犬を飼ったらやはり楽しみになるのが散歩ですよね。愛犬にとっても飼い主にとっても運動不足の解消になったりするので嬉しい事ではあるのですが、飼い始めたばかりであれば散歩に出すタイミングは注意しなければいけません。
飼い出していきなり散歩に行くと、他の犬やネズミのフンなどから感染症を貰ってしまう可能性もあるからです。
今回はそんな飼い始めた人の為の散歩についてご紹介したいと思います。
まずはワクチン接種を2〜3回行ってから!
先述した通り、ワクチン接種もせずにいきなり散歩に連れ出してしまうと感染症にかかる可能性が非常に高くなってしまいます。ベストな時期としては混合ワクチンを2 〜3回打った後が安心でしょう。もしくはいつ散歩に出てもいいのか専門家や獣医さんに相談して決めた方が安全です。
ご飯をあげた直後の散歩はNG!
ご飯をあげたから運動させてあげた方がいいのかなと思われがちですが、答えは『NG』です。犬にとっては食べた直後の激しい運動などが胃捻転などの病気にかかってしまう可能性がある事を覚えておきましょう。ご飯をあげた後だけでなく前後1時間程度は、基本的に散歩に連れ出すのを控えるようにしましょう。
リードを引っ張ったら一旦立ち止まって!
犬がリードを引っ張って動かないなんて事を見かけた事はないでしょうか?そんな時は無理に動かさずに立ち止まってみましょう。その際に、方向転換をして道を変えるのも一つの手と言えます。散歩になれない内はなかなか進めなかったりもしますが、これを繰り返す事で犬の中でリードを引っ張ったら進めないと認識してくれます。
犬の糞を掃除するのは飼い主のマナー!
散歩中に愛犬が糞をした際に、片づけもせずに通り過ぎる人がいたりしてマナーが乱されている事があります。これは飼い主としては当然と言える義務であって必ず片付けてあげるべきです。散歩に出る際には必ずゴミ袋やペットシーツ、ウェットティッシュなど持ち歩きしっかりと処理をしましょう。
他の犬と出会った時はどうすべき?
散歩中であれば他の犬と出会う機会も多くなると思います。これに関しては必要に応じて交流をさせた方がいいかもしれません。と、言うのも相手の犬の性格や飼い主さんの考えが交流に向いてなければ全く無意味と言えるからです。更には犬同士でも性格や相性もありますので無理矢理他の犬と交流させると言うのはストレスを与えてしまう事にも繋がるので気を付けましょう。
帰宅したら玄関の出入りを飼い主が先にする事!
これに関しては有名なドッグトレーナーなども言っている事ですが、犬にとって玄関はテリトリーの一部であり、外部との出入り時にはリーダーの後ろをついていく習性があります。飼い主が先に出入りする事で犬は飼い主をリーダーと認め、きちんと後をついていくようになります。これはしつけの一貫としても覚えておくべき事なので忘れずに実践しましょう。
まとめ
飼い始めの方にとっては色々と分からない事が多い散歩ですが、マナーや犬の安全面などをしっかりと理解するのも飼い主としての責任です。犬にとって散歩が楽しいものである為にもこうした事は勉強しておくに越した事はないでしょう。