犬のしつけ ハグ
少し前にお迎えしたと思っていた、仔犬だったバズも7/29でなんと10歳を迎えてしまった。
本当に月日が過ぎるのはなんと早いことだろうか。
もうすっかりシニアへ大突入である。昔に比べれば病院にかかる頻度も増えたし、性格も温厚どころか好き嫌いの激しくなった頑固ジジイみたいになってきてるし…。
変わらないようで少しずつ変わりながら、共に生きて10年。
誰よりも私の側に居てくれた存在である。
そんなある意味節目でもある10歳の誕生日だから、今回はそれなりにちゃんとお祝いしてやろうと考えていたのだが、当日なんと私が発熱。
38°、、、しんどさMAXである。
記事：雪丸崇一
Yukimaru
まさか、、、コ＊ナ
普段風邪でも滅多に熱を出さない人間なので、非常に嫌な予感はしていた。
これはもしや、、、コロナ…。であれば、無症状感染を除けば恐らく私史上初の感染である。
鎌倉の友人たちに連絡をすると、すぐに大量の食料品を届けてくれた。なんと優しいことか。
こんな時に歩いて行ける近所にスーパーもなければ病院もないようなところ、これは非常に心強い。
届けてもらった物の中に、コロナの簡易検査キットもあったので試してみたが、陰性と出た。が、非常に怪しい…。（精度が）
結果は気休め程度に考え、あまり信用しないことにした。
これまでコロナに感染した友人に話を聞いても、結局は対処療法と解熱剤で熱を下げるくらいしかないとのことだったので、今病院に行っても、しんどい上にあまり意味が無さそうだと判断して家にあるeve（頭痛薬）で乗り切ることにした。
お昼くらいには薬が効き始めて、熱がだいぶ下がり体も幾分か楽になってきた。
今年のバズの10歳の誕生日は意地でも祝ってやろうと思っていたので、準備を始める。
もちろん犬にとってはただの日常で、誕生祝いなんて飼い主の勝手な自己満足であることは百も承知なのだが、それでも。なのだ。
（誕生日前にトリミングもしてスッキリ…）
今年のバースデーケーキ
今年の誕生日ケーキはどうしようか？とずっと悩んでいた。
以前はバズの画像を送って、バズの顔を模したケーキを作ってくれる。と言うサービスを利用したこともあったが、想像以上にサイズが大きくて、こんなにいらないんだけどな…。と思っていた。
値段的にもやはり3,000〜4,000円くらいと、人が食べるケーキ並かそれ以上にはする。
まぁ値段は構わないのだが、この値段でこれかぁ…と言うものが結構多いので今ひとつ決め手に欠ける。
そんなケーキの相談を10年来の犬友ママに相談したところ、その子は手作りだとのこと。
「手作り」確かにその選択肢が無かったわけではないのだが、やはり面倒臭さが優ってしまってその選択肢をどうしてもチョイスする気持ちになれないでいた。
そんな相談をしていると、犬友ママが「土台のシフォンケーキだけ焼いて送ってあげよか？」と。
「えぇっ！そんな…悪いよ！」と言いながら（内心ニタァ( ՞ٹ՞)な私）。
お言葉に甘えて、土台のシフォンケーキを送ってもらうことにした。
その犬友ママは、バズお迎えした当時のパピー時代のバズの写真を撮ってパネルにして送ってくれたりと、昔から何かとお世話になっている古くからバズのことをよく知る友人なのである。
そして頼んでおいたシフォンケーキが届いた誕生日前日の28日の金曜日。
犬友ママの「ワンコも食べられるケーキ作り」のアドバイスを参考に、デコレーション用の水切りヨーグルトとフルーツを事前に購入。ワンコも食べられるフルーツと言うことで色々考えたものの、夏のフルーツと言うとスイカとかメロンとかやたら水分量が多く、ケーキのデコレーションには向かなそうなものばかりで、結局季節外れの苺を奮発して購入する。
諸々、発熱する前日までに全て準備できていたのが幸いである。
お陰で熱を出した当日は、届いたシフォンケーキに水切りヨーグルトをベタベタとナイフで塗りたくって、予め買っておいたフルーツをトッピングするだけで済んだ。
今回デコレーションに使用したのは、無糖の水切りヨーグルトと冷凍のブルーベリーを解凍したものと、苺。のシンプルなもの。
それにAmazonで予め購入しておいた数字の蝋燭とプレートをブスっと刺してあげれば、わりと可愛いケーキの出来上がりだ。
空間のオーナメントのデコレーションはダイソーで一通り揃った。
これも当日だけデコレーションしてすぐ撤収するのも少し勿体無いな、と思っていて実は数日前からある程度デコレーションしていたお陰で、熱の出た当日、空間の飾り付けをする手間が無くなって自分エライ！と自分で自分を褒めていた。
そしてようやくお待ちかねの撮影タイムだ。
次の10年も元気に共に生きましょうね。と。パシャリ。
さぁ、年に一度のドカ食いタイムだ。
本当は2回くらいに分けても良いかな？と思うものの、そうこうしている内にあっという間に完食する。
そして途中で取り上げようとしようものなら、マジで噛みつきそうな勢いで唸り始める。
なので、与えるならば全て与える覚悟と量で与えなければいけない。
今回初めての手作りケーキを試してみたが、ケーキの土台を焼いてもらったこともあって、思った以上に手間がかからなかったし、季節外れの苺はそれなりに高かったものの、それでも費用的にはかなり安く済んだ。（恐らく総額で1,000円程度）
それになによりも原材料がかなりシンプルで全てワンコが食べても安全なものを使用していると言う安心感である。ケーキの土台さえなんとかなれば、次回も自分で作れるかもしれないと思った。
今回残ったヨーグルトとフルーツは私の朝食となった。やはり人も安心して食べられる素材と言うのは良い。
こうしてなんとか本日のメインイベントを無事に終え片付けをしてから、またいそいそとベッドの中に潜り込む。
その日から約4日間熱と悪寒にうなされ、5日目にしてようやく薬なしで解熱し、回復の兆しが見え始めたところでこの記事を書くことができている。
とんだ誕生日となったが、一先ずはバズが元気に10歳を迎えることができて嬉しい。
それに尽きる。
Happy Birthday Buzz!!
