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ペットの介護について考えよう!犬の介護で重要な事とは?

ペットの介護について考えよう!犬の介護で重要な事とは?

ペットも寿命が長くなったことによって、ペットの介護問題は避けて通れなくなりました。
ペットの介護については、深刻な問題になっています。
老犬となった愛犬に対して、飼い主さんは何がしてあげられるのでしょうか?
避けて通る事が出来ない、ペットの介護について考えてみましょう。

犬の寿命と老犬になる時期

犬の平均寿命は、12~15歳と言われています。
犬の寿命は、大きさや犬種によってやや異なります。

小型犬の寿命

チワワやトイプードル、ポメラニアンなどの小型犬の平均寿命は12~15歳です。
小型犬の中でも、ミニチュアダックスフンドは特に寿命が長く、平均寿命は13~17歳と長生きです。
老犬と呼ばれるのは、9~13歳です。
小型犬が老犬になると、足腰が弱って転びやすくなる傾向があります。

中型犬の寿命

柴犬やビーグル、コーギーなどの中型犬の平均寿命は、11~15歳です。
老犬と呼ばれるのは、9~11歳です。
コーギーは、老犬になって運動量が減ると肥満やヘルニアになりやすい傾向があります。

大型犬の寿命

ゴールデンレトリバーやダルメシアン、バーニーズマウンテンドッグなどの大型犬の平均寿命は、10~13歳です。
小型犬や中型犬と比較すると、平均寿命は短いという特徴があります。
老犬と呼ばれるのは、7~10歳程度です。
大型犬も中型犬と同じで、老犬になると運動量が減ることにより、肥満になりやすい傾向にあります。

犬の老化について

聴覚

犬の老化は、聴覚の衰えが最初にやってきます。
飼い主さんの声が聞こえ難くなってしまうので、呼んでも反応してくれなくなります。

すぐに反応しないのは、反応が鈍くなったからではなく、飼い主さんの声が聞こえない事が原因だったのです。
また、聴力が低下すると気配が感じにくくなるため、散歩中に後ろから来た車などに気づき難くなります。

視力

目が白濁して、視力が衰えてきます。
物が見えにくくなるので、住み慣れた家の中でも物によくぶつかるようになります。
目の白濁は、白内障の可能性もあるので病院で診断をしてもらいましょう。

食欲不振

内臓の機能が衰える事によって、食欲もなくなっていきます。
また、味覚も衰えるため、食欲が湧かなくなってきます。
フードはシニア用の物を、表示通り与えるようにして下さい。

一度に沢山の量が食べられなくなるので、量は変えずに回数を増やすと良いでしょう。
食事の量が減ってしまうと、益々体力が落ちてしまうので、食事には気を付けて下さい。

体力の低下

体力が低下して、散歩を嫌がるようになります。
運動をしないと益々体力が低下して筋力も衰えるため、肥満になる危険性も増加します。
肥満になり体が重くなると足腰に負担がかかり、更に散歩に出たがらなくなるという負のループに陥ってしまう可能性があります。
体に負担がかからない程度の運動を行いましょう。

飼い主さんがやるべきペットの介護とは?

犬の老化現象は、大きく分けて体と気持ちと行動の3つに現れます。
前項でご紹介したように、体の変化として視力や聴力、体力の低下がみられるようになります。
すると、気持ちの変化として臆病になってしまったり、新しい物に興味を示さなくなります。
体力と気持ちの変化によって、行動も変わってきます。
運動する事が苦手になり、寝ている時間が増えてきます。
食欲が無くなると、益々動かなくなってしまいます。

飼い主さんには、この3つの連鎖を断ち切りましょう。

体の変化によって、散歩を嫌がる場合があります。
元気だった頃と同じ距離や時間を散歩する必要は無いので、短時間でもいいので外に連れ出してあげましょう。
犬の体の負担にならない程度に、ゆっくりと散歩をして下さい。
少しでも体を動かしたり、外の刺激に触れる事によって、食欲が出てきます。
食欲が出ると、体力も回復して体を動かす意欲もわいてきます。
このようにして、少し飼い主さんが手助けをしてあげる事で、犬の老化を緩やかにすることが出来るのです。

ペットの介護で最も重要な3つの項目

毎日の健康チェック

愛犬の状態を毎日きちんとチェックする事で、変化に気づきやすくなります。
老犬は、急に体調が悪くなる事があるので、こまめなチェックが必要です。

  • 食欲は落ちていないか?
  • 排便はきちんと出来ているか?
  • 目ヤニは出ていないか?

など、毎日の健康チェックは欠かさないようにしましょう。

適正な量の運動をする

足腰が弱っている老犬に、「健康の為!」と無理やり運動をさせる事は、かえって健康を害する恐れがあります。
犬の体力、気力に合わせた量の運動を心がけましょう。
普段よりも元気が無ければ、ゆっくり歩くようにして、距離は短くしても問題ありません。
犬の様子を見ながら、適正な量の運動をしましょう。

沢山褒める

老犬も子犬も褒められると嬉しい気持ちになる事は、同じです。
人間も、大人になってからも褒められると嬉しいですよね。
当たり前に出来る事でも、些細な事でも、出来たら沢山褒めてあげると、犬は幸せな気持ちになります。
犬の介護の中で、最も重要な事は褒める事なのです。

まとめ

犬の寿命が長くなり、一緒にいられる時間が長くなった事は、飼い主さんにとってはとても嬉しい事です。
しかし、高齢になると介護という問題が出てきます。
犬の介護はとても大変ですが、飼い主さんが笑顔で接することによって、犬も幸せな気持ちになる事ができます。
決して無理をせず、大変な時には誰かに助けを求め、愛犬との時間を楽しみましょう。

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