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犬に口輪を着けることは虐待?口輪の本当の使用目的とは?

「犬に口輪を付けるなんてかわいそう」「虐待だ!」と、SNSで話題になっています。
しかし、犬の口輪はペットショップなどで販売されており、手軽に購入することが出来ます。
犬に口輪を着けることは、本当に虐待なのでしょうか?
犬の口輪は、どのような目的で使用するものなのでしょうか?

口輪は虐待!ネットで話題になった?!2019年3月3日に実際にツイッターに寄せられた投稿です。

動物保護活動をしているという人物が、口輪をしている犬の動画と共に
「虐待状態のワンコがいます。改善に向けて、飼い主と交渉する予定です」と、投稿しました。
その後、ツイートは削除されてしまった為、真相は不明となってしまいました。

犬の口輪は、あまり知られていなかったのですが、このツイッターの投稿によって拡散され、関心を集めました。
しかし、犬に口輪をすることは虐待だととらえる人が多かったようです。

犬の口輪の役割

拾い食いの防止

拾い食いがクセになってしまい、病院に通っている犬がいます。
拾い食いがクセになってしまっている犬に、獣医師が口輪を勧める事があります。
これは、決して虐待ではなく、犬の命を守るためでもあります。

散歩に行くと、道には様々な物が落ちています。
人間が捨てたごみや、ガムやたばこの吸い殻、農薬がかかった草などもあります。
犬が食べてしまうと、とても危険な物が沢山あります。
輪ゴムを誤飲してしまうと、消化されずに胃の中に留まってしまい、健康を害する危険性があります。
つまようじや竹ぐしなどを食べてしまうと、口の中などにケガをする恐れもあります。
これらの誤飲を防ぐためには、口輪はとても効果的なのです。

噛みつき防止

犬が興奮して人や他の犬に噛みつくことを防止するために、使用される事があります。
動物病院で診察や治療を行う際や、ペットサロンなどでも使用されています。
子犬でも、興奮している時に噛みつかれるとケガをする恐れがありますが、大型犬の場合には大ケガをする恐れがあります。
犬の噛みつき事故を防止するために、口輪は効果的です。

ケガの防止

ルアーコージングという犬の競技をご存知でしょうか?
ルアーコージングとは、ルアー(疑似餌)と、コージング(獲物を追いかける)を合わせたものです。
犬が、ウサギに似せた疑似餌を追いかけて、スピードを競うドッグスポーツです。
犬達が、獲物を追いかけるという本能を全開にしたスポーツで、スピード感と迫力が魅力的です。

しかし、犬の闘争本能や狩猟本能を全開にして競うスポーツなので、かなり興奮状態になります。
そのため、鼻先を守ったり、噛むことを防ぐために口輪(マズルガード)の装着が義務付けられる事があります。
参加する犬達は、とても興奮状態にあるため、制御する事が難しい事も考えられます。
口輪は、ケガの防止のためにとても有効なアイテムなのです。

傷口を舐める事の防止

犬は、ケガをしてしまった場所や傷口を舐めてしまうクセがあります。
傷口を舐めてしまうと、雑菌が入ってしまい治りが悪くなってしまいます。
犬が傷口を舐めていたら、飼い主さんが注意をすることも出来ますが、24時間ずっと見ている事は出来ません。
口輪は、傷口を守るために有効なのです。

無駄吠え防止

犬の無駄吠えを防止するために、効果的です。
口輪を使用することは、根本的に無駄えの改善には効果はありませんが、一時的にどうしても吠えてほしくない時に使用するために、便利なアイテムです。

犬に口輪をつける事は虐待なの?

前述の通り、犬の口輪には様々な用途があります。
犬が人や他の犬にケガをさせないために使用したり、犬自身の安全のためにも使用しています。
決して、犬の虐待のためにあるものではありません。

口輪をしている姿は拘束されているように見えて、可愛そうだと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、拘束しているわけではないのです。

犬の口輪には、様々なタイプがあり、口輪を付けたまま水が飲めるタイプの物もあります。
犬に合ったサイズの物を選び、正しく使用すれば、犬は快適に過ごす事が出来ます。
犬に口輪をつける事は、虐待ではありません。

犬に口輪を着ける際の注意点

長時間使用しない

犬は、口輪をすることにストレスを感じてしまう可能性があります。
犬がストレスを抱えないためにも、長時間の使用はやめましょう。

熱中症に気を付ける

犬は、パンディングと言って、ハァハァと口で呼吸をすることで、体温調節をします。
夏場などの暑い時期に、口全体を覆うタイプの口輪をつけて散歩をしたり、激しい運動をすると、パンディングをすることが出来ずに、熱中症になる危険性があります。
口輪は、水を飲むことが出来るような、隙間があるタイプの物もあるので、お散歩時などは隙間があるタイプの物を使用して、熱中症に気を付けましょう。

サイズの合ったものを使用する

口輪のサイズは、正しく使用するためにも、とても重要です。
サイズが合っていないと、犬がストレスを溜めてしまったり、口輪の意味をなさない場合があります。
犬のサイズに合ったものを、使用しましょう。

まとめ

犬に口輪を着けることは、虐待ではありません。
普段、口輪を装着した犬を見かけることはないため、窮屈そうに見えるという方もいるでしょう。
犬の口輪は、人間や他の犬にケガをさせない為や、誤飲などによる事故の防止など、様々な利点があるアイテムです。
犬の口輪は、犬にも人間にもメリットのあるアイテムであることを、知って頂きたいと思います。