LINE@犬の無料相談に寄せられた質問に対する回答をご紹介します。
大阪府にお住いの、5歳7ヵ月のミックス犬(トイプードル×ミニチュアダックスフント)の男の子の飼い主さんからのお困り事です。
「トイレを新しくしたらそこでトイレをしてくれません。」
同じようなお悩みをお持ちの飼い主さんもいらっしゃると思います。
どうぞ最後までご覧ください。
【トイプードル×ミニチュアダックスフント】5歳7ヵ月 オス 新しいトイレで排せつしない
お悩みの内容
・トイレを新しくしたらそこでトイレをしてくれません。
アドバイスお願いします。
追記です。
以前使っていたトイレはメッシュカバーがあるものでしたが新しいものは、シーツのみのタイプです。
トイレトレーニングのポイント
トイレトレーニングは、意外と不安定なものです。
些細な変化で、トイレの失敗が続いてしまうことは、よくあることです。
愛犬がトイレを失敗してしまっても、飼い主さんはうろたえる事をせずに、失敗をしない、失敗出来ない環境にもっていって頂く必要があります。
ポイント1:トイレのタイミングを把握する
まずは、犬が排せつをする間隔を把握しましょう。
例えば
朝イチ、お昼ごろ、夕方ご飯を食べた後、お散歩の時など、1日の中で、愛犬が「いつ」「何回」おしっこやうんちをしているのかを、把握することから始めます。
トイレの回数をメモして、おしっこうんちを把握しましょう。
メモをしたタイミングで、犬は必ずおしっこやうんちをしたいはずです。
そのタイミングで、必ずトイレに導いてあげて、その時にトイレを済ませる習慣をつけましょう。
ポイント2:トイレの周囲は囲う
トイレトレーを置くだけだと、床で失敗してしまう可能性があります。
トイレトレーは、サークルの中に設置して、トイレを囲うと
排せつを済ませればサークルの外に出られる➡得!
という風になってきます。
このような形で、1からトイレを教えていく必要があります。
ポイント3:トイレの場所を一ヵ所に絞る
トイレをメッシュカバーがあるものからシートのみのタイプに変えただけで嫌だなと思うのは、まれなケースだと思います。
ご相談者さんの愛犬が、排せつをどこでしているのか?疑問に思います。
お散歩中にしているのか?他のスペースでしてるのか?どこかで必ず排せつをしていると思います。
どうしても、飼い主さんが設置したトイレトレーの所の排せつをご希望でしたら、それ以外の排せつをしている場所を1つ1つ潰していかなければなりません。
トイレの場所を一ヵ所に絞りましょう。
決めた場所で済まさざるを得ない状況を作っていけば、成功します。
トイレトレーニングの見直しの方法
1からトイレトレーニングをやり直す方法としては、まずはトイレの環境を見直してみてください。
惜しいところで失敗しているのであれば、飼い主さんの手で導いてあげましょう。
トイレしそうになったら、「トイレ」などの指示語でトイレに促すなど、手取り足取り、教えてあげて下さい。
ミニチュアダックスとトイプ―ドルのミックス犬【ダップー】
ダップーとは?
ダップーとは、ミニチュアダックスフントとトイプードルのミックス犬です。
どちらも人気の高い犬種なので、ダップーも人気のミックス犬上位の常連です。
日本では、一般的にダップーと呼ばれていますが、欧米ではドキシープー(Doxiepoo)やドードル(Doodle)と呼ばれています。
ダップーの外見的な特徴
ミニチュアダックスの特徴が濃く現れた場合には、マズルが長く胴長で短足な外見になります。
トイプードルの特徴が濃く現れると、マズルが短く巻き毛の外見になります。
どちらに似ても、体高は24cm程度で体重は5kg前後です。
被毛のカラーバリエーションも豊富なので、めずらしい被毛の場合もあります。
どのような姿になるのか?明確ではないいため、成長が楽しみなところも、ミックス犬の魅力の1つです。
ダップーの性格
ダップーは、明るくて社交的、小さい子供や先住犬がいても上手に付き合っていく事が出来る、フレンドリーな性格です。
活発な性格で、小型犬の中でも運動量が多いのも特徴の一つです。
可能な限り、毎日のお散歩を習慣にして頂き、家でも沢山遊んであげて下さい。
いたずら好きな性格ですが、忠誠心が強いので、きちんとしつけを行えば、問題ありません。
ミニチュアダックスもトイプードルも狩猟犬だったので、警戒心の強さを受けついでいる可能性が高く、噛み癖や吠え癖がついてしまう事があります。
こちらも、しっかりとしつけを行う必要があります。
外見のかわいらしさに加えて、甘え上手な性格なので、飼い主さんも愛情を注ぎやすいでしょう。
ダップーのお手入れ
被毛には個体差があります。
ダックスの特徴が強いと直毛になり、プードルの特徴が強く出ると巻き毛になりますが、どちらの場合にも抜け毛が少なくので、被毛のお手入れは比較的楽です。
しかし、皮膚が弱い場合が多いので、ブラッシングなどのお手入れは、しっかりと行いましょう。
垂れ耳の場合には、耳のお手入れもしっかりと行いましょう。
体臭が強くなる傾向があるので、ニオイにも気を付けて下さい。
まとめ
ご相談者さんの犬は、5歳7か月という年齢を考えると、今までトイレがしっかりと出来ていたと思うので、ここにきて「えっ?!なんで?!」と思うかもしれません。
しかし、年齢を重ねてから急にトイレが出来なくなってしまう事は、特別な事ではありません。
あまり気になさらず、ワンちゃんのペースで、今現在どのような状態なのかを把握して頂き、ご紹介した方法を試して頂ければ、成功に導くことができると思います。