ペットカートの使い方については、「飼い主さんの味方!ペットカートにはどんな使い方があるの?」また、ペットカートの使用理由については「飼い主さんの本音!ペットカートは周囲への配慮!」で、ご紹介しました。
こちらのサイトでご紹介しているペットカートの使用については、単なる甘やかしや過保護からではないことを前提にご紹介してきました。犬のことを考えた使い方であったり、犬嫌いの方やアレルギーをお持ちの方への配慮から使用されていること、またトラブルを未然に防ぐことが使用目的です。しかし、中には違う理由で使用されている方もいるようです。
ペットカートの使用理由
ペットカートを使用する理由に「飼い主さんの都合」である場合があります。
可愛いから
最近は、ペットカートの種類が増えて耐荷重や大きさなども様々です。スペックだけでなく、デザインも豊富です。自分好みの可愛いペットカートに愛犬を乗せてお散歩したいという人がいます。犬がお散歩したくても、外に出る時にはペットカートに乗せられてしまい、運動不足になってしまったり、ストレスが溜まってしまう可能性があります。外に出る時にはペットカートに乗せられるので、自分の足で歩かずに楽することを覚えてしまったら、知らず知らずのうちに肥満になってしまう可能性もあります。飼い主さんは、そんな愛犬のことをわかっているのでしょうか?
注目を浴びるから
ペットカートを見かける頻度は高くなっていますが、まだまだ珍しいのが実情です。かわいい服を着せて、かわいいペットカートに乗せていたら、周りの人から注目されます。「かわいいね」と声をかけてくれる人もいるでしょう。確かに、ペットカートに乗って顔だけちょこんと出している姿は愛らしいです。
しかし、ペットカートの知名度はまだ高くはありません。犬がベビーカーのような乗り物に乗っている姿に違和感を覚える人も多いのではないでしょうか。甘やかしていると思う方も多いのが現状です。
抱っこは重いから
お散歩に出たものの、歩くのが嫌いで、すぐに抱っこをせがんでくる場合があります。そんな時、ペットカートが活躍します。どんなに小さくて軽い小型犬でも、長時間抱っこするのは重く、飼い主さんの負担になるでしょう。
しかし、歩くのを嫌がるからペットカートに乗せるという行動を繰り返していると、学習能力の高い犬は、「抱っこをせがめば、ペットカートに乗れる」と思ってしまいます。重たくて抱っこしたくないという飼い主さんの都合でペットカートを使用するのは、犬のためになるのでしょうか。
犬の毛が汚れるから
道を歩かせると、犬の毛が汚れてしまうからペットカートを使用するという人がいます。これは、完全に飼い主さんの都合です。犬は、毛が汚れることを気にしません。アスファルトや土、草など様々な質の物の上を歩くことは、刺激になります。ペットカートに乗っていては、そんな刺激を受けることは難しいでしょう。
まとめ
飼い主さんの都合でペットカートを使用する理由をいくつかご紹介しました。モデル犬やタレント犬などは、ケガをしないため、毛が汚れないため、他犬との接触を避けるためなどの理由でペットカートを使用している事があります。運動は、ドッグランや犬専用ジムを利用するなど、一般の犬とは少し違う生活をしていることもあります。特別な犬だからよくて、一般の犬はダメということではありません。ペットカートは、歩行が困難な犬専用というわけではなく、飼い主さんの都合で使用するのも悪いわけではありません。ペットカートの使用については、様々な意見があり難しい問題なのではないでしょうか。