犬を迎え入れたら、トイレトレーニングをする必要があります。
子犬のトイレトレーニングは、最初は大変かもしれませんが、人間と一緒に生活をするためには、必要な事です。
今回のご相談者さんは、初めて犬を飼うという方です。
犬を飼ったら誰でもやらなければならない、犬のトイレのしつけの方法をご紹介します。
【仔犬のトイレのしつけ】ティーカッププードル 2ヵ月21日 メス 飼い主デビュー 【初心者向け】
【お悩み】 トイレトレーニングで大切な事
【ご相談者】 北海道 のかた
【犬種】 ティーカッププードル 2ヵ月21日 メス
【LINE無料相談】の回答動画になります。
同じようなお悩みをお持ちの方もおられると思います。 是非、最後までご参考ください。
幼犬のトイレトレーニング
トイレトレーニングは1種類ではない
まず最初に、いつトイレをしているのか、回数なども把握する必要があります。
犬のトイレトレーニングの手法は沢山あります。
犬のトイレトレーニングに関する情報が溢れすぎているため、ご相談者さんは、どの方法が良いのかわからなくなってしまっていると思います。
・どれくらいのサイクルでしているのか?
・どいうタイミングでしているのか?
を把握しましょう。
するようなシチュエーションに持って行くのか?
ポイントは以上の2つに絞りましょう。
幼犬のトイレトレーニングは手厚く
今はトイレの頻度が高いと思うので、しっかりと手をかけて頂きたいと思います。
ケージの中に一括管理で、トイレと寝床を設置して自ら行くだろうというのも、日中仕事をしている人にはすごくいい飼い方ですが、実際にそれをやってしまうと、将来的にあまり利益を生みません。
そこら中でトイレをしてしまい、ケージの中では上手くいっていても、外に出すとトイレの場所がわからなくなってしまいます。
また、ケージの中に入ることに対して、閉じ込められるという意識を持ってしまって、入りたがらないと、トイレに行かないという事になってしまいます。
それはペットショップで勧められる飼い方なんです。
お手軽感があって、「私でも飼えそう」って思うんですけど、犬のしつけではやってはいけない事です。
手をかけないで犬を育てるという状況は、お手軽感はありますが、犬との関係は全く築けませんし、変な問題視される行動が多発してしまいます。
そして、手に負えなくなってしまいます。
まだ2ヵ月という月齢なので、しっかりと手をかけて頂きたいと思います。
お勧めのトイレトレーニング~手をかける
■場所の設置
手をかけて頂くという前提で、お話をさせて頂きます。
現在は、ケージの中にトイレと寝床を設置して頂いていますが、その中に仕切りを立てて下さい。
寝床とトイレを分断する仕切りを立てて、完全に自分で行き来出来ないようにして下さい。
トイレのサイクルさえわかれば、2ヵ月の子犬でもトイレの我慢は出来るはずです。
まずはおとなしくするという事をさせなければいけないので、寝床のスペースは狭めピッタリ目のサイズにして下さい。
目安としては、中でくるくる回転が出来るくらいのスペースを設けて頂ければ十分なので、それくらいのスペースを寝床として使用して下さい。
トイレのサイズは、ティーカッププードル用としては、レギュラーサイズのシート1枚分のスペースがあれば十分なので、それ以外は仕切ってしまいます。
それ以外のスペースは要りません。
寝床のスぺ―スとトイレのスペースの2カ所のみを使用します。
■何処で何をするのかを明確にする
おしっこ・うんちを済ませた後、寝床では2~3時間は大人しくする時間を作ります。
時間になったら仕切りを抜いて頂いて、トイレに誘導します。
おしっこ・うんちが済んだら表に出してあげるとか、遊ぶという習慣をつけて下さい。
何処で寝るのか、何処で排せつを済ませるのか、何処で遊ぶのか、まずその3つの場所を明確にすると、わかりやすいです。
ここは何をする場所か明確にしましょう。
要求の対応
要求をした時に無視をする事は有効ですが、現実的な方法ではありません。
マンションにお住まいの場合など、吠えっぱなしで放置をしてしまうと、苦情が来ますので、止めて頂く事も必要になってくるので、無視は理想的な方法です。
2ヵ月だと無視をすることで諦めてくれるのですが、年齢を重ねるとしつこくなります。
この月齢の場合には、環境を整えて頂いた方がいいと思うので、犬が寝られる環境を整えてあげる、静かな環境においてあげる、人がいない環境におくだけでもおとなしくすることが出来るので、ケージで寝られる環境をまずは人が整えてあげる必要があります。
トイレトレーニングは地道に行う
トイレに入れたら、おしっこ・うんちが出るまで出しませんよくらいの強さが必要です。
おしっこ・うんちが出来たら、よくできたねと褒めて出してあげます。
寝床から出したら、外で運動をさせて代謝を上げて下さい。
運動の時間は5分でも1分でも構いません。
中には、即効で漏らしてしまう子もいます。
ちょっと運動をさせたら、すぐにトイレに入れてあげて、おしっこ・うんちを促してあげるという事を繰り返し行って下さい。
その為には、日記を付けて頂いて、必ず排せつをする時間を把握して下さい。
幼犬のトレーニングは手取り足取り成功へ導く
トイレトレーニングは、ご紹介したように手取り足取り行って下さい。
生後4か月から6か月になると安定してくるので、ある程度のトイレの我慢が出来てきます。
安定したら、ケージをなくしてケージはトイレのスペースのみにします。
寝床は、クレートという別のモノを使用するようになります。
クレートの中でおとなしくする時間を増やしていって、トイレの我慢をする時間を増やしていってクレートを使用していきます。
今は、我慢する時間は長くはないので、ケージの中を仕切って頂いた方がいいのかなと思います。
今は、どうやって成功に導いたら良いのかという事を考えて頂いて、失敗をさせても良い結果は出ないので、成功を褒めて下さい。
人は失敗から学んでいただいて、トイレに導くタイミングを考えたり、運動の仕方を変えるなどの方法で成功へ導いて下さい。
まだ2ヵ月なので、トイレの認識はしずらいと思います。
根気よく、続けて下さい。
まだ2ヵ月なので、目を離せない月齢です。
6時間や8時間という長い時間お留守番をさせる事は無理なので、ケージの中で管理して下さいという事でペットショップでは大きなサークルでの管理を勧めるのです。
しかし、それは将来的なトレーニングにはつながらないので、矛盾もあります。
こちらは、しつけ教室なのでしつけの面でお応えさせて頂きますが、しつけの面では大きなケージは使用しません。
まとめ
●生後2ヵ月半トイレのしつけ
①2~3時間に1回はトイレに導いてあげる
②寝床とトイレを分ける
③日記を付ける
④寝床はピッタリ目のサイズで
⑤代謝の上げ方を工夫する
⑥指示語を教えておく
まだ2ヵ月なので、少し手がかかるかもしれませんが、飼い主さんが成功に導いてあげて下さい。
ご紹介した方法を根気よく続けて頂ければ、必ず成功しますので、是非お試し下さい。