かわいいわんちゃんを見ると、つい触りたくなりますよね。
でも、犬には触られたくない場所がいくつもあります。
犬の飼い主さんはもちろん、犬が好き!という方も知りたいのではないでしょうか?
悪気なく触ってしまい、犬に嫌な思いをさせてしまっては可愛そうですよね。
そこで、犬が触られたくない場所ワースト3を、ドッグトレーナーが紹介します!
記事監修:犬のしつけハグ 川島 恵
Kawashima
わんちゃんが触られたくない箇所について
わんちゃんには、変わられたくない体の箇所がいくつもあります。
川島トレーナーが10年以上ドッグトレーナーをしてきた中での独断と偏見で触られたくない箇所を3つ選出しました。
犬にも個体差がありますので、ご紹介する箇所が必ず当てはまるとは限りません。
ご参考程度にお考え頂きたいと思います。
犬が触られたくない箇所ワースト3
ワースト3位:おしりと尻尾周り
犬はおしりと尻尾周りを触られることが苦手です。
おしりと尻尾周りは敏感で、触られたくない箇所です。
また、犬を褒める時におしりや尻尾周りを触ることはなく、触られるシチュエーションが無い部分であることも苦手な要因の一つです。
他にも、おしりにうんちが付いている時にちょっと引っ張って拭いたりすると、とても嫌がります。
普段から触られることが無い場所であることが、苦手な理由だと言えます。
普段から触ることで苦手ではなくなるのですが、無理に触る場所ではないので苦手意識はなくならないでしょう。
ワースト2位:足回り
犬の足先部分は神経が集中しています。
敏感な部分なので、触られることを不快に思います。
足先部分はお手入れを行わなければならない場所なので、慣れさせておいて頂きたい部分です。
犬の体の部分でよく触るのは、頭や背中ではないでしょうか?
よく触る場所は、触られることに慣れているため嫌がる犬は少ないと言えます。
しかし、足先は毎日触る場所ではないのですがお手入れはしなければならない部分なので、積極的に触って慣れさせていただきたいと思います。
足先の他にも、耳や鼻などもお手入れをしなければならない部分なので、沢山触って嫌がらないようにして欲しいです。
普段から触る練習を心がけて頂きたいと思います。
ワースト1位:顔
顔を触られることが嫌いな犬は、とても多いです。
耳そうじ、目やにを取る、歯磨きなど顔周りはお手入れをしなければならない場所が沢山あります。
一日一度程度しか触らない、汚れた時しか触らない、病気した時だけ触るようになりがちです。
顔周りは足先と同様に、背中や頭などと比較すると触られることが少ない部分です。
顔周りも日常的に触る事で、お手入れの時に無抵抗になります。
スムーズにお手入れをするために、普段から沢山触って欲しいです。
慣れさせておくことで、目薬や点鼻薬を入れたいなどのいざという時に対応できるようになります。
ガードが固い、触られることを嫌がる箇所のワースト1位は、顔周りです。
目やにとりが苦手な犬、耳掃除を嫌がる犬、口を触られるのが嫌いで歯磨きをスムーズにさせてもらえないなど、細かい部分で苦手な犬もいます。
顔のパーツごとにランクインさせてしまうと3つに絞ることが難しいため、1つにまとめて顔周りがワースト1位に選ばれました。
まとめ
犬が触られたくない箇所ワースト3を紹介しました。
ワースト3位:お尻と尻尾周り
お尻と尻尾周りを触られることが苦手なのは、普段から触られることがないということが最も大きな理由です。
ワースト2位:足先
犬を飼っている方はおわかりだと思いますが、お散歩から帰ってきて足を拭く時に嫌がるのではないでしょうか?
足先は神経が集中している部分です。
また、足先を触って褒める人もいないため、触られ慣れていません。
足を拭く時以外に触ることがあまりないため、触られることへのイメージが良くないことも理由の一つです。
触られ慣れていない場所は、嫌がるのです。
嫌がらないためには、積極的に触ることをおすすめします。
ワースト3位:顔周り
褒める時に顔周りを触る人も中にはいますが、顔周りもあまり触らない部分なので、犬は触られることが苦手です。
お手入れを考えて耳の中を触る、唇をめくって口の中を触るなどを積極的にやっている人はも中にはいらっしゃいます。
多くの方は意識して触るようにすることはないのではないでしょうか。
歯磨きの時だけ口の中を触る、耳掃除の時だけ耳をめくってお手入れをするという方がほとんどでしょう。
お手入れの時しか触らないとなると、やはり触られ慣れていないため、犬にとっては苦手な部分になってしまいます。
大人しくお手入れをさせてくれる場合はよいのですが、お手入れをされることを嫌がる犬もいます。
少しの間拘束されてしまうため、イメージも悪くなってしまうでしょう。
ご紹介した部分は、触られたら痛いなども支障があるわけではなく、犬のイメージから触られたくない箇所ばかりです。
目ヤニ取り、耳掃除、歯磨きなどのお手入れは犬の健康維持のためには必要な項目です。
普段から積極的に触ることで犬も少しずつ慣れていきます。
慣れさせることで触られる事に対する苦手意識もなくなるので、意識して触るようにしましょう。