ふっと立ち寄ったペットショップで、店員さんに勧められるがままに子犬を抱っこしたら、かわいくて連れて帰りたくなってしまったという経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
犬はかわいくて、私たちを癒してくれます。でも、実は犬を飼うことは意外と大変なんです。
お散歩や食事、予防接種などの健康管理やしつけ、健康維持のためには愛情も必要です。
ここでは、はじめて犬を飼う人に知っておいてもらいたい3つのことについて、ご紹介します。
1.健康管理
大切な愛犬の健康管理は飼い主さんの義務です。
出来るだけ長く愛犬と生活をするためには、愛犬が健康である必要があります。
犬は言葉がしゃべれないので、普段の生活の中で飼い主さんが気を付けてあげましょう。
お散歩などの運動
健康維持のためには、犬も人間と同様に適度な運動が必要です。
運動量は、犬の大きさによって異なります。
大型犬の場合は、お散歩は1日に2回、1時間程度のお散歩が必要です。
小型犬の場合は、家の中で運動させてあげれば必ず散歩に連れて行かなくても問題はありません。
しかし、外の空気に触れてお日様の下で運動させることや、ドックランなどで他の犬と一緒に遊ぶことはとても良いことです。
食事
ドックフードは、その犬種・年齢に合ったものを与えるようにしましょう。
人間が食事をしていると、ついあげたくなるかもしれませんがNGです。
特に、チョコレートは犬の中枢神経を刺激してしまうので与えないようにしましょう。
予防接種など
犬は、「狂犬病予防接種」が法律で義務付けられています。
他にも伝染病予防の予防接種、フィラリアの予防薬投与などが推奨されています。
避妊手術や去勢手術を受けさせるなど、病院に行かなければならないことがあります。
犬の健康保険は無いので、多少お金がかかりますが、愛犬の健康のためには必要なことです。
その他
犬もストレスを感じることがあります。飼い主さんが忙しくてあまり遊んであげることが出来ないと寂しいと感じます。また、運動不足になってしまってもストレスを感じます。あまりストレスが溜まってしまうと健康を害してしまうこともあるので、愛犬がくつろげるような環境を作ってあげましょう。
2.しつけ
犬のしつけは、とても難しい問題です。特に、はじめて犬を飼うという方は自分でしつけを行うことは簡単ではないので「しつけ教室」に通うことをお勧めします。
プロにしつけをしてもらうことで、正しくしつけを行うことが出来ます。
しつけの仕方は、犬種やその犬の性格によっても異なります。
ご自分でしつけを行う際には、本やインターネットなどできちんと調べて行うようにしましょう。
3.愛情と責任
ご存知の通り、犬は生き物です。ぬいぐるみのように、お部屋に飾っておくだけというわけにはいきません。
飼い主さんには、きちんと最後まで愛情をもって育てる責任があります。
毎日ご飯をあげて、お散歩に連れて行ってあげて、遊んであげて、おしっこやうんちの処理をしてあげて、愛情いっぱい与えて育ててあげなければいけません。
ふらっと立ち寄ったペットショップで、ちょっと抱っこしてあげたら離れられなくなってしまい、つい連れて帰ってしまったけど「お世話が大変だしお金もかかるから、もうらない」と捨てることはできません。
飼う前には、最後まできちんと育てることが出来るのかを考えて、責任をもって飼いましょう。
まとめ
犬を飼うまえに、知っておいていただきたい3つのことについてご紹介しました。
生き物と一緒に生活をすることは大変です。
かわいくて、はじめて犬を飼う人に知っておいていただきたい3つのことについてご紹介します。
お散歩や食事、予防接種などの健康管理やしつけ、健康維持、私たちの心を癒してくれる犬と楽しく生活するために参考にして頂ければと思います。と幸いです