この度、犬のしつけHAGU近隣の中学校(茗台中学校様)より職場体験の機会を3日間承りました。
実習には在学中の2年生が2名いらっしゃいましたので、ご報告させて頂きます。
記事:犬のしつけハグ 川島 恵
Kawashima
3日間の犬との触れ合いやトレーニング
3日間共に犬との触れ合いやトレーニング、お手入れなど一通り経験頂きました。
犬のしつけ業に関しては、犬との触れ合いを通して学ぶことが多く、犬から教わることが沢山あります。
単純に知識があるだけではできない仕事なので、そういった部分を学んでもらいました。
犬のしつけには、犬の気持ちを把握する事がとても大切です。
人の一方的な言い分だけを通すのは「しつけ」ではなく「支配」になってしまい、犬側には負担がかかり、決して良い関係性とは言えません。
人が犬と接する時は…
- 「思いやりを持つ事」
- 「常に感情をコントロールする事」
- 「感情的にならず冷静に対応する事」
- 「根気良く」
などなど、人と違い言葉が通じないので、行動で示してあげる必要があります。
犬自身の安全を守る為に必要なこと
褒めることで行動が強化・維持され、叱ることで行動を無くす・減らすことが可能です。
あくまで、叱る時は“人都合”ではなく、犬自身の安全を守る為に必要なこととして教えてきます。
犬に取っては当たり前の行動
一般的に「問題行動」と呼ばれている行動は、犬に取っては当たり前の行動で、特に悪気はありません。
ただ人が問題視しているだけなのです。
犬にしてみれば「しつけ=?」ですが、人と一緒となると、自由にさせたくてもそうはいかないので、教える(しつけ)=ご褒美がもらえるという風に、お互いに損しないやり取りを行います。それが「しつけ」です。
「動物の味方」が増えること、心より願って…
これから沢山の経験をされるかと思いますが、今回の実習で何らかの糧になれば幸いです。
動物業界を前向きに検討頂いている様でしたら、種別を越えた「相手を思いやる気持ち」を大切にして頂けますと幸いでございます。
またの機会がございましたら、是非お声がけ頂ければと存じます。
一人でも多くの「動物の味方」が増えること、心より願っております。
この度は、犬のしつけHAGU職場体験にご参加頂きまして、誠にありがとうございました。
CSR(Corporate social responsibility:企業の社会的責任