ドッグホテル 日中預かり 1000円 03-6240-0787

犬が靴や靴下を履くのは常識になる?!靴を履かせるメリット・デメリットとは?

犬が靴や靴下を履くのは常識になる?!靴を履かせるメリット・デメリットとは?

洋服を着ている犬を見ることは、珍しくありません。
しかし、靴や靴下を履いている犬を見ることはあまりありません。

昭和時代には洋服を着ている犬に対して賛否両論あり、どちらかと言えば否定的な人が多かったのですが、平成そして令和になり日常的に見かけるようになりました。
では、靴や靴下に関してはどうでしょうか?犬に靴を履かせるメリット・デメリットについてご紹介します。

なぜ?犬に靴や靴下を履かせるの?

足の裏の肉球を守ったり、歩行を助けるためです。
夏の暑い日のアスファルトが何度になるか、ご存知でしょうか?気温30度の日のアスファルトの表面温度は、なんと57度にも達します。お散歩で30分間57度のアスファルトの上を歩いたら、愛犬が火傷をしてしまう危険性が高いと言えます。

靴を履いていれば、暑いアスファルトに直接触れることなく歩くことが出来ます。
肉球を守ることが出来るのです。
近年、日本では自然災害が相次いでいます。犬と一緒に避難する際、道路には強風で倒された木の枝や、割れたガラスの破片が散乱している場所があります。

そんな場所を素足で歩いたら、足の裏にケガをしてしまう可能性が高いでしょう。
しかし、靴を履いていれば足を守ることが出来ます。
単なるファッションの一部であると誤解されてしまうかもしれませんが、犬に靴や靴下を履かせるのは、犬の足を守る為なのです。

犬が靴や靴下を履く6つのメリット

犬に靴や靴下を履かせる理由が、足を守る為であるという事がおわかり頂けたでしょうか?
犬が靴や靴下を履くメリットをご紹介します。

メリット1.外歩き時のケガの予防

夏場の暑いアスファルトや、冬場の除雪剤などの化学薬品など、お散歩時の道路には危険な物があります。
靴を履いていれば、直接触れることがないので、危険な物から足を守ることが出来ます。

メリット2.防寒対策

雪が降る地方では、冬のお散歩は雪の上を歩かなかければならない日があります。
靴を履いていれば、防寒対策になります。また、雪や氷の上で滑って転倒することを防ぐことも出来ます。

メリット3.災害時のケガの予防

先ほども少しお話しましたが、地震や台風などの災害が起きた時、街はガラスの破片や壊れた看板、倒れた木の枝など、危険な物が散乱しています。

その中を避難すると、足の裏にケガをする恐れがあります。
靴を履くことは、ケガの防止に効果的です。

メリット4.傷口の保護

犬は、ケガをした部分を舐めてしまう事がよくあります。
靴や靴下を履いていれば、傷口を舐めることを防止することが出来て、傷口の保護になります。

メリット5.滑り止

フローリングの上で滑って転ぶことを予防することが出来ます。
老犬や足腰の弱い犬は、つるつるした床を歩くのは大変です。
靴下を履いていれば、滑らないので歩行を補助することが出来ます。

メリット6.足の汚れ防止

外出時の足の汚れを防ぐことが出来ます。
靴を洗うという手間はかかりますが、帰宅後に足を洗うことなく拭く程度で済むので、簡単です。

犬が靴や靴下を履く4つのデメリット

メリットがあれば、デメリットもあります。
靴や靴下を履くデメリットを4つご紹介します。

デメリット1.ストレスになる

靴や靴下を履くことに慣れるまでは、ストレスになります
多くの犬が、履くことを嫌がります。

デメリット2.炎症を起こす可能性がある

靴や靴下を履いていると、蒸れて炎症を起こす可能性があります。
肉球は、犬が唯一汗をかく場所です。

靴の中で蒸れてしまい、雑菌が繁殖することによって、炎症を起こしてしまう危険性があります。

デメリット3.滑る

爪や肉球の踏ん張りが効かなくなるので、足を滑らせる可能性があります。
滑りやすいフローリングの床などには有効なのですが、犬本来が持っている肉球や爪の踏ん張りは効かなくなってしまい、滑る可能性があります。

デメリット4.肉球の感覚を得られない

直接肉球で感じる温度、触覚、痛覚、圧覚などの感覚を得ることが出来ません。

デメリットを克服する方法

犬にとって、最も大きなデメリットは、ストレスです。
最初は、靴や靴下を履くと嫌がる場合がほとんどです。

克服するには、慣れさせるしかありません。まずは、靴嫌いにならないように、慎重に始めましょう。
靴や靴下を履くと、床に直接足が触れないため、肉球から得られるはずの感覚が得られない事は確かです。

24時間履かせる必要はないので、飼い主さんが必要だと思う時に履かせてあげましょう。
靴や靴下を脱いだ後は、きちんと足の裏のケアをすることで、炎症を防ぐことが出来ます。

脱いだ後の靴や靴下もきちんと洗って、清潔にしましょう。

靴や靴下の慣れさせる方法

ステップ1.足に触ることに慣れさせる

あなたの犬は、足に触られることが苦手ではありませんか?
苦手な場合には、すぐに靴や靴下を履かせることは、かなり難しいでしょう。

まずは、足に触れることに慣れさせましょう。
肉球に触らせてくれたら、沢山褒めてあげましょう。

これを繰り返し行い、触る時間を徐々に長くしていきましょう。
握手出来るくらいまで、続けて下さい。
出来たら、褒めることを忘れないようにしましょう。

ステップ2.履かせてみる

ほんの一瞬でいいので、靴や靴下を履かせてみましょう。
履かせるのは1足だけでもかまいません。

まずは一瞬履くことが出来たら褒めてあげましょう。
少しずつ慣らしていき、しっかり履けるようになったら褒めてあげましょう。

ステップ3.4足履いて歩く

後ろ足の2足履かせて歩かせてみましょう。
最初から4足で歩けなくてもかまいません。

2足履いて歩けるようになったら、前の2足も履かせて歩けるようにしましょう。
無理をせずに、褒めながらゆっくりと進めていくことが最大のポイントです。

犬の足のサイズの正しい測り方

犬に靴や靴下を履かせることは、メリットがありますが、サイズが合っているかどうかがとても重要です。
犬の足に合ったものを選んであげましょう。

もし、サイズが合っていないと、脱げて転んでケガをする危険性があります。
また、大きすぎてブカブカでも、小さすぎて窮屈でも、犬にとってはストレスになってしまいます。

そこで、正しい足のサイズの測り方をご紹介します。

用意するもの

  • ペン
  • メジャー

測る場所

  • 足の横幅と縦の長さ(前後1本ずつ)
  • 足首の太さ(前後1本ずつ)
  1. 最初は、前足から測ります。紙の上に犬の前足を1本乗せて立たせます。
  2. 足を固定して、紙の上に乗っている足に体重が乗っている状態ではかりましょう。
    まずは、横幅を測ります。足の横幅の一番広いところに、ペンで紙に印をつけます。
  3. 次は縦の長さを測ります。横幅と同様に、紙の上に乗っている足に体重を乗せます。
    足の下に敷いた紙に、つま先と肉球の最後部の部分に、印をつけます。
  4. 次は、後ろ足です。前足と同様に横幅の一番広い場所と、縦の長さをはかりましょう。
  5. 次に、足首の太さを測ります。足首にメジャーを巻き付けて、なるべく緩みがないように測ります。

以上です。

もし、犬がサイズを測るのを嫌がったら、無理やり測るのは辞めましょう。

どんな時に靴や靴下を履かせたらいいの?

最初に、犬が靴や靴下を履くメリットをご紹介しました。
ここでは、更に詳しくどんな場面で靴や靴下を履かせたら良いのかご紹介します。

夏場のお散歩時

夏のお散歩は、暑くて少し苦痛に思われる飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか?
人間が暑いと感じている時には、犬も暑いのです。

犬は熱せられたアスファルトに近い場所にいるので、より暑く感じています。
夏場のアスファルトは、60度近くまで上昇しています。

日が昇る前の早朝や陽が落ちた後の夕方に散歩に行っても、アスファルトの温度はさほど下がっていません。
犬は、暑さに加えて、高温のアスファルトの上を歩かなければなりません。

靴を履いていれば、高温になったアスファルトから、愛犬の足を守ることが出来ます。

冬場のお散歩時

犬は寒さに強いというイメージがありますが、犬種によっては寒さに極端に弱い犬もいます。
特に小型犬や暖かい国原産の犬は、寒さにとても弱いです。防寒対策として洋服を着せている方も多いでしょう。

靴を履いていると、更に効果的です。また、雪が降る地方にお住まいの方は、雪の上をお散歩する事があるでしょう。
長時間の雪の上の散歩は、足の裏がしもやけになる可能性があります。
また、滑って転ぶ危険性もあります。
靴を履くことで、足の裏を守る・転倒防止・防寒の3つの効果を得ることが出来ます。

老犬や足腰の弱い犬

フローリングなどのつるつる滑る床は、犬の足に負担がかかる場合があります。
特に高齢の犬や足腰の弱い犬にとっては、踏ん張りが効きません。

カーペットや絨毯などを敷いて、足腰に負担がかからないようにすると良いでしょう。
室内で靴下を履く事も効果的です。チワワやポメラニアンなどの足が細い小型犬や、ダックスフンドなどの短足犬種は、日常的につるつる滑る床の上で過ごすと、足腰に負担がかかり股関節脱臼をする恐れがあります。

室内で飼っている方は、滑り止めのついた靴下を履くと良いでしょう。
高齢の犬も踏ん張りが効かなくなるので、滑り止め付きの靴下を履くことで、歩行を助けることが出来ます。

高齢になってからでは、靴下に慣れさせるのは難しいので、出来るだけ早く慣れさせておくと良いでしょう。

アウトドアレジャーの時

登山やキャンプなどに愛犬を連れて行く方も多いでしょう。
普段のお散歩コースとは異なり、山や川は足元が安定していません。

小枝や石、熱い砂浜の上など、ケガをする危険があるものが沢山あります。
靴を履いていれば、自然の中の危険から守ることが出来ます。

せっかくの自然との触れ合いの場所ですから、ずっと靴を履かせるのではなく、飼い主さんが場所を見極めて着脱してあげることをおすすめします。

災害時

近年、日本は大きな自然災害が毎年のように起きています。
いつ愛犬を連れて避難しなければならない日が来るかわかりません。

災害に見舞われると、街の様子は一変します。
強風で折れた木や枝があったり、割れたガラスの破片が落ちていて、誤って犬が踏んでしまうと、足にケガをする危険があります。

小型犬であれば、抱っこしたりキャリーに入れて避難することも可能ですが、大型犬は抱きかかえることは出来ません。
靴を履いていれば、ケガをする可能性が低くなります。

優れた嗅覚を使って人命救助を行う災害救助犬という犬がいます。
厳しい訓練を受け、地震や台風などの災害で行方不明になった人を捜索するお手伝いをしてくれます。

災害救助犬が任務を遂行する際、靴やブーツなどを着用している事があります。
国際的な災害救助犬基準では、靴の着用を義務化しているわけではありませんが、現場の状況によって判断されています。

靴・ブーツが義務化されない理由として

  1. 履かせることがストレスになる
  2. 長時間の使用で体温を上昇させてしまう
  3. 怪我のリスクを高める
  4. 爪による踏ん張りが効かなくなる

引用元:災害救助犬のブーツについてwww.japan-rescue.com/お知らせ/災害救助犬のブーツについて-2/

出動した現場の状況により、救助犬のパートナーであるハンドラーによって、靴の着用は判断されます。

まとめ

犬に靴を履かせるメリット、デメリットをご紹介しました。
素足で歩くことが当たり前なので、最初から抵抗なく着用してくれる犬は多くありません。
メリットがあればデメリットもあるので、靴を履かせるかどうかは飼い主さんの判断です。
靴を履かせる場合には、出来るだけ犬にストレスがかからないように、また安全のために、犬に合ったサイズの物を選びましょう。