飼い主さんが仕事や学校に行くときなど、犬にお留守番をさせることがあります。
出かける理由や時間は様々だと思いますが、ひとりぼっちで寂しい思いをしていないか?いたずらをしていないか?
心配になりますよね。
そこで、犬はどれくらいの時間ならお留守番をしても苦痛ではないのか?また、お留守番をさせる時のコツなどをご紹介しましょう。
お留守番は苦手?
もともと犬は群れで生活していた動物なので、留守番が苦手で飼い主さんのそばに居たいと思っている場合が多いのです。留守番が苦手だという犬もいます。
しかし、どうしても犬に留守番をさせなければならない場合が出てきた時にはどうすれば良いのでしょうか?
犬はどれくらいの時間お留守番出来るの?
人間に個人差があるように犬の性格にもよりますが、だいたい12時間が限界と考えて下さい。
例えば、朝8時に仕事に出掛けて6時頃仕事から帰ってくるようなスタイルが目安です。
お留守番をさせる時のコツ
●サークルやケージを利用する!
犬は、狭いところが好きです。暗い巣穴の中で身を寄せ合って生活していた時の名残だと思われます。長時間狭いサークルやケージの中に閉じ込めてしまったら、可愛そうと思われるかもしれませんが、広い部屋にポツンと一人にされるよりも、安心して過ごすことが出来ます。お部屋を荒らしてしまったり、思わぬ事故を防ぐためにも、サークルやケージの中でお留守番させてあげましょう。
ケージの中には、必ずトイレを設置してお水も入れておいてください。
●お留守番の前にお散歩をさせる!
長時間お留守番をさせる前に、お散歩に行くことをおすすめします。
お散歩は、体を動かすことだけでなく外の空気に触れることや景色を見ることでリフレッシュすることも出来ますし、程よい疲れを与えることも出来ます。
お留守番をする前に、お散歩をして帰ってきてお留守番をしながらゆっくり体を休めるという良いサイクルが出来るのです。
●お留守番の便利グッズ
お留守番中の愛犬の様子が気になる方に、ペットカメラが人気です。
スマートフォンに専用のアプリをダウンロードすると、現在の愛犬の様子が見れるだけでなく、話しかけることも出来る物もあります。
他にも自動給餌器があれば、飼い主さんが留守中でも決まった時間に餌をあげることが出来て、愛犬がお腹を空かせることなくお留守番をすることが出来ます。
まとめ
お仕事や学校など、飼い主さんが毎日ある一定の決まった時間留守にする場合には、犬もいつもの時間になったら帰ってくると安心してお留守番が出来るようになることがほとんどです。
しかし、留守番を長くすることで、ストレスを感じてしまう犬もいます。
あまりストレスを溜めてしまうと「分離不安症」になってしまう場合もあります。
お留守番をさせる時には、短時間から始めて少しずつ時間を長くして慣れさせてあげると良いでしょう。
帰ってきたら、沢山スキンシップをとってあげて下さい。