます。体を濡らす時と同様に、顔を洗う際には目に入らないように顔を上に向かせた状態で洗います。

4.すすぐ
全身を洗ったら、シャンプー剤を流します。まずは、顔からです。洗った時と同様に、目、耳、鼻に水が入らないように注意しましょう。もし目に入ってしまったらすぐに洗い流し、耳の場合には身震いさせましょう。

5.シャンプー2回目
6.すすぎ2回目

※5.6.は、必要に応じて行いましょう。1回目は大きな汚れを落とし、2回目は細かい汚れを落とします。
1回だけ行う場合には、細かい汚れまで落とすイメージでしっかりと洗いましょう。

7.トリートメント(リンス)
トリートメントは、体に直接付けます。体全体になじませたら、シャンプーと同じ手順で流します。
トリートメントは、シャンプーと違いヌルヌルしています。しっかり洗い流すようにしましょう。流し残しがあると、皮膚病の原因になる可能性があるので注意してください。

9.身震いさせる(2~3回)
タオルで体を拭く前に、2~3回身震いさせます。犬の耳に「ふっ」と息を吹きかけると身震いします。

10.タオルで水分を拭き取る
バスタオルを使って、しっかりと水気を取ります。ここで水分をどれだけ取るかによって、ドライヤーで渇かず時間に大きな差が出ます。

11.ドライヤーを使い乾かす
洗った時と同じ手順で、ドライヤーを使って乾かします。ドライヤーは振って風を当てるのではなく、一箇所ずつ確実に乾かしてから次へ移ります。ドライヤーは、犬の体から30cm以上離して低温火傷をしないように、十分注意しながら乾かします。また、顔を乾かす時には、正面から顔に直接風を当てると、目が乾燥してしまうので、注意が必要です。
全身乾かしたら、再度ドライヤーの冷風をかけながら、乾かし残しが無いかチェックしてください。
特に、耳の付け根・脇・内股・お尻・尻尾の付け根・足先・足の裏が、乾かし残しの多い部分です。

12.ブラッシング
毛のもつれや毛玉が無いかを確認するために、全身にブラシをかけます。

13.耳掃除(水気を取る)
耳に水が入っているかもしれないので、綿棒やティッシュなどを使って、見える範囲の水気を拭き取りましょう。

まとめ

犬のシャンプーの仕方やコツなどをご紹介しました。犬はあまり汗をかかないので、1ヵ月に1回の頻度で行いましょう。また、思っている以上い体力を消耗するので、体調の良い時に行うようにして下さい。