仕事をしていたり、学生だったり、ちょっとした用事で家を空けるなど、犬がお留守番をしなければならない事があります。上手にお留守番できる犬もいれば、苦手な犬もいます。普段はおとなしい性格なのに、留守番の時だけ家の中の物を破壊するという犬もいます。お留守番が上手に出来ない犬にお困りの方に、お留守番対策をご紹介します。
最初からお留守番が苦手であったり、もともとの性格が荒い犬もいますが、去勢手術や避妊手術をした後から、情緒不安定になってしまい、破壊行動をするようになる犬もいます。手術や病気をすると、飼い主さんが以前よりもやさしくなりがちです。しかし、回復後、対応が戻ると甘えが強くなってしまい、要求が通らないと破壊行為を起こしてしまうのです。それが、留守番中であるという場合が見受けられます。
記事監修:犬のしつけハグ 川島 恵
Kawashima
お勧めはサークル
お留守番対策として有効なのは、サークルに入れておくなど、いたずらできない状況を作るということです。しかし、中にはサークルの中に入ることが嫌いで吠え続けてしまうという犬もいます。あまり吠えてしまうとご近所迷惑なので、まずはサークルの中で大人しく出来るような訓練をしましょう。
留守番トレーニングは、留守じゃないと出来ないのでは?と思われるかもしれませんが、大丈夫です。飼い主さんが居る中で大人しくすることから始めましょう。サークルの中で大人しく出来るようにして、徐々に時間を伸ばしていきます。時間の伸ばし方は、個人差があるので、決して無理やり時間を伸ばさないように注意しましょう。
次に、自分からサークルに入れるようにトレーニングします。サークルの中の居心地が良ければ、人が誘導しなくても進んで入っていくようになります。
「サークル内でおとなしくすることが出来る」「自らサークル内に入ることが出来る」この2つがクリアできれば、お留守番も出来るようになります。
徐々に、サークル内でなくてもお留守番が出来るようになりますが、しばらくはサークル内でお留守番することをお勧めします。
まとめ
犬がお留守番しなければならない事があるでしょう。最初は、上手に出来ないかもしれません。誤ってお風呂に落ちてしまうという事故も発生しています。物を壊してケガをしてしまう事もあります。最低限、犬に危険が及ばないように注意してあげましょう。