犬は自然が大好き!一度キャンプに連れていってみてはいかがでしょうか。普段きちんとお散歩させている場合でも、キャンプにはまた違った味わいがあります。ただ、ちゃんと準備してからでないと「犬の私のストレスを解消するつもりが、かえってストレスをためてしまった……」という事になり得るので注意が必要です。
犬とキャンプするならどんなキャンプ場がいいの?
愛犬とストレスフリーでキャンプを楽しむためにも、まずはキャンプ場選びからこだわりましょう。
「犬の入場可」なキャンプ場を選ぶ
「広いからどのキャンプ場でも大丈夫では?」と感じるかもしれませんが、実はそうでもありません。犬の入場ができないキャンプ場も多いので気をつけてください。
ではキャンプ場のルールは?
無事に「犬の入場OK」のキャンプ場が見つかっても、キャンプ場ごとにルールがあるので確認しなくてはなりません。
特に厳しいところだと、施設内の散歩さえできない場合があります。
「できれば自宅に置いてきてほしいですけどね……。まあ、一応犬も連れてきていいですよ……」というくらいのスタンスですね。
これでは、犬にとっては楽しくなく、「キャンプ場に連れてくる&キャンプ場でじっとしているストレス」しか感じられない可能性があります。
犬歓迎のキャンプ場が一番いい!
実は「犬歓迎」のキャンプ場もあります。
そういったキャンプ場には、犬用のアトラクションや施設がある場合が多いです。
また、他の利用者も大半が犬などの動物を連れているはずなので、ストレスなく気楽に楽しめるはずです。
また、敷地内の一部を柵で囲んだ「犬のフリーエリア」を設けているキャンプ場もあります。
どんなキャンプ場を使うにしてもできるだけ犬にリードをつけて飼い主さんが制御すべきですが、フリーエリアであれば首輪を外して自由に走らせても構いません。
基本的にはインターネットでキャンプ場を探すことになるかと思います。
ただ、実際に利用してみないと分からない部分もあるので、ご友人に「犬とのキャンプ経験者」がいる場合は、おすすめのキャンプ場がないか聞いてみるのもアリですね。
犬と飼い主さんの両方のストレスを軽減するための持ち物は?
犬と飼い主さん。
どちらかではなく、両方がストレスフリーでキャンプを楽しむことが大事ですよね。
そのための持ち物を紹介します。
(テントやドッグフードなどの基本的なものはここでは省略します)
ペット用防臭袋
キャンプ場で発生した犬の排泄物などに関しては、
- いつでも捨てられる
- 帰るときにしか捨てられない
- 自宅に持ち帰る
の3パターンがあります。
1つ目ならまだしも、2~3つ目については「臭い対策」を真剣に考えないと、臭いのせいで飼い主さんが多大なストレスを感じることになります。
だからこそ「ペット用の排泄物処理袋」を持参しましょう。
200~250枚入りで1500~3000円くらいが相場です。
想像以上に臭いをシャットアウトできるので、ストレスなく管理できるはずですよ。
キャンプとは関係なく、普段からストックがあると何かと便利です。
犬用コット
これは犬側のストレス対策ですね。
ピンとこない人は「コット」で画像検索してみてください。
これがあると犬が地面に転がることがなくなるので身体が汚れません。
また、犬は人間とは比べ物にならないくらいに「地面の熱」の影響を受けますが、コットがあれば「寒さ対策」と「暑さ対策」の両方ができます。
ハンディーシャワー
「機能性の高いじょうろ」のようなものだと考えてください。
利用するにはペットボトルなどが必要なので併せて用意しましょう。
これがあると、ワンちゃんの尿などを流しやすくなります。
また、もちろんハンディーシャワーで水を飲ませることも可能です。
キャンプでストレスなく犬を寝かせるコツは?
テントの中がおすすめです
よほどしつけが行き届いたワンちゃんであれば外で寝かせても良いかもしれません。
ですが、普段とは違う状況ですから、犬にとって大きなストレスになる可能性があります。
ですから、基本的にはテントの中で飼い主さんと一緒に寝るべきでしょう。
犬が快適に&安心して寝るために用意すべきものは?
「人間と一緒の寝袋で寝る」というのは無理があります。
飼い主さんの寝相が悪ければ、ワンちゃんに体重がかかって危険な状態になるかもしれませんよね。
ですから、テントの隅などにクレートやワンちゃん用のベッドを用意してそこで寝かせましょう。
あとは、温度調整も重要です。人間よりも繊細ですから、
- 夏:小さな扇風機
- 冬:毛布、カイロ、小さな湯たんぽ
などを準備しましょう。
テントの性能によっては内部にかなり熱がこもるかもしれないので、特に夏場は気をつけてください。
また、扇風機についてはできる限り音が小さいものを選びましょう(犬の耳は非常に敏感です)。
日帰りも検討しましょう
愛犬と安全に一夜を過ごす自信がない場合は、日帰りキャンプも検討しましょう。
「犬にとって楽しそうだけれど、それよりも安全を優先する」というのも飼い主さんの義務ですよね。
まとめ
犬とのキャンプでのストレス対策。個人的に一番困りやすい&見落としがちなのが「臭い対策」だと思います。排泄物に関してはもちろんですが、「テントで一緒に寝るときに普通に犬の体臭が気になる」ということもあり得ます……。万全を期すなら、キャンプの前日くらいにお風呂に入れておくことをおすすめします。
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