トイプードルの選び方を紹介していきます。
「健康的かどうか」「飼いやすい性格かどうか(人間と接しやすい性格かどうか)」という事に関してお伝えしていきます。専門的な知識がなくても実践できる方法を集めたのでご安心ください。
ずっと一緒に過ごしていくわけですから、可能な限り慎重に選ぶことをおすすめします。
トイプードルの選び方【最初のチェック】
トイプードルに限らず、犬には可愛らしい・カッコいいなどの魅力がありますよね。
ですから、「直感だけで選びたい!」という人が少なくないようです。
ですが、ずっと飼っていくペットを選ぶわけですから、健康面に問題のないトイプードルを探したいところです。
目の確認
最初にトイプードルの目をチェックしましょう。
「眼できちんと動く物体を追っている」「眼が輝いている」という条件を満たしていれば問題ありません。
ニオイの確認
身体、口、耳などから妙に強いニオイがしないかどうかチェックしてください。
トイプードルはあまりニオイがしないんですよね。ですから、ニオイが強い場合は何かの菌が繁殖している恐れがあります。
また、汚れの有無もチェックしたいところです。
重さのチェック
これも「性格面」ではなく、「健康面」のチェックです。
筋肉や骨格に問題を抱えているトイプードルに関しては、抱っこしてみて、「体格の割に軽いなあ……」と感じてしまう可能性が高いです。
逆に「細い割に妙に思い」「とにかく細く見える」というトイプードルも避けたほうが良いでしょう。
トイプードルの選び方【性格のチェック】
健康面の問題がなさそうなのであれば、次はトイプードルの性格をチェックしましょう。
こちらもトイプードルの選び方の知識として非常に重要です。
トイプードルに限ったことではありませんが、やっぱり「人間とのスキンシップが好き」「活発」「人を避けない」という条件を満たす犬を探すべきです。
人に対する抵抗感のチェック
手で触れたり抱っこしたりした場合に、拒否して逃げようとするかどうかをチェックしましょう。
ただし、初めは犬としても「この状況はなんだろう……」とプレッシャーを感じて動きや反応が鈍くなる可能性があります。
ですから、ある程度時間を使って確認することをおすすめします。
反応のチェック
ある程度離れた場所から声をかけたり手を叩いたりしたときに、きちんと反応を示すかどうかも大事です。
他の犬との触れ合いもチェックしましょう
他のトイプードル(など)とじゃれ合っている姿も見ておきましょう。
「他の犬と触れ合うのを嫌がっているのかな……?」という風に見える場合は、そのトイプードルは避けたほうが無難かもしれません。気難しい性格なのかも。
ブリーダーからトイプードルを迎える場合は、「他のワンちゃんと遊んでいる様子を見せて下さい」などと頼んでみることをおすすめします。
トイプードルの選び方|家族の事を聞くと性格・健康面が分かるかも
トイプードルの選び方の大事な要素の一つに
「そのトイプードルの家族(兄弟、親など)についても調べる」という事があります。
家族に関して
- 性格はどうなのか
- 疾患にかかったか
- サイズは?
などを把握しておくと、あなたが飼おうとしているトイプードルについても、ある程度予測することができますよ。
しつけでコントロールできる部分もある「性格」とは違って、「体格(特に骨格)」については飼い主さんとしても、どうにもできませんよね。
「トイプードルだからミニサイズだと思っていたのに、想像以上に大きくなって困惑した」などといった事がないようにしましょう。
トイプードルの選び方|あなた自身の家族の性格は?
「トイプードル」と「人間」にも相性の問題がありますから、
どんなに素敵な性格のトイプードルであっても、「なぜか私の家族との相性が悪い!」という可能性もあります。
人間の場合は自分自身である程度行動をコントロールできますが、それにも限界があります。
ですから、「実際にこのトイプードルを飼ったとして、私の家族と上手くやっていけるかな」という事も考えましょう。
「いやまあ、人間側が歩み寄ればいいじゃない」と感じるかもしれませんが、
それが何年も続くわけですから、できる限り妥協しないことをおすすめします。
その他のチェックポイント
その他、「選び方」以前の部分も含めてチェックポイントをずらっと並べていきますね。
- そもそも飼える家ですか?(ペット禁止の賃貸もあります)
- ずっと飼えますか?(転居で飼えなくなるなど)
- 「家族の誰も面倒を見られないタイミング」が頻繁にできる可能性はありませんか?
- ちゃんと散歩をさせられますか?(できれば毎日)
- 毎日スキンシップできますか?(1日1度は遊んであげましょう)
- 費用面は大丈夫ですか?(トイプードルを15年飼うと300万円程度かかるそうです)
まとめ
「トイプードルの選び方」について解説しました。健康面や性格面のチェック方法を紹介しましたので、トイプードルを選ぶときは必ず実践してください。
また、「ずっと飼い続けられるかどうか」もきちんと考えましょう。
その結果、「飼えないから、たまに眺めに行こう」などと決めるのも、動物に対する愛情の一つですよね。