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犬のコーギーについて知りたい!どんな性格?飼いやすい?

コーギーには、どのようなイメージをお持ちでしょうか?
ふっくらとした体に短い足がとても可愛い印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
街中で見かけることが多く、常に人気が高い犬種ですが、飼いにくいという話もあります。
では、実際にコーギーはどのような性格なのでしょうか?
コーギーの性格や飼いやすさについて、ご紹介します。

コーギーの歴史について

コーギーは、イギリス原産の犬種で、体高25~30cm、体重9~12kgの中型犬です。

コーギーの歴史はとても古く、紀元前1200年頃に中央アジアからヨーロッパに渡来したケルト民族によって、ヨーロッパに持ち込まれたと、言われています。
原産国のイギリスでは、古くから牧畜犬として活躍をしてきました。

コーギーは、自分よりも大きな体の牛の足に噛みついて、誘導します。
体高の低さを活かして、牛の足の間を素早く走り回って、牛の誘導をしてきました。

コーギーは、生まれるとすぐに「断尾」と言って尻尾を切ります。
これは、牧畜犬として働くために必要な事で、牛の脚の間を走り回る際に、牛にしっぽを踏まれないようにするためです。

20世紀の初期にはドッグショーに出場するようになりました。

当初は、コーギーはドッグショーにおいて、人目を引く犬種ではありませんでした。

しかし、ブリーダーによって品種改良が重ねられ、現在のタイプのコーギーは生まれました。
現在の愛らしい姿が王族の目にとまり、牧畜犬であったコーギーは、王室で飼育されるようになりました。

ジョージ6世やエリザベス2世の愛犬となり、格式高い犬になった事から、世界中で愛される犬種の1つとなり、現在でも人気のある犬種なのです。

コーギーの種類

コーギーには、「ウェルシュコーギーペンブローク」と「ウェルシュコーギーカーディガン」の2つの種類があります。

コーギーは、日本では不動の人気を誇る犬種で街中でもよく見かけますが、原産国のイギリスでは、絶滅の恐れがあるイギリス原産犬種のリストに入るほどで、ヨーロッパでは珍しい犬種です。

ウェルシュコーギーペンブローク

一般社団法人ジャパンケネルクラブの2019年犬種別犬籍登録頭数によると、ウェルシュコーギーペンブロークは、4,052頭です。

コーギーの総登録頭数が4,138頭なので、日本の街中で見かけるコーギーのほとんどが、ウェルシュコーギーペンブロークという事になります。
性格は、牧畜犬として活躍してきた歴史から、とても活発で運動能力も高くタフな性格です。

人間のパートナーとしての歴史も長く、賢い性格です。
多少興奮しやすく、落ち着きがないところもあります。

ウェルシュコーギーカーディガン

日本での登録件数が86頭なので、ウェルシュコーギーペンブロークと比較すると、街中で見かけることはほとんどないでしょう。
また、外見的にも尻尾が長く、体型ががっしりしています。

ウェルシュコーギーペンブロークと同様に、牧畜犬として一日中家畜を追い回していたので、運動能力が高くてタフな性格です。

警戒心が強いため、他の犬に対して攻撃的になることがあるので、多頭飼いにはあまり向いていません。

コーギーの性格について

コーギーは、警戒心が強く縄張り意識も強いため、吠えたり噛んだりしやすい傾向にあるため、性格が悪いと言われてしまう事があります。
実際には、どのような性格なのでしょうか?

賢い

コーギーは、牧畜犬として牛や羊をを誘導できるほど賢い性格です。
人間の指示をよく理解し、牧羊犬として自分よりも大きな体の牛や羊を追い回すという仕事をしてきました。

賢いからこそ、しつけをしっかりと行わずにわがままを聞いてしまったり、飼い主さんに落ち度があると、飼い主さんよりも自分の方が優位に立っていると勘違いしてしまう事があります。

飼い主さんの指示をきちんと理解することが出来る賢い性格だからこそ、毅然とした態度でいることが大切です。

攻撃性が高い

コーギーは、少し攻撃性が高いところがあります。
コーギーは、牧畜犬として牛や羊を誘導するために、足の間を走り回り、足に噛みついて誘導してきました。

牧畜犬としての歴史が長くしっかりと仕事をこなしてきたからこそ、攻撃性が高い性格なのです。
しかし、きちんとしつけを行えば、むやみに攻撃をすることはないので、ご安心下さい。

愛情深い

飼い主さんに対して、とても愛情深い性格です。
飼い主さんの言う事をきちんと聞くことができ、人間のよきパートナーになってくれます。

短い足にふっくらした体という姿だけでも可愛いのに、愛情深く、甘え上手な部分もあるので、つい甘やかしたくなってしまうかもしれません。

好奇心が旺盛

コーギーは、好奇心が旺盛な性格です。
床などコーギーの手の届く場所に大事な物を置いておくと、イタズラをされてしまう可能性が高いと言えます。

コーギーには悪気はなく、好奇心旺盛な性格から、興味を持ってしまうのです。
イタズラをされて困る物は、床などコーギーの手が届く場所に置いておくのは、辞めましょう。

飼い主さんに忠実

飼い主さんに忠実な性格なので、古くから人間のパートナーとして牧羊犬として働いてきました。
牧畜犬として働かなくても、飼い主さんには忠実です。

しかし、攻撃性が強い性格なので、初対面の人には懐きません。

まとめ

コーギーは、牧畜犬として古くから人間のパートナーとして飼育されてきたため、攻撃性が強く縄張り意識の強さから、吠えたり噛んだりする傾向にあります。
そのため、飼育し難いと思われてしまいますが、しつけをしっかりと行えば、問題はありません。
実際は、とても賢い性格で、飼い主さんに従順で愛情深く、甘え上手な犬種です。
しっかりとしつけを行えば、よきパートナーになってくれる事、間違いなしです。