今年の夏は例年にも増して、イベントが目白押しだ。
前回の記事でも書いたように、蛍やキャンプに始まり今年の夏はまた一つ新しいことに挑戦してみた。
それは…「釣り」である。
子供の頃、父親に半ば強制的に連れて行かれた釣りの記憶が最後。
以来全く縁の無かった「釣り」
鎌倉の友達とご飯を食べている時に、ひょんなことから釣りの話になり「今度釣りに行くんだけど、行く?」と言うお誘いから、わりと二つ返事で「行く!」と返答してから釣りへ行くことになった次第である。
鎌倉で知り合った友達はとてもアクティブで色んなことに挑戦する人で、交友関係も非常に広い。
せっかくこう言う環境(海や山などの自然が豊富な環境)に居るのだから。と、私もこっちへ越してからは「楽しそうなことには取り敢えず参加してみる!」と言うスタンスを取るようにしている。
そうするとこで交友関係もより深まるし、新しい繋がりが広がる機会だってある。そして新しい経験は何よりも刺激的だ。
何より元気に活動している姿はとても魅力的な大人に見える。
記事:雪丸崇一
Yukimaru
最適解は4:30
釣り人の朝は早い。
釣りの当日は金沢八景から漁船に乗って海へ出るため、最寄駅を始発で出発しなければいけない。
その前にバズの散歩を…。と思い、朝4時に起床。
さすがにまだ陽が昇っていないので、比較的涼しい。外はまだかなり暗いし、さすがにまだ誰も散歩で歩いていない。しかし30分もするとあっという間に明るくなってくる。
近所のいつものコースをぐるっとして家に戻ってくる5時くらいになると、犬を散歩し始める人がポツポツ増えてきた。
散歩も終えていつもより少し早めの朝ごはんをバズにあげてから、家を出発。
金沢八景に着いたのは7時前だったけど、すっかり陽も昇っちゃって夏のスイッチオン。
真夏の犬の散歩の最適時間は恐らく4:30頃。激早。
遅くても6時台。7時超えるともうキツイ。完全に灼熱だ。
まさかの釣果は…
さて、漁港に着いた一行。よく勝手もわから無いまま、いそいそと乗船の手続きと準備を済ませて、いざ出港。
あまりのバタバタっぷりに少々不安もあったが、船長が優しい方で釣りのポイント(やり方)を教えてくれた。船が少し沖に出てスポットに到着し、いよいよ釣り開始。
釣れるかな〜。まぁ1匹でも釣れたらいっか。釣れなくてもまぁ、体験として楽しければいっか。なんて最初は言っていたのだが…。
結果、腰を落ち着かせる暇もなく、糸を垂らせばすぐに魚がかかる。魚をバケツへ入れてまた糸を垂らせばまたかかる。
しばらくはこの繰り返し。入れ食い状態。
昼前くらいになるとさすがにだいぶ落ち着き始めて魚もかからなくなる。のに加えて、これ以上釣れてしまっても逆に大変だ…と言うことで後半はダラダラとしながら写真撮影タイム。
釣果18匹。初めての釣り体験としてはこれ以上ないくらいの成功体験だ。
今回の釣りは友達と3人で行ったのだが、3人合わせて釣果なんと60匹!(アジ58匹、サバ2匹)
まさかこんなに釣れると思ってもいなかったので、この後がまぁ大変。20匹ほどはご近所さんにお裾分けして、残りはみんなで一気に捌くことに。
初めての魚捌(さば)き
釣り自体もほぼ初めてなのに加えて、魚を捌くなんてしたことのない私。
これまた初体験。捌き方はYoutubeを見て事前にお勉強。便利な世の中だ。
近所に住む料理番長を急遽呼び出し、合計4人体制で40匹の魚を捌く準備をする。
頭を落とし内臓を取り出す係、三枚に下ろす係、骨を抜く係、調理する係。最終的に3時間かけて刺身、カルパッチョ、なめろう、アジフライを拵えた。
自分で釣った魚を当日調理して食べる。ごくごくシンプルなことだが、とても贅沢で貴重な経験だと思った。
そして、料理人がいるとこうも違うのか!と言うくらいどの料理もとても美味しかった。
釣りの体験自体も楽しかった。
まだまだ下手くそではあるが、魚の捌き方も分かったのでまたトライしてみようと思う。
その日の夜はさすがに爆睡。
タイトル回収
ようやくタイトル回収なのだが、「9回目の夏」は私のことではない。
私にとってはもう40回目なのだが…。
7月29日でバズが9歳の誕生日を迎えた。
毎年思うことなのだが、本当にあっという間の9年だった。
鎌倉で迎える2回目の誕生日。
去年はバズの顔をしたケーキを注文して、自分の顔を食べる姿は少しシュールではあったのだが、思った以上にサイズが大きかったな。と言うのも踏まえて、今年はもう少し小ぶりなものにしてみた。
お値段も少し小ぶりになった。(とは言え、自分が食べるケーキでも普段こんな高いのは買わんが。)
今年も相変わらず豚鼻を鳴らしながら、1分もかからずに完食。
ペロリと平らげた。
今回のケーキの原材料もワンコ特別仕様でヨーグルトや豆乳、チーズ、ほうれん草と言った安心素材なので、多少値がしても面倒臭いことはお金で解決。(去年も同じことを言った気がする。)
食欲旺盛なのは良いことだ。これだけは未だかつて一度も衰えない。まだまだ元気でいて欲しい。
ただやはり10歳くらいを境にシニアなんだな。と感じるようなことが増えると周りは言うので、健康には気を付けていきたい。
加齢による変化
ここ最近の加齢による変化と言えば、「吠え」だろうか。
加齢が原因かはわからないが。
肌感覚でしかないが、これまではわりとどんなワンコが相手でも自分からガウガウ行くことは無かったのだが、散歩で会うワンコに対して自分から喧嘩を売る頻度がここ1〜2年くらい少し増えたような気がする。こればっかりは相手のワンコとの相性もあるので、一概には言えないのだが。
特に挨拶で匂いを嗅がせてもらう時に、自分は積極的に嗅ぎに行くくせに、自分が嗅がれるとガウガウしがち。(なんて自分勝手な!)
売られた喧嘩はこれまでも買うタイプだったのだが、自分からは決して喧嘩を売るタイプでは無かった。
それが最近は少し自分からも売り気味な気がしている。
これはちょっとした犬の更年期のようなものなのだろうか?
なので、最近は初めてのワンコとの挨拶は注意を払うようにしている。
ノーフォークテリアは小型犬ではあるが、喧嘩を始めると相手が大型のゴールデンだろうがバーニーズだろうが、萎縮するどころか構わずガウガウ突っ込んでいくので本当に注意が必要だ。体格差があっても動じない…。
見ていると、バズにとっては自分に興味が無いくらいの相手が丁度良さそうではある。
少し気難しいおっさんになったような気がするバズ9歳の夏。
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