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チワワ 5ヵ月 メス ご飯中近づくと唸り威嚇!【食への執念!】本気噛み!おやつ食べない

チワワ 5ヵ月 メス ご飯中近づくと唸り威嚇!【食への執念!】本気噛み!おやつ食べない

犬に限らず、食事中に邪魔をされると、不快に思うのは当然です。
犬が食事をしている時に手を出して、噛まれてしまうという話を1度は耳にした事があるのではないでしょうか?
ご相談者さんの愛犬は、ご飯中に近づくだけで威嚇をし、手を近づけると本気で噛んできます。
この場合、犬にどのような方法で対処すれば、改善することが出来るのでしょうか?

威嚇】チワワ 5ヵ月 メス ご飯中近づくと唸り威嚇!【食への執念!】本気噛み!おやつ食べない

【お悩み】
ご飯中近づくと唸り威嚇する

【ご相談者】
埼玉県 のかた

【犬種】
チワワ
5ヵ月
メス

【LINE無料相談】の回答になります。
同じようなお悩みをお持ちの方もおられると思います。
是非、最後までご参考ください。

お困りごとの内容

ごはんの時、こちらが何もしていなくても唸る吠える。
少し手など近づけると、本気で噛んでくる。
手のひらにおやつを乗せてあげると食べない、唸る噛む。
どうやってしつければいいのでしょうか
ケージから出すと、普通に手から食べます。

ご飯中の威嚇を止めさせるには?

モノに執着が強い性格の犬

ご相談者さんの5か月のチワワちゃんは、ご飯に対する執着が強い印象を受けました。
恐らく、監守本能が強いのだと思います。

監守本能とは、自分のモノを守ろうとする本能の事です。
ご飯中に威嚇をするのは、自分が獲得したモノ、自分が手に入れたモノだと認識したモノ、を守る意識が強く働いてしまっている事が原因だと思います。

5か月という月齢で、監守本能が強く出ているという事は、気性が荒い性格である可能性が高いでしょう。
5か月で本気で噛んでくるという事は、今後の育て方を気を付けてあげないと、怖いです。

現在は、ご飯や食器に対して執着しているようなので、「マテ」の指示をかけて食器を下げて下さい。
指示語を使うことによって、犬が噛んだり威嚇する事を防ぐことが出来ます。

今後は、ティッシュや糸くずなど、人間のモノが落ちていてそれを拾った時に、取り上げようとしたら噛まれたり、という行動に発展する可能性が高いので、注意が必要です。
威嚇をしたり、噛むといった行動に出ないように、今のうちから守るという事はいけないんだよと教えるよりは、「犬のモノ」を作らないようにして下さい。

幼犬は叱らない方法で改善する

まだ5か月なので、本気で叱れば犬の事を納得させる事は出来ると思いますが、叱って止めさせるよりも、そういう状況にさせない方向で進めて頂いて、様子をみていった方がいいのかなと思います。

今後、必要であれば叱る事もありますが、今は叱らない方法で進めましょう!

犬の食事中の人間のマナー

犬のご飯の時は、人は絶対に近づかないで下さい。
近づかない、ちょっかいも出さないで下さい。
そもそも、ご飯中にちょっかいを出す必要もなければ、食事中に食器を下げる必要もなければ、食器に手を出して噛むかな?と試す必要もありません。
犬がご飯を取られるのではないか?とか、自分のモノを守らなければならないというシチュエーションに持って行かない。

人間も食事中に他人に手を出されたら不快な思いをするでしょう。
犬の食事中に近づかない事もマナーです。

食事の際の指示語の使い方

犬の食事の際に食器を与える時には、人のモノを犬に与えるという意識で置いて頂きたいので、「座れ」「マテ」の指示を出して食器を置きます。
犬のしつけハグでは、「マテ」の指示で犬が上を見上げて、人と目が合ったら、「ヨシ」の指示を与えてご飯をあげています。

人の指示が出るまではご飯が食べられません、人のモノを与えてもらっているんだという意識を犬につける必要性があるので、「マテ」「ヨシ」の指示語を出して食事を出しています。
ご飯を食べ終わった後に食器を下げる時にも、食器を守っている犬は少なくありません。
そいういう犬にも、一度「座れ」「マテ」の指示をかけて頂いて、待たせた状態で食器を片付けてあげると、犬は指示に従っているので、食器も難なく下げられるようになります。

犬は、人から出される指示は納得して聞いているので、指示がない状態で食器を片付けられてしまうと、不快に思います。
「食器を取りますよ」という意味で、「座れ」「マテ」の指示を出して、ヨシで指示を解除してあげる。
きちんと待つことが出来たら、言葉だけでもよいので、よしよしと褒めてあげましょう
・食事をしている時には近づかない
・食器を下げる時には指示語を出してから片付ける
以上の2つを徹底して下さい。

応用編~おもちゃを与える時

ご飯の時でけでなく、おもちゃを与えっぱなしにしていると、威嚇したり噛んでしまうという行動に出る場合があります。

おもちゃで遊ぶ時の注意点

おもちゃに対しても、支配欲というモノが出てきます。
おもちゃを飼い主さんから取られないように守ったり、くわえて逃げたりする犬は結構多いです。
犬に、おもちゃで一人遊びをさせてしまうと、自分のモノだという意識がついてしまうので、おもちゃの一人遊びはさせません。

おもちゃは、人とのコミュニケーションツールとして使って頂きたいので、必な時には人が持って来て遊びましょう。
犬とおもちゃで遊ぶ時には、人が終わりを決めて、遊ばない時には片付けておいてください。
片付けた物を犬が持ってきて「遊んでよ」というのは、無しです。
犬がおもちゃで遊びたい時に、いつでも遊べるようにしておくと、おもちゃを支配するようになってしまいます。
犬の支配欲が出てしまわないように、おもちゃの与えっぱなしは、絶対にしないで下さい。
支配欲が強い犬は、縄張り意識も付いてくるかもしれません

少し気性が荒いかもしれないので、本気で噛んで来ているのであれば、一度プロのトレーナーに見て頂いた方がいいと思います。
出張訪問トレーニングも行っていますので、ご自宅へお伺いして、具体的な方法もご提案させて頂きます。

まとめ

●ご飯中の威嚇
①ご飯は指示語の元与える
②オモチャでの一人遊び禁止
③自分のモノという認識をさせない
④指示語は日々の積み重ねです。

監守本能に触れている可能性があります。
座れ、マテの指示をかけて頂いて、食器を下げて、出来たら言葉だけでいいので、褒めてあげて下さい。
生活環境を整えて、そのようなシチュエーションにならなようにして下さい。