いつも私たちを癒してくれる存在の愛犬。言葉が話せない分、会話をして確かめることは出来ませんが、一緒に生活をする上で、信頼関係を築くことはとても重要です。しつけをしても、信頼関係がきちんとできていないと、なかなか言うことを聞いてくれません。では、どのようにして信頼関係を築けば良いのでしょうか?愛犬との信頼関係を築くためのコツをご紹介します。
愛犬に信頼されるためには?
犬との信頼関係を築くための重要なポイントの一つは「愛情」です。愛犬からの信頼を得るためには、時間がかかります。日々の積み重ねが大切です。では、具体的にどうすればよいのでしょうか?
1.スキンシップをはかる
犬は、好きな人とスキンシップをとることが大好きです。飼い主さんは、積極的にスキンシップをとるようにしましょう。忙しくて、なかなか長い時間がとれなくても大丈夫です。優しく撫でてあげるだけでOK です。もし、撫でられるのを嫌がったら無理に触らないようにしましょう。犬がリラックスしている状態の時を見計らって、背中を「気持ちいいね」などと声をかけてあげながら撫でてあげましょう。信頼を得られるようになると、自分からお腹を見せてきたり、気持ちよさそうに目をとろんとさせたりします。
注意点として、犬は手足や尻尾を触られるのを嫌がるので、嫌がる場所は触らないようにしましょう。
2.犬の気持ちを理解する
犬は、しゃべれないので犬の気持ちを理解することはなかなか難しいかもしれません。しかし、会話は出来なくても、しぐさや行動で飼い主さんに何かを伝えようとすることがあります。愛犬をよく見て観察して、気持ちを読み取ってあげるようにしましょう。たとえば、犬があくびをしていたら、リラックスをしている証拠ではありません。それはストレスを感じているというサインです。何か不安に思うことがあったり、落ち着かないということを意味しています。犬がリラックスできる環境を作ってあげましょう。
3.犬の嫌がることをしない
相手が嫌がることをすると、嫌われてしまうのは、人間と一緒です。信頼を得るどころか、ストレスを与えてしまいます。
具体的に犬が嫌がることとは、
・尻尾を触ったり、引っ張ったりする
・大きな声で怒鳴る
・無理やり抱っこする
・叩く
などが挙げられます。犬の気持ちを考えて接するようにしましょう。
その他
犬は、言葉を話すことが出来ませんが、飼い主さんの言葉を理解することが出来ます。犬は、話をちゃんと聞いています。いつも「かわいいね」「いいこだね」と話しかけてあげると、うれしい気持ちになります。飼い主さんからの愛情が伝わり、信頼度も上がるのです。
まとめ
愛犬からの信頼を得るためには、ある程度の時間がかかります。ご紹介したように飼い主さんが愛情を注いであげると、自然に信頼関係を築くことが出来ます。少しの時間でもいいので、スキンシップをはかったり、話しかけたりして愛情を注いであげましょう。