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【注意喚起】災害はいつ来てもおかしくない!愛犬と自分を守るための災害対策法

【注意喚起】災害はいつ来てもおかしくない!愛犬と自分を守るための災害対策法

災害はいつ起こるか予測がつきません。
いざという時に慌てないためにも、日頃からトレーニングを行っておけば安心です。
災害時に備えたトレーニングについて、詳しく紹介しましょう。

記事監修:犬のしつけハグ 川島 恵

Kawashima

Profile 川島 恵 ドックトレーナーとして12年目の令和元年に東京の世田谷区と文京区にあるドッグトレーニング犬のしつけ教室をオープン。 『スッキリ』(日本テレビ系)犬のしつけ専門家として出演電話出演。 テレビ東京「どうぶつピース!!」に出演。「おやつ、おもちゃ無しのしつけ」でドッグトレーニングする犬のしつけの専門家

災害時に備えたおすすめのトレーニング

【注意喚起】災害はいつ来てもおかしくない!愛犬と自分を守るための災害対策法 自らクレートに入る犬

クレートトレーニング

クレートとは主にプラスチック製の犬用キャリーケースのことです。

クレートの中に入ってじっとしていられるようにするトレーニングを「クレートトレーニング」と言います。

犬のしつけハグではクレートトレーニングを推奨しています。

犬のしつけハグで行っているどのプランでも、クレートトレーニングを行っています。

しかし、災害時には通常とは異なるトレーニングが必要です。

ここでは災害時に役に立つクレートトレーニングについて、ご紹介します。【注意喚起】災害はいつ来てもおかしくない!愛犬と自分を守るための災害対策法 クレートトレーニング

愛犬が自ら進んでクレートの中に入るようにして行きましょう。

クレートトレーニングは、クレートを置いておけば犬が自ら入るわけでもなく、人が無理矢理クレートの中に入れるわけでもありません。

人が無理矢理クレートの中に押し込んでしまうと、まるでお仕置き部屋のような場所になってしまうため、NGです。

犬にとってクレートの中が居心地の悪い嫌な場所になってしまいます。

犬が自らクレートの中に入って休むことは、一見良いように思えますがこれも違います。【注意喚起】災害はいつ来てもおかしくない!愛犬と自分を守るための災害対策法 クレートの犬

なぜなら、扉を閉められることには慣れていないからです。

扉を閉めても何時間もクレートの中にいられる状態にすることが大事なのです。

避難所に滞在しなければならなくなった場合、犬はクレートの中で過ごさなければならなくなります。

犬が嫌いな人もいるため、避難所内でうろうろさせる訳にはいきません。

避難所では普段以上に衛生面に気を遣わなければなりません。

そのため、犬の毛が舞うこともNGです。

ケージの中で大人しくできれば、毛やホコリが舞うことを防ぐことができます。

トイレトレーニング

【注意喚起】災害はいつ来てもおかしくない!愛犬と自分を守るための災害対策法 排泄する犬災害時には排せつに関する問題があります。

犬が決められたトイレシートの上でうんちとおしっこが出来るかどうかは、とても大切です。

その辺で足を上げておしっこをしてしまう、トイレの場所が全くわかっていない犬はNGです。

犬のしつけハグでは、クレートの中では排せつは我慢する、トイレは必ず決められた場所で出来るようにトレーニングをしています。

災害時に備えるためだけでなく、普段からトイレトレーニングは必ず行わなければなりません。

無駄吠えをしない

【注意喚起】災害はいつ来てもおかしくない!愛犬と自分を守るための災害対策法 吠える犬普段から吠えることの無いようにするトレーニングも必須です。

吠えると周りの人に迷惑になります。

特に避難所生活は不安を抱えているため、平常心ではない人も多いでしょう。

イライラしている所に犬が吠えると、余計にイライラしてしまいます。

避難所から追い出されてしまう可能性もあるため、注意が必要です。

災害時に犬と一緒に過ごしたいのであれば、吠えないようなトレーニングを行うことはとても重要です。

慣れない場所で人が沢山いると不安で吠えてしまうことも考えられます。

犬の性格によってトレーニング方法は異なりますが、周りの迷惑になるため十分気を付けなければなりません。

中には噛んでしまう場合もあるため、注意が必要です。

その他

【注意喚起】災害はいつ来てもおかしくない!愛犬と自分を守るための災害対策法 犬靴下を履かせる小さくて軽い小型犬は、抱っこして一緒に避難することが出来ますが、中型犬や大型犬は抱きかかえることができません。

しかし、災害時には地面にガラスの破片などが落ちている可能性があります。

普段のお散歩等でアスファルトを歩かせるだけなら問題ありませんが、災害時は素足で歩かせてしまうとケガの心配があります。

犬を危険から守るために、靴や靴下を履くことに慣れさせておくと良いでしょう。

災害時に犬に靴や靴下を履かせることは少し難しいかもしれませんが、履いておくだけでケガの予防になります。

小型犬はキャリーケースやクレートに入れて運ぶことが出来ますが、中型犬や大型犬の場合は難しいでしょう。

他にも、同じ場所で大人しくしていられるようなトレーニングも行っておくと安心です。

【注意喚起】災害はいつ来てもおかしくない!愛犬と自分を守るための災害対策法

騒がずに飼い主さんの側でじっとしていられると、一緒に避難することが出来る可能性が高くなります。

東京都では、「ペットを飼っているみなさまへ」という冊子が配られています。

環境省でも7~8ページほどの冊子が配られています。

そこに書かれているものを参考にして備えておくと、いざという時に安心です。

実際に災害時にペットと一緒に避難した方の体験談なども載っているため、参考にするとよいでしょう。

まとめ

【注意喚起】災害はいつ来てもおかしく ない!愛犬と自分を守るための災害対策法 まとめ トレーニング方法

災害時に備えたトレーニング方法を紹介しました。

クレートトレーニングを行いましょう。

犬がクレートの中で何時間か大人しく過ごすことが出来るようにする為のトレーニングです。

 

トイレトレーニングも必須項目です。

決められた場所できちんとおしっこやうんちが出来るようにしておくことは、とても重要です。

避難場所では衛生面に特に気を付ける必要があるため、トイレトレーニングも必須項目の一つです。

 

無駄吠えをしないためのトレーニングを行いましょう。

避難所では不安な気持ちからイライラしている人も多いでしょう。

落ち着かない中で犬が吠えると、余計にイライラしてしまいます。

無駄吠えをして周りの人の迷惑にならないように、吠えないようにするトレーニングも必須です。

東京都や環境省で「ペットを飼っている人へ」という冊子が配られています。

是非、参考にしてください。

トレーニングの方法は犬の性格などによって異なるため、近隣のトレーニング施設にご相談ください。

犬のしつけハグでもクレートトレーニングを行っていますので、是非お問合せください。

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