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犬の拾い食いの対処方法は?【室内編】【屋外編】

犬の拾い食いの対処方法は?【室内編】【屋外編】

犬の拾い食いでお悩みの飼い主さんから、辞めさせる方法を教えて欲しいとの要望を沢山頂いています。
拾い食いは犬の健康を害する恐れがあるため、すぐに辞めさせたい行動です。きちんと対策をすれば、辞めさせることは可能です。
そこで今回は犬の拾い食いの対処方法を『室内編』『屋外編』の2つに分けてご紹介致します。

記事監修:犬のしつけハグ 川島 恵

Kawashima

Profile 川島 恵 ドックトレーナーとして12年目の令和元年に東京の世田谷区と文京区にあるドッグトレーニング犬のしつけ教室をオープン。 『スッキリ』(日本テレビ系)犬のしつけ専門家として出演電話出演。 テレビ東京「どうぶつピース!!」に出演。「おやつ、おもちゃ無しのしつけ」でドッグトレーニングする犬のしつけの専門家

犬に拾い食いをさせないようにする方法は?【室内編】

犬の拾い食いのきっかけは、好奇心です。

犬は地面に対して興味があることはもちろんですが、人よりも地面に近い場所を歩いているため、地面に物が落ちていると匂いをかいでみたくなってしまいます。

犬の拾い食いのきっかけは、好奇心です。

最初は、好奇心からほこりや糸くずを口に含んでみるという行動に出ます。

たまたま落ちていたものがフードや美味しい物だった場合、拾い食いがクセになってしまうことがあります。

キッチンのような食べ物が落ちている可能性がある場所には仕切りを付けるなどの対策

室内で拾い食いをさせない方法としては、犬をケージやクレートから出す時には、室内に食べ物が落ちていない状態にすることが有効です。

キッチンのような食べ物が落ちている可能性がある場所には仕切りを付けるなどの対策をして、犬を入れないようにしましょう。

 

人が見ていない時の犬の行動は止めようがありません。

ージやクレートの中で管理をするようにして、犬の安全を守って頂きたいと思います。

飼い主さんの監視がない時には、ケージやクレートの中で管理をするようにして、犬の安全を守って頂きたいと思います。

愛犬を守るためには、飼い主さんが制限を設ける必要があります。

犬が匂い嗅ぎに行ったら声をかけて辞めさせる、拾い食い行動が出ている時には室内でもリードを付けて、リードを引っ張って辞めさせるという方法があります。

叱るという方法もありますが、拾い食いができない環境を整えてあげることで改善することができます。

室内において拾い食いを辞めさせる方法は「拾い食いができない環境を整える」

拾い食いができない環境にあっても、それでもしつこく匂い嗅ぎをする場合には「叱る」という形を取って頂きたいと思います。

室内において拾い食いを辞めさせる方法は「拾い食いができない環境を整える」ということをおすすめします。

犬に拾い食いをさせないようにする方法は?【屋外編】

お散歩中に拾い食いをしてしまうという話をよく耳にします。

犬のしつけハグでトレーニングさせて頂いた犬に関しては、拾い食いの行動がみられることはほとんどありません。

理由は、匂い嗅ぎを辞めさせているからです。

お散歩中の「排せつ」「マーキング」「匂い嗅ぎ」「地面を見ること」を防ぐようにトレーニングを行っています。

匂い嗅ぎは犬にとって情報を得るための必要な行動であり、新しい刺激をうけるためにも必要です。

しかし、匂い嗅ぎに執着してしまうと引っ張り癖がつくなど、犬に主導権を握られることになります。

飼い主さんとの信頼関係がきちんと築けているということです。

散歩中に他の犬に吠えている犬がいますが、そのような行動に出るということは、飼い主さんに守ってもらえるという安心感がないためです。

飼い主さんが主導権を握るということは、飼い主さんの支配下に置くということではなく、飼い主さんとの信頼関係がきちんと築けているということです。

しかし、飼い主さんに主導権がない状態では守ってもらえないから、自分で先陣を切って攻撃をしかけているという状態なのです。

お散歩中は飼い主さんに集中して、一緒にお散歩を楽しみながらリフレッシュをする時間であるという認識お散歩中は飼い主さんに集中して、一緒にお散歩を楽しみながらリフレッシュをする時間であるという認識をつける必要があります。

匂い嗅ぎは拾い食いの原因になるので、地面を見させないようにする、地面を見たらリードを引っ張って合図を送ったり、声をかけて犬が気になる場所を通り過ぎることができるようにしてあげて、飼い主さんの方へ集中させるようにしましょう。

犬の誤飲誤食以外の拾い食いの危険

独占欲が強い性格の犬は、口の中から物を出されるという行動、自分の物を取られるということに対して強く抵抗

拾い食いの危険性は、誤飲誤食だけではありません。

拾い食いをした場合、飼い主さんは犬が口に入れた物を出させると思います。

独占欲が強い性格の犬は、口の中から物を出されるという行動、自分の物を取られるということに対して強く抵抗する、威嚇するという行動に出る場合があります。

そのため、口に入れさせないということが大事になってくるのです。

お皿などの食器が出しっぱなしになっていると、それらの物を自分の物であると勘違いしてしまう恐れ

部屋の中に犬のおもちゃが置きっぱなしになっている、お皿などの食器が出しっぱなしになっていると、それらの物を自分の物であると勘違いしてしまう恐れがあります。

自分の物であると勘違いさせてしまうと、取り上げようとした際に威嚇をしたり抵抗をするなどの行動に出て取り上げることが困難になる可能性があります。

おもちゃなどの物を与えっぱなしにはせずに、飼い主さんが管理をしてあげましょう。

食器は食べる時に出して食べ終わったらすぐにしまう、おもちゃは遊ぶ時に飼い主さんが出してきて遊びの時間が終わったらすぐに片付けるようにして下さい。

おもちゃは犬の物ではなく人の物であるという認識を付けるために、遊びの終わりは人が決めて終わったらすぐに片付けてください。

特に、食欲や物欲が強い性格の犬の場合には、気を付けて頂きたいと思います。

 

犬がどうしても屋外散歩で匂い嗅ぎがひどい場合の対処方法は?」

お散歩中の匂い嗅ぎがあまりにもひどい場合には、飼い主さんに集中していないということです。

お散歩中の匂い嗅ぎがあまりにもひどい場合には、飼い主さんに集中していないということです。

外は誘惑が多いため、室内でお散歩を練習することからはじめましょう。

まずは誘惑が少ない室内で、しっかりと飼い主さんとお歩調に合わせて歩く感覚をつかませましょう。

室内でできるお散歩の練習方法は、こちらの動画を参考になさって下さい

【実践動画】新コロナの影響でお散歩できない!? 愛犬のストレス解消、室内ウォーキングや対処方法 – YouTube

犬の様子を見ながら反復練習を行うことをおすすめします。

室内で100%飼い主さんに集中できたいたとしても、外ではなかなかできないので、犬の様子を見ながら反復練習を行うことをおすすめします。

 

まとめ:犬の拾い食いの対処方法は?

犬をケージやクレートの外に出すようにしてください拾い食いの対処方法について【室内編】【屋外編】の2パターン説明しました。

室内では、拾い食いができないように食べ物が落ちていないかどうか確認してから、犬をケージやクレートの外に出すようにしてください。

キッチンなどの食べ物が落ちている可能性がある場所には柵などを作って、犬を中に入れないようにしましょう。

キッチンなどの食べ物が落ちている可能性がある場所には柵などを作って、犬を中に入れないようにしましょう。

人が見ていられない場合には、犬はケージやクレートから出さないようにして下さい。

匂い嗅ぎをしていたら、声をかけて辞めさせましょう。

匂い嗅ぎは犬の習性なので、必ずと言っていい程出ます。

室内では、犬が拾い食いができない環境を整えることで、防ぐことができます。

屋外は、犬にとって誘惑の多い場所です。

他の犬の匂いや排泄物の匂い、今まで嗅いだことのない新しい匂いなど、様々な匂いがすると興味をそそられて、嗅ぎに行ってしまいます。

匂い嗅ぎは犬の習性であり、匂い嗅ぎ自体が禁止するべき行動ではありません。

しかし、拾い食い行動に繋がりやすくなります。

お散歩に行ったら、匂い嗅ぎではなく人と一緒に歩くことを楽しみ、リフレッシュや気分転換を目的として頂きたいと思います。

お散歩に行ったら、匂い嗅ぎではなく人と一緒に歩くことを楽しみ、リフレッシュや気分転換を目的として頂きたいと思います。

拾い食いをしてしまうと、出させることが困難です。

無理に出させようとすると噛みついたり、急いで飲み込んでしまうこともあります。

そのため、拾い食いは未然に防ぐことが大切です。

万が一、食べてはいけないものを食べてしまった場合には、動物病院へ連れて行くことをおすすめします。

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