トイレトレーニング中に、トイレシートからおしっこがはみ出してしまう事は、よくあります。
トイレの隅っこに排せつしてしまう、「惜しい!」という状態って、がっかりしてしまいますよね。
また、名前を呼んでも来てくれないのも、飼い主さんとしては悲しくなってしまいます。
そこで、絶対に失敗しなくなるトイレトレーニングの方法と、呼ぶと来てくれるようになる為の正しい方法をご紹介します。
【呼んでも来ない】トイプードル 6ヵ月 オス トイレシートからはみ出る 【オイデの指示語を教えよう!】
【お悩み】
トイレシートからはみ出る
呼んでも来ない
【ご相談者】
東京都のかた
【犬種】
トイプードル
6ヵ月
オス
【LINE無料相談】の回答になります。
同じようなお悩みをお持ちの方もおられると思います。
是非、最後までご参考ください。
お困りごとの内容
時間でトイレに連れて行くと、8割程度はトイレに排泄できるのですが、トイレの隅っこに排泄するため、トイレからはみ出ることがほとんどです。
まだ、こちらからサークルに連れて行かないと、どこでも排泄してしまう感じです。
あと、名前を呼んでもおいでと言っても来ないです(笑)
おやつなどを使って名前を呼んで、おいでの練習もしています!
それにしても1番困っているのはトイレです!
失敗しない!トイレトレーニングの方法
トイレの失敗の原因
生後6か月なので、ある程度のトイレの我慢は出来るようになっています。
頂いている写真を見ると、サークルの中にクレートとトレーの中にレギュラーサイスのシートが敷いてあるトイレ、水のみ場があります。
トイプードルのスペースとしては、広すぎます。
トレーでトイレをするけど、隅っこでしてしまうという事は、とても多いです。
トレーに足を掛けているけど、後脚が入っていなくてはみ出てしまったり、逆に後ろ足が入っているのに前脚が入っていないなどの失敗は、よく見られます。
失敗の原因は、犬任せになってしまっている事です。
そこは、人間が手取り足取り教えてあげなければ、シートの真ん中でするという習慣はついてきません。
未だ、トイレのしつけが不安定な状態ではないかと思うので、シートの中でするように教えて行きましょう。
サークルの広さ、大きさ
多くのペットショップでは、広いサークルを勧められます。
トイレと寝床を同じサークル内に設置する事が多いのですが、犬のしつけハグでは寝床とトイレは別にすることを推奨しています。
一般的なサークル選びの基準としても、大きければ大きいほどよいという訳ではありません。
犬が落ち着く広さであることが、ベストです。
犬の管理にお勧めの2つの場所
犬を一括管理するのではなく、クレートというプラスティックの入れ物と、サークルに設置するトイレという感じで、完全に分けて管理することをお勧めします。
■クレート
管理の仕方としては、クレートの中では一切排せつをさせないで、我慢をさせるようにします。
クレートはサイズ選びが重要です。
大きすぎると中で動き回ってしまい、代謝を上げてしまうので、犬のサイズに合ったモノを選びましょう。
適切な大きさとしては、犬が中に入った時に、方向転換が出来ないくらいの大きさです。
クレートの中ではトイレは我慢して、大人しく過ごすようにします。
■サークル
サークルは、レギュラーサイズのシート位の大きさの場所を囲ってあげましょう。
トイレの中に入ったにもかかわらず、排せつを失敗してしまうのはかなり惜しい事なので、成功しかできないように、周りを全て囲ってあげましょう。
シートの周り全てが囲ってあれば、失敗をすることは出来ません。
徐々にサークルを外して頂いたり、3面あった囲いを2面にして頂くなど、最終的にはトレーの中にシートを1枚だけ敷いた状態の所でおしっこ・うんちが出来るようにして下さい。
必ずシートの上でおしっこ・うんちをする習慣をつけましょう。
- クレートの中ではおしっこ・うんちを我慢する
- サークルの中でおしっこ・うんちをする
- おしっこ・うんちを済ませたら、外に出られます
という習慣をつけて頂く事で、よりトイレの認識をしやすくなります。
呼んでも来ない
おやつを使った呼び戻し
おやつを使って犬を呼び戻しする事は、悪くありません。
最終的には、おやつが無くても、「おいで」と呼んだだけで来てくれるように教えましょう。
また、おやつの与え方にも注意が必要です。
犬におやつをあげる時には、「おいで」と呼んで来たらおやつを挙げて褒めるという行動パターンだと、犬はおやつの事で頭がいっぱいになってしまい、褒められても頭に入ってこなくなります。
順番は
呼びます➡来ます➡褒めます➡おやつをあげる
に、して下さい。
指示語は沢山ありますが、その中でも「おいで」の指示語が最も大切なので、一番最初に教えてあげて下さい。
「おいで」の指示語を教えましょう
まだ6か月なので、楽しい感じの声で「おいで」と呼んであげると来ます。
来たら、しっかりと褒めてあげましょう。
名前で呼ぶよりも、「おいで」などの指示語で教えておきましょう。
例えば、名前を呼ぶと来るように教えてしまうと、名前+マテの指示を出した場合、名前を呼んだ時に来てしまいます。
マテの指示が通らなくなってしまうのです。その為、名前を呼んで来るようにするのではなく、指示語で教えるようにして下さい。
まとめ
●トイレシートから外れる
①排せつサイクルの日記を付ける
②寝床とトイレを分ける
③最初は手取り足取り導いてあげる
④生活環境を見直す
トイレトレーニングは不安定なので、しっかりと教えてあげて下さい。
●呼んでも来ない
①人が盛り上げてあげる
②“オイデ”など指示語で教え込む