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一人暮らしで犬を飼う!メリット・デメリットとは?

一人暮らしだけど、犬を飼いたいと思っている方は沢山いらっしゃいます。一人暮らしでも家族と一緒に暮していても、環境さえ整っていて最後まできちんとお世話が出来るのであれば、犬を飼うことは可能です。犬を飼いたいけど、不安に思っている方もいらっしゃるでしょう。
そこで、一人暮らしで犬を飼う時のメリット・デメリットについてご紹介します。

 

一人暮らしで犬を飼うデメリット

 

犬を飼っている人に「犬を飼ってよかったですか?」と聞くと、ほとんどの人がYesと答えてくれます。
そして、必ずと言っていいほど「大変だよ」と言われます。一人暮らしで犬を飼う事は、決して簡単なことではありません。
「かわいいから」や「一人暮らしが寂しいから」という理由だけで、犬を飼おうと思っているのなら、辞めた方がいいかもしれません。
犬と触れ合えるテーマパークやペットショップなどで、触れ合うことをおすすめします。
犬と一緒に過ごすことに夢を抱いている方には、申し訳ないのですが、まずは一人暮らしで犬を飼うことのデメリットからご紹介します。

 

デメリット1.犬を飼うことが出来る家に引っ越しをしなければならない

 

一人暮らしをしている人の多くは、ワンルームマンションなどのコンパクトな賃貸住宅に住んでいるのではないでしょうか?
賃貸住宅の多くは、ペットを飼うことを禁止しています。
犬を飼うことになると、ペット可の住宅に引っ越しをしなければなりません。ペット可の住宅は、一般的な賃貸住宅よりも賃料が高めに設定されている所がほとんどです。
なぜなら、ペットを飼っていると壁や床などに傷がついてしまうことが多く、原状回復作業の費用が高くなるためです。引っ越しはお金も体力も使うので、大変です。
まずは、現在お住まいの住居でペットを飼うことが可能かどうか、確認してください。

 

デメリット2.自分の時間が少なくなる

犬のお世話は、1日がかりです。
まず、早朝に起きて犬の散歩に行きます。帰ってきて、足を拭いたりした後にご飯をあげます。ご飯を食べたら排せつをするので、トイレの後始末をします。その後、少しコミュニケーションを取ったら、飼い主さんは出勤時間になっているでしょう。
帰宅後は、またご飯をあげてトイレの後始末をします。出来れば、寝る前にコミュニケーションを取ることが理想的です。
その他にも、ブラッシングをしてあげたり、犬の毛が落ちている部屋の掃除をしたり、自分の時間を作ることが大変になります。
子犬の時期には、しつけもしなければなりません。
成長して老犬になると、病院に連れて行く頻度が高くなります。認知症になってしまい、夜中に無駄吠えをするようになったり、トイレを失敗するようになると、更にお世話する時間が長くなります。
今までは、時間を気にせずに友人や恋人と遊ぶことが出来た人も、犬が居るとお世話にために早めに帰宅しなければなりません。
犬が居る10年から15年は、自分の時間は少なくなるとお考え下さい。

 

デメリット3.自由に使えるお金が減ります。

犬を飼うと、とにかくお金がかかります。
まずは、初期費用として犬の購入費、ケージ、首輪、リード、ベッドなど物品にお金がかかります。
犬の登録料や毎年の予防接種、去勢や避妊費用など病院代がかかります。
毎月の食費、トイレシートなどの雑費もかかります。
忘れがちなのが、光熱費です。夏や冬は、一日中エアコンを付けっぱなしだとお考え下さい。電気代の請求額を見て、驚かれる方は少なくありません。
定期的にトリミングにも行く必要があります。
これだけ犬にお金がかかると、自分で自由に使えるお金はかなり減ることが想像できるのではないでしょうか?
もし、ゴールデンウィークや夏休みなどのまとまったお休みを利用して、海外旅行などの長期の旅行に出かけていた方は、旅費に加えてペットホテルの費用もかかることを、忘れないで下さい。

 

デメリット4.婚期が遅れる可能性があります。

犬を飼うと、お世話に時間をとられること、お金がかかることがおわかり頂けたと思います。
時間もお金もないと、デートをすることが出来ません。デート中に「犬のご飯の時間だから帰るね」と言われたら、相手はあまり良い気分ではないでしょう。
夜、遊びに行けなくなると、出会いの場も減ってしまいます。
犬に愛情を注ぎすぎて、異性に目がいかなくなる人もいます。愛犬がいれば、パートナーなんていらなくなってしまうのです。犬のお陰で寂しくないのはよいことですが、溺愛するのも善し悪しです。
犬がいると婚期が遅れると言われるには、納得できる様々な要因があるのです。

 

デメリット5.部屋の掃除が大変です
犬種にもよりますが、犬は毛が抜けるので、部屋の中に犬の毛があちこちにフワフワと漂っています。部屋の隅には、毛玉が溜まります。
抜け毛が少ない犬種を選んでも、毎日の掃除は欠かせません。キレイ好きな方は、1日に何度も掃除機をかけたり、コロコロを使って掃除をしても、直ぐに毛が落ちている事に、少しイライラしてしまうかもしれません。
また、犬を飼っていると、家の中に犬の臭いがついてしまいます。知らないうちに、飼い主さんや飼い主さんの洋服まで臭いがついてしまいます。
部屋の掃除と共に、空気清浄機などを使って部屋の空気の掃除も必要になります。

 

一人暮らしで犬を飼うメリット

 

メリットが無ければ、一人暮らしで犬を飼うひとは、これほど多くはないでしょう。
デメリットについてお話しましたが、続いて一人暮らしで犬を飼うメリットをご紹介します。

 

メリット1.癒される

犬は、とにかく可愛いくて本当に癒されます。
まずは、子犬の時期は幼い顔がとにかく可愛いです。外出して帰宅すると、飼い主さんに向かって本当にうれしそうに走ってくる姿は、たまりません。
犬は、不思議な行動をして、私たちを笑わせてくれます。無防備な姿で舌を出して白目をむいて眠っていたり、走ってきて急にこけたり、挙げたらきりがありません。
犬は、人の感情を読み取る不思議な能力を持っています。飼い主さんが寂しそうにしていると、そっと近くに寄ってくる事があります。そんな優しさに癒されることも多々あります。
セラピー犬という犬がいることをご存知でしょうか?
高齢者施設や病院、学校などを訪問し、人の心を癒す仕事をする犬です。セラピー犬は、特別な訓練がされていますが、訓練をしなくても十分癒してくれます。

 

メリット2.ダイエット効果が期待できる

犬は、出来るだけ毎日お散歩に連れて行ってあげる必要があります。もちろん、悪天候の日や体調が悪い日は、無理をする必要はありません。
犬の散歩は、早朝に行くのがおすすめです。朝の血糖値が下がっている状態の時に、食事をせずに30分程度の散歩に出かけると、脂肪が燃焼しやすいのです。毎朝の散歩が日課になれば、ダイエット効果が期待できます。
犬と生活することで、犬のお世話をするようになるので、こまめに動く時間が多くなります。1時間のジョギングにはかないませんが、こまめに動くことが習慣化されると、こちらもダイエット効果大です。
公園やドッグランなどで、犬と思いっきり体を動かして遊ぶとダイエット効果が期待できることは、言うまでもありません。
規則正しい生活になるので、健康維持にも効果的です。

 

メリット3.行動範囲が広がり人との出会いも増える

犬の散歩をするようになると、今まであまり行かなかった場所へも歩いていくようになります。
犬を飼う前は、家と駅とスーパーくらいしか知らなかった街も、散歩のお陰で新しい発見が出来るかもしれません。
また、犬を連れていると、周りの人が声を掛けてくれるようになります。自分自身も同じように犬を連れている人がいると、親近感が湧いて話しかけられるようになります。
自分は犬を連れていない状態で「かわいいですね」と声を掛けると、かわいい子アピールと勘違いされる可能性もありますが、こちらも犬を連れていれば、そのような誤解を生むことは少ないでしょう。
もしかしたら、犬がキューピットの役目をしてくれるかもしれません。

 

最後まできちんとお世話が出来ますか?

 

一人暮らしで犬を飼う場合、最後まで責任を持ってお世話をすることが出来るか?という問題があります。
面倒が見られなくなってしまっても、途中で投げ出すことはできません。
東京都では2016年~2018年までの3年間、犬の殺処分ゼロを達成しました。
衝動的に犬を買って、飼育放棄する飼い主の数は減ってはいるものの、ゼロにはなっていません。
犬には尊い命があります。感情もあります。飼い主さんには最後までお世話をするという責任があります。
突然、病気で入院しなければならなくなったら、犬は独りぼっちになってしまいます。
高齢の方の場合には、犬よりも先に自分が死んでしまう可能性もあります。自分に何かあった時に、代わりにお世話をしてくれる人を探しておいてください。
「犬が大好きだから飼いたい」と思っている方は、是非自分が居なくなった時に、愛犬が困らないように考えてから犬を飼って頂きたいと思います。
そして「犬が大好きだから飼わない」という選択肢もあるのではないかと思います。

 

まとめ

一人暮らしで犬を飼うことのメリット・デメリットをご紹介しました。
デメリットが多く感じられますが、決して悪いことではありません。デメリットばかりなら、一人暮らしで犬を飼う人は居ないはずです。
飼う前に、メリットとデメリットをきちんと知った上で、決断をすると良いのではないでしょうか。