愛犬とは出来るだけ長く一緒に暮らしたいですよね。
飼い主さんなら誰でも、愛犬に健康で長生きしてもらいたいと願っているでしょう。
しかし、何気なくやっている行動が、実は愛犬の寿命を縮めているかもしれなのです。
そこで、愛犬を早死にさせる可能性がある飼い方について、ご紹介します。
犬の寿命を縮める飼い方5選
食事の量が適切ではない
犬には、犬種や年齢、体重によって適した食事の量があります。
健康な犬の場合、ドッグフードのパッケージに書かれている適量を与えても、すぐに食べきってしまうでしょう。
「今日は沢山運動したから」「まだ足りなそうだから」などの理由で、フードを追加してしまうと、寿命を縮める可能性があります。
飼い主さんの判断で、適量以上の食事を与えてしまうと、肥満になるなど病気の原因になるからです。
「今日は特別」と思っても、積み重ねていくと、愛犬の健康を害するかもしれません。
愛犬の健康維持のためには、犬種や年齢、体重にあった量の食事を与えるようにしましょう。
人間の食べ物を与えている
飼い主さんの食事中に、犬が食べたそうにこちらを見ていても、人間の食事を与えてはいけません。
人間にとって害がない食べ物でも、犬にとっては有害な場合があります。
例えば、タマネギやチョコレートなどは、犬にとっては有害です。
また、人間の食べ物は犬にとっては塩分や脂肪分が多い事がほとんどです。
すぐに症状が出なくても、少しの積み重ねで、最悪の場合、死に至ることもあります。
ついあげたくなってしまいますが、愛犬を早死にさせる可能性があるので、人間の食べ物は、与えないで下さい。
散歩の量が適切ではない
散歩の時間が適切ではないと、寿命を縮めてしまうまもしれません。
食事の量と同じように、運動量も犬種や年齢、体重によって異なります。
小型犬でも運動が大好きな犬は、1時間以上も喜んでお散歩をするかもしれませんが、足腰に負担がかかってしまいます。
逆に、大型犬でもお散歩があまり好きではないからと、短時間で済ませてしまうと、肥満などの可能性が高くなり、健康を害するかもしれません。
適度な散歩は、足腰が鍛えられるだけでなく、外の刺激を受けることが出来るので、脳に刺激を与えて、精神面にも効果が得られます。
お散歩は、犬の年齢や体重に合わせて、適度に行いましょう。
ストレスを多く与えてしまう
ストレスは万病の元です。
強いストレスや、小さなストレスの積み重ねは、犬を早死にさせてしまいます。
次に挙げる項目に、当てはまる事はありますか?
- 10時間前後のお留守をさせることがよくある
- 常に犬にかまっている
- 犬を放置している
- 運動は、ほぼ室内のみ
- 部屋が散らかっている
- ケージの中に入れっぱなしが多い
当てはまる項目が多ければ多いほど、ストレスを溜めている可能性が高いと言えます。
人間と同様に、犬も我慢をする事が多いとストレスを溜めてしまいます。
ストレスは、病気の原因にもなります。
犬に寂しい思いをさせる事も、過剰に構いすぎることもストレスに繋がります。
加減が難しいかもしれませんが、ご自分の行動を一度振り返り、思い当たる事がある方は、改善することをおすすめします。
屋外で飼っている
犬を屋外で飼うと、熱中症の危険性や病気のリスクが高くなり、早死にさせてしまう可能性があります。
昔は、犬種や大きさに限らず、屋外に犬小屋を置き、犬は屋外で飼うことが一般的でした。
しかし、地球温暖化の影響で、夏は日中の気温が40℃近くにまでなる日もあり、熱中症や脱水になるリスクが高いと言えます。
大きな音が苦手な犬が多いので、ゲリラ雷雨に怯えたりパニックを起こして逃げ出してしまう可能性もあります。
屋外での生活は、虫に刺される機会も多く、フィラリア症などの病気になる確率も上がります。
寒さに弱い犬種もいるので、冬の寒さで寿命を縮めてしまう可能性もあります。
屋外は、飼い主さんの目が届きにくいというデメリットもあるので、大型犬でも室内で飼う事が望ましいと言えます。
今日から出来る愛犬の寿命を縮めない方法
食事に気を付ける
食べた物が犬の体を作ります。
犬種や年齢、体重に合った適切な食事を与えましょう。
飼い主さんが食べている物を少しでもあげるのは、NGです。
フードは、決して高い物を与える事が良くて、安い物が悪いというわけではありません。
パッケージに書かれている原材料や添加物などを確認して、選んであげましょう。
病気にかかっていたり、肥満ぎみで、適切な食事がわからない場合には、獣医師に相談して指示をあおぎましょう。
食事に気を付けることで、早死にを防ぎましょう。
適度な運動を心がける
毎日お散歩に行く事で、運動不足を防止することは、健康維持になります。
ただし、過剰な運動は足腰に負担をかけてしまい、病気になる可能性があります。
犬の年齢や犬種にあった、適度な運動を心がけましょう。
部屋を清潔にする
あまり関係ないように思われるかもしれませんが、部屋を清潔に保つことは、早死にの防止になります。
犬は綺麗好きなので、散らかっているとストレスを感じます。
また、部屋に物が散乱していると、犬が転んでしまいケガをする可能性があります。
うっかりタバコの吸い殻を片付け忘れてしまったら、犬が誤飲することも考えれれます。
ケガをしてお散歩に行けなくなってしまうと、運動不足になったりストレスを溜める原因にもなるので、寿命を縮めてしまうかもしれません。
部屋は、常に清潔にするようにしましょう。
まとめ
犬を早死にさせてしまうかもしれない5つの事について、ご紹介しました。
大切な愛犬を、飼い主さんの何気ない行動で早死にさせてしまうなんて、考えたくもないですよね。
普段の生活を見直すことで、愛犬が早死にすることを防ぐことが出来ます。
愛犬には、元気で長生きしてもらいたいものです。