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犬の予防接種!時期と気を付けることは?

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犬には、法律で接種することが義務づけられている予防接種があります。もし、怠ってしまうと飼い主さんが罰せられるという可能性もあります。また、トリミングサロンやドッグラン、ペット保険の加入の際に、予防接種が済んでいるという証明書の提示を求められることがあります。そこで、犬に必要な予防接種について、詳しくご紹介します。

 狂犬病予防接種

狂犬病の予防接種は、「狂犬予防法」という日本の法律で義務付けられています。もし、狂犬病の予防接種を怠ったり、行政に届け出をしなかった場合20万円以下の罰金に課せられる可能性があります。
日本では狂犬病の予防接種が義務付けられたことによって、1957年以降は狂犬病で亡くなったという事例はありませんが、お隣の中国では狂犬病の問題がありあます。また、海外で狂犬病の犬に噛まれ帰国後に亡くなったという事例があります。狂犬病の死亡率は100%と言われている、恐ろしい病気です。WHOの統計によると、現在でも狂犬病で死亡する人は全世界で5万人以上もいるそうです。

狂犬病予防接種

【子犬接種時期】生後90日を経過した日~30日以内
【それ以降】1年に1回、接種期間は4月~6月

犬を迎え入れると、登録をする必要があります。犬の登録をすると毎年3月から4月になると、集団予防接種のお知らせのはがきが届きます。
各自治体で集団接種を開催していますし、その他の時期でも動物病院では随時行っているので、必ず接種しましょう。うっかり集団接種を忘れてしまっても、必ず受けましょう!

料金

予防接種の料金は、2,500~3,000円+証明書発行手数料550円です。各自治体のサイトや保健所に問い合わせをすると、教えてもらえます。

混合ワクチン予防接種

混合ワクチンの接種は、2回~3回です。
1回目;生後42~60日
2回目:生後約3ヶ月
3回目:生後約4ヶ月

犬を迎え入れる前に、予防接種が済んでいる場合もあるので確認しておきましょう。また、3回目は獣医さんの判断で行わない場合もあります。
混合ワクチンも狂犬病と同様に法律で義務付けられていると思っている飼い主さんもいらっしゃるかもしれませんが、こちらは義務ではありません。体質によっては、副作用が出てしまう場合があります。検査をすることが出来るので、獣医師に相談されることをおすすめします。

混合ワクチンの種類と料金

【混合ワクチンの種類】
2種混合ワクチン : 犬ジステンバー+犬バルボウィルス
3種混合ワクチン : 犬ジステンバー+犬伝染性肝炎+犬アデノウィルス感染症
4種混合ワクチン : 3種+犬バラインフルエンザ感染症
5種混合ワクチン : 4種+犬バルボウィルス感染症
7種混合ワクチン : 5種+犬レプトスピラ感染症2種
8種混合ワクチン : 7種+犬コロナウィルス
9種混合ワクチン : 8種+対応するレプトスピラ

種類が増えると対応する病気や対して十分な免疫が備わるというメリットはありますが、体質によっては体への負担が増えたり、免疫系の問題を引き起こす可能性があります。
料金は、5,000円~10,000円程度です。種類が増えると料金も上がります。

まとめ

法律で義務づけられている狂犬病の予防接種は、毎年必ず受けるようにしましょう。混合ワクチンに関しては、獣医師と相談して接種することをお勧めします。

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