トイプードルは、もこもこの毛とかわいらしさから人気が高い小型犬です。
人気が高い理由は、見た目のかわいさだけではありません。
好奇心旺盛で人に友好的なとても性格のいい犬種だからです。かわいくて飼いやすいトイプードルを飼いたい!と思っている方必見!
トイプードルの飼い方とお手入れ方法について解説致します。
記事監修:犬のしつけハグ 川島 恵
Kawashima
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【トイプードル】14分でわかる!「超人気ワンちゃんの飼い方」トイプードルの特徴と過ごし方教えます!【徹底解説】
トイプードルの飼い方
トイプードルの飼い方を3つの項目にわけて、解説いたします。
- トイプードルの性格について
- お手入れの方法について
- 飼う上での注意点
トイプ―ドルの性格と特徴について
トイプードルの性格を把握しよう
トイプードルは、人気犬種の中でも特に上位に入る犬種です。
見た目がとてもかわいいので、ついかわいがりすぎてしまう方が多い犬でもあります。
トイプードルの性格は、好奇心が強い性格で人に対してもとても友好的です。
犬に対してもあまり攻撃的にならないため、性格のいい犬と言えます。
また、トイプードルを飼っている人が多いため、情報が多いというメリットもあります。
情報が多いということは、どんな性格の子であってもその子にあったトレーニング方法が見つかりやすいと言えます。
トイプードルの特徴
トイプードルは小型犬なので、家が狭くても飼いやすいという特徴があるため、おすすめしている犬種の一つです。
甘えん坊な性格なので、人が落ち込んでいると寄り添ってくれるところがあります。
ただし、好奇心旺盛なところから動きが激しくて手に負えなくなることがあります。
指示が通り難くなることがあるので、人の指示には必ず従わなければならないということを、しっかりと教えて頂きたいと思います。
興奮をしない遊び方をする、人があおらないということで改善することができます。
トイプードルは、椅子やソファーの上、テーブルの上などの高いところに乗ることがすきです。
また、2本脚で立って二足歩行をすることも好きです。
しかし、二足歩行は足腰に負担がかかってしまいます。
高いところに乗ってジャンプして降りることも、足腰に負担がかかってしまいますので、辞めさせるように心がけて頂きたいと思います。
2.トイプードルのお手入れ方法
ブラッシング
トイプードルは全身毛だらけなので、毛玉になりやすい犬種です。
しっかりとブラッシングをして頂きたいと思います。
犬のお手入れ用のブラシに「スリッカーブラシ」という、くの字に曲がっていて針のような歯があるブラシがあります。
トイプードルの毛のお手入れは、まず最初にスリッカーブラシで毛並みに沿って全身の毛をほぐしてください。
毛がもつれているところを重点的にほぐしましょう。
スリッカーブラシで全身のブラッシングを行い毛玉を取ったら、コームで整えます。
犬のお手入れ「正しいブラッシングの方法」【おすすめブラシ5つ】初心者向け | 犬のしつけハグ (dog-hagu.com)
耳・目など毛のお手入れ
トイプールは、垂れ耳なので耳の中が蒸れやすいという特徴があります。
耳の中が汚れていないか、こまめにチェックして下さい。
毛がくるくるしているので目に入りやすく、目やにや涙やけしやすい犬種です。
目やにはウエットティッシュで拭いてあげましょう。
ウエットティッシュで拭いたあと、毛が濡れたままになってしまうと涙のラインができてしまいます。
最期は渇いたもので拭いて、毛はしっかりと乾かしてあげましょう。
お手入れに便利な仰向け抱っこ
トイプードルはお手入れ項目が多い犬種です。
落ち着いてお手入れができる環境を整えてあげましょう。
犬のしつけハグでは、仰向け抱っこをおすすめしています。
仰向け抱っことは、人が座った膝の上に犬を仰向けに抱っこすることです。
仰向け抱っこは、犬のお手入れや犬とのスキンシップをはかる時に、とても便利です。
仰向け抱っこができると、ブラッシングや歯磨き、耳掃除などのお手入れを落ち着いた状態で行うことができるため、とても便利です。
【ドッグトレーナー解説】犬の健康管理は毎日の歯磨きから!正しい歯磨き方法 | 犬のしつけハグ (dog-hagu.com)
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3.トイプードルを飼う上での注意点
かわいがりすぎない
トイプードルは、毛がもこもこしていて見た目もかわいらしく、毛が抜けにくいという特徴もあることから、人気が高い犬種です。
見た目のかわいさから、つい甘やかしてしまう飼い主さんが多くみられます。
甘やかしてしまうと、排せつの失敗、要求吠えなどの問題行動が起こりやすくなります。
小型犬でも大型犬でも同じなのですが、人間と同じ感覚で見てしまうと変な執着が強くなってしまい、問題行動が多く出てしまいます。
トイプードルだから、かわいいから犬に教えるべきルールに反してしまうことは、避けて頂きたいと思います。
とびかかりを辞めさせる
小型犬だから許される行動の一つとして、「とびかかり」が挙げられます。
大型犬のとびかかり行為は危険を伴うためやめさせる方が多いのですが、小型犬は許してしまう飼い主さんが多くみられます。
犬のとびかかり行為は、大型犬も小型犬も意味合いは同じです。
とびかかり行為は、腰を悪くする危険性と、人に対する支配行動につながるため、きちんと辞めさせなければなりません。
警戒心に注意
トイプードルは、臆病な性格の子が多い犬種です。
警戒心が強くなると、物音に対して敏感に反応してしまう傾向にあります。
例えば、チャイムに向かって吠える、宅配業者に対して吠えるなどの行動が見られるようになります。
トイプードルはソファーやテーブル、イスなどの高いところに乗ることがすきです。
しかし、高いところに乗ると家全体が見渡せるようになり、より警戒心が強くなる可能性があります。
犬にとって警戒することは、当たり前の行動です。
しかし、家の中にいる時は過剰に警戒しなくてもいいということを、飼い主さんが教えてあげなければなりません。
更に、警戒をしなくてもいい環境を整えてあげる必要があります。
トイプードルの警戒心が強くなってきたことを感じたら、生活環境を見直して頂きたいと思います。
犬が警戒しなくてもいい環境、犬が落ち着いて暮らせる環境を整えて頂ければ、問題行動がなくなりお互いに良い生活ができると思います。
まとめ
トイプードルの飼い方について、三つの項目に分けて解説いたしました。
1.性格の把握について
トイプードルは好奇心が旺盛な性格で外見のかわいさもあるため、人がかわいがりすぎてしまう傾向にあります。
かわいさのあまり、ついなんでも許してしまうので、自分の要求は全て通るのではないか、人は自分の意のままに操れるのではないかと勘違いしてしまいます。
その結果、飼いずらくなるという結果に陥ることがあるため注意が必要です。
2.お手入れの方法について
トイプードルのお手入れで重要な点は、毎日ブラッシングをするということです。
また垂れ耳の犬種なので耳が蒸れやすいという特徴があります。
耳をめくってチェックをして、こまめにお手入れをしてあげましょう。
犬の健康管理として、歯磨きや目やにのケアもしっかりと行いましょう。
3.生活する上での注意点
トイプードルは臆病な性格の子も多いので、家の中で自由な生活をさせてしまうと、警戒心が強く出てしまうケースが多くみられます。
普段からクレートやケージの中で管理をして頂いたり、ある程度人が犬の行動に規制をかけて頂くことが大切になってきます。
2本脚で立っている姿がよく見受けられますが、腰に負担がかかってしまいます。
トイプードルは、高いところに乗ることが好きですが、降りる時に前脚を
折るなどのけがをする可能性があるので、高いところには乗らせないでください。
高い場所から部屋を見渡すクセがついてしまうと、警戒心が強くなってしまいます。
犬は地面で生活させることが、とても大事です。
警戒心が強くなってしまった犬に関しては、地面で生活をさせることで改善することができます。