犬を飼っている方の中には、1頭では寂しいのではないかと考えて、遊び相手として更にもう1頭迎え入れようとお考えの方もいらっしゃるでしょう。かわいい犬が2頭もいる生活は、とても楽しくて癒しパワーも2倍、いやそれ以上かもしれません。しかし、大変な事も2倍いやそれ以上になる可能性もあります。もし、2頭の仲が悪かったらどうすれば良いのでしょう?
記事監修:犬のしつけハグ 川島 恵
Kawashima
【ドックトレーナー監修】犬同士の不仲!仲良くなる方法
先住犬がいて、後からもう1頭迎え入れる場合、2頭の相性が気になります。また、今まで1頭だけで遊んでいたため、正しい遊び方がわからず、ただ走り回ったり相手に乗っかってしまったりすることがあります。特に、後から迎え入れた犬が子犬だった場合には、好奇心旺盛で無邪気に走り回ることがよくあります。
2頭が楽しく、仲良く遊ぶにはどうすれば良いのでしょうか?
観察しましょう
まずは、2頭の様子をよく観察してみて下さい。もし、2頭を触れ合わせてしまうと、どちらかがケガをしてしまうほど仲が悪いようでしたら、すぐに飼い主さんが間に入るように注意してください。
例えば
・後から迎え入れた犬が子犬で、無邪気に先住犬を追いかけたり、のしかかったりしている
・先住犬が強くて、後から迎え入れた犬を寄せ付けない、威嚇する
・2頭が全く一緒に遊ばない
など、2頭の様子はどうでしょうか?
片方が子犬だった場合、他犬との遊び方がわからないという場合がよくあるので、他犬との触れ合い方の教え方をご説明しましょう。
他犬との触れ合い方
子犬は、好奇心旺盛な場合が多いです。色んなものに興味を示し、噛んだり時には突進したり、のしかかったりします。相手が嫌がっていてもお構いなしです。まずは、人と触れ合うことで教えていきましょう。もう1頭いるので、犬同士で学習させる方法もありますが、けんかやケガの恐れがあるので、まずは人との触れ合いで学ばせることをお勧めします。
ルール作り
トレーニングは、リードを付けて行います。まず、突進したりのしかかったりすることはしないように伝えます。遊ぶ時は、4つ足を着いた状態にすることを伝えます。ルールを守らなかった時には「ダメ」という指示を教えて下さい。