毎日の犬の散歩は、どれくらいしていますか?お散歩は毎日した方がいいという話も聞くし、小型犬だったら家の中で十分遊んだら必要ないという話も聞きます。子犬だったら、距離も時間も短くてもいいのでしょうか?散歩の適切な時間や距離、お散歩の頻度や守るべきマナーについてご紹介します。
子犬のお散歩はいつから?
子犬を飼い始めたら、飼い主さんは早く一緒にお散歩に出掛けたいでしょう。しかし、直ぐにお散歩に行けるわけではありません。
予防接種は済んでいますか?お散歩に出られるのは、予防接種を受けてから10日から2週間経ってからが良いとされています。ただ、外の空気に触れさせるだけでしたら、飼い主さんが抱っこした状態であれば、問題ありません。
お散歩の前準備
・リードと首輪
お散歩をさせる時には、リードを付けることが義務づけられています。まずは、首輪とリードに慣れる必要があります。家の中で首輪とリードに慣らしておくようにして下さい。慣れてきたら、飼い主さんがリードを持って、家の中で歩く練習をしましょう。
・外に慣れる
お散歩デビューをする前に、外の環境に慣れさせましょう。車の音や外の騒音に驚いてしまうことがあるので、飼い主さんが抱っこして、近所を一周するなど、外に慣れておくと良いでしょう。
・土やアスファルト
家の床しか歩いたことが無い場合には、ベランダや庭などコンクリートや土などに慣らしておくと良いでしょう。
お散歩の頻度は?
小型犬や子犬の場合、運動という点では室内で遊べば十分です。しかし、お散歩の目的は運動だけではありません。外の空気に触れたり、自然などからの刺激を受けることもお散歩の目的です。また、外を歩くことはストレス解消にもなります。距離は500m程度、時間は10分~20分程度でも問題ありません。最初は、怖がったり疲れてしまうこともあるので、これよりも短くてもかまいません。様子を見ながら、徐々に増やしていきましょう。頻度としては理想は1日2回ですが、夏場は朝や夕方のどちらかに1回、冬は日中の暖かい時間に1回行くと良いでしょう。
お散歩での最低限のマナー
・リードを付ける
子犬や小型犬でも、必ずリードを付けましょう。突然、車がクラクションを鳴らした音に驚いて飛び出してしまったり、怖がってパニックになってしまう事もあります。また、犬が苦手な人もいます。犬の安全を守るためにも、リードは必ずつけましょう。
・排泄物の処理
排泄物を処理しないで放置することは、マナー違反であり法律違反にもなります。おしっこは水できれいに流し、うんちはうんち袋に入れて持ち帰りましょう。
・飼い主の横を歩かせる
犬は飼い主の横を歩くようにしつけましょう。リードをぐいぐり引っ張っている犬を見かけることがありますが、飼い主さんが転倒したり思わぬケガをする恐れがあります。
まとめ
お散歩は、犬にとっても飼い主さんにとっても楽しい時間です。外の空気に触れて、自然と触れ合って様々な刺激を受けることが出来ます。デビューの前に準備をしっかりして、毎日のお散歩を楽しみましょう。