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【ヨークシャテリア】 6歳 オス 留守番が出来ない!帰宅すると家の中が大変な事に?!

【ヨークシャテリア】 6歳 オス 留守番が出来ない!帰宅すると家の中が大変な事に?!

LINE@犬の無料相談に寄せられた質問に対する回答をご紹介します。

東京都にお住いの、6歳のヨークシャテリア(ヨーキー)の男の子の飼い主さんからのお困り事です。
「お留守番が出来ない。帰宅すると家中がうんちまみれの血だらけ」

同じようなお悩みをお持ちの飼い主さんもいらっしゃると思います。
どうぞ最後までご覧ください。

【ヨークシャテリア】 6歳 オス 留守番が出来ない!帰宅すると家の中が大変な事に?!

【ヨークシャテリア】 6歳 オス 留守番が出来ない!帰宅すると家の中が大変な事に?!

お困りごとの内容

私が不在にして帰ってくると、家中がうんちまみれ、ドアを引搔いて血だらけです。
以前までは、仕事がハードワークで、ほとんど家に帰れない生活をしていましたが、妊娠をきっかけに、最近はほとんどずっと家で一緒にいます。
たまに数時間外出して帰ってくると、写真のような状態になっています。
どうしたら良いのでしょうか?
写真を添付して頂いているのですが、ヨーキーちゃんが血だらけの状態なので、お見せできません。
出血ヵ所は定かではありませんが、恐らく爪から出血しているのだと思います。

お留守番が出来ない理由とは?

【ヨークシャテリア】 6歳 オス 留守番が出来ない!帰宅すると家の中が大変な事に?!

愛犬の気持ち

とても難しいケースですが、ただかまってほしいだけだと思います。
今まで、多忙のためほとんど家にいることが出来ずに、接してくれなかった状況から一転し、急に接してくれるようになり、犬は相当嬉しいのだと思います。
大好きな飼い主さんが外出してしまうと、かまって欲しくてこのような行動に出ているのではないかと、思います。

トイレのしつけ

【ヨークシャテリア】 6歳 オス 留守番が出来ない!帰宅すると家の中が大変な事に?!

おうちの中でうんちまみれになっているので、まずはトイレのしつけから始めましょう。
犬を家の中でフリーな状態で生活をさせてしまうと、犬はどこでもおしっこうんちが出来る状態になってしまいます。
フリーな状態で生活をしてしまうと、トイレを失敗をしても、人が見ていない状態であれば、失敗し放題という事です。
飼い主さん側からしても、失敗しても対応することが出来ません。

トイレのしつけの方法として、叱ることは出来ません。
なぜなら、トイレのしつけの際に叱ってしまうと、犬は排せつをすることで叱られているのだと、勘違いをしてしまうからです。
叱ってしまうと、人に隠れてトイレをするクセがついてしまいます。
排せつする事自体を人に見られたくないとすると、

  1. お散歩中に我慢の限界がきてしてしまう(※犬のしつけハグでは、室内での排せつをおすすめしています)
  2. 人が見ていない空きにしてしまう
  3. 気が付いたら足が濡れている

など、トイレの管理が出来ない状態になってしまいます。

まずは、トイレが失敗できない環境作りが大切です。
家の中で自由にさせている環境は、良くありません。
自立を促す、クレートトレーニングをお勧めします。

クレートトレーニングをしましょう!

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まずは、クレートというプラスティックの入れ物を用意して下さい。
必ず、愛犬に合ったサイズの物を用意して下さい。
クレートの中で過ごす時間は、スイッチが切れた状態、おとなしくする事を教えます。

犬はもともと狭い場所が好きなので、犬自らが好んでクレートの中に入るはずです。
犬を飼っている方にはおわかり頂けると思いますが、テレビ台の下やソファーの下、テーブルの下の暗い場所に、よく入ります。

狭い場所は、守られている感じがするので、犬は安心します。

犬が安心できる場所を、人が1つ作ってあげる、それがクレートという場所なのです。
そして、その中ではおとなしく寝ていてくださいという事を教えていきます。

トイレトレーニング

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トイレを設置しましょう!

犬が安心しておとなしく過ごす場所、クレートを設置すると同時に、トイレを設置しましょう。
トイレの場所はサークルという囲われた空間です。

トイレシートもその犬の大きさに合ったものを用意して下さい。
3kg程度の大きさの犬であれば、レギュラーサイズの物が丁度良いです。
5~6kgの大きさの犬は、ワイドサイズの物が適度な大きさです。
犬の大きさにあったトイレを設置して下さい。

最初は、トイレは完全に囲われた場所にして下さい。
サークルという囲われた場所の中にトイレを設置して、排せつを済ませなければ外に出しませんというルールを作って習慣にしましょう。
排せつを済ませたら褒めてあげて、外で遊べると言う習慣を着けてあげると、少しでも絞り出す習慣がついてきます。

犬の排せつについて

犬はやたらうんちをするわけではありません。
おしっこの回数は、成犬の場合には1日に2~3回程度です。
子犬の場合は、多いと1日に7~8回する場合もあります。
月齢によって、おしっこを我慢させる時間は変わってきますが、7~8ヵ月になると2~3回と安定してくるので、それぐらいのタイミングでトイレに促してあげると良いでしょう。

トイレの我慢は、あくまでもクレートの中でおとなしくしていた時の場合に限ります。
クレートの中では、7~8時間程度は我慢できます。
クレートの中で大人しくさせて、自立を促します。
クレートの中やフロアーで動いていると代謝が上がるので、2時間に1回程度おしっこが出ます。
タイミングを見計らって、人がトイレに促す必要があります。

クレートの外に出たら、人と遊ぶ時間として、犬と向き合って遊んで頂きたいと思います。
テレビを見ながら遊んだりすると、ちょっと目を離したすきにトイレを失敗してしまったり、いたずらや広い食いなどの危険性もあります。

犬と遊ぶ時に大切な事とは?

まずは、家の中で犬が全く問題なく過ごすように、人が常に見ているという事を犬に教えてあげなければいけないので、最初は目が離せません。
犬をクレートの外に出している時には、犬がどのような行動をするのかを常に見ておいていただく、何かをしようとしたら、注意をして下さい。
常に、犬から目を離さない事が大切です。
人が片手間に遊ばないという事がわかれば、犬も真剣に向き合ってくれます。
「人って一緒にいると楽しいな」と思ってくれるので、濃密な時間を過ごすことが出来るようになります。
必ず、犬を見ておくことが大事です。

お困りごと:お留守番が出来ない事への対処方法のまとめ

【ヨークシャテリア】 6歳 オス 留守番が出来ない!帰宅すると家の中が大変な事に?!

クレートトレーニングを行う

トイレトレーニングは、最初は手取り足取り教えてあげる必要があります。
分離不安が疑われる犬には、短時間でもクレートの中に居させて、おとなしくする習慣、クレートトレーニングをお勧めします。

最初から、クレートの中に3~4時間入れっぱなしでお留守番させると心配しかないので、人がいる状態の時に30分程度の短い時間、クレートの中でおとなしくする時間を作りましょう。
少し慣れたら、1時間くらいお留守番をさせて様子を見るなど、徐々に時間を伸ばしてみて下さい。
ご相談者さんの犬は、かなり出血をしている状態なので、不安があるのだと思います。
少しずつ時間を伸ばして、気長にトレーニングを行っていただく必要があると思います。

自立を促す

自立が出来ていない部分があると思います。
また、急に飼い主さんが家にいるようになったので、ちょっとしたワガママで、このような行動に出ているのだと思います。
犬なりの抵抗だと思いますが、お留守番が出来ない事、飼い主さんが居ない事を不安に思う事、寂しい思いをする事は、良い状態ではありません。
飼い主さんが居ない間は、きちんとお留守番をしなければならないという事を、認識させなければなりません。
自立をするために、トイレトレーニング・クレートトレーニングを行って頂きたいと思います。

【ヨークシャテリア】 6歳 オス 留守番が出来ない!帰宅すると家の中が大変な事に?!

まとめ

ルールを作らなければ、家の中が無法地帯になってしまいます。
・ルールを作る
・犬が安心できる場所を人が作ってあげる
・お留守番ができるようにクレートトレーニングを行う
年齢が6歳なので、時間がかかると思いますが、根気よく向き合って頂きたいと思います。

時間がかかってしまう場合がありますが、順番に1つ1つ丁寧に、回答をさせて頂きます。
是非、お気軽にLINE@無料相談をご利用頂きたいと思います。