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【トイプードルの多頭飼い】先住犬さんの威嚇は愛情表現の差?!どうすればいいのか解説致します!

【トイプードルの多頭飼い】先住犬さんの威嚇は愛情表現の差?!どうすればいいのか解説致します!

犬を飼っていた人が新しく犬を迎え入れ多頭飼いをする場合、先住犬と仲良くしてくれるか心配になる方も多いでしょう。
家族が増えて、より楽しく暮らせたらいいなと夢が膨らむでしょう。
しかし、飼い主さんの対応次第で関係性が上手くいかなくなる可能性があります。先住犬と後住犬が仲良くするために気を付けて頂きたいポイントを紹介します。

記事監修:犬のしつけハグ 川島 恵

Kawashima

Profile 川島 恵 ドックトレーナーとして12年目の令和元年に東京の世田谷区と文京区にあるドッグトレーニング犬のしつけ教室をオープン。 『スッキリ』(日本テレビ系)犬のしつけ専門家として出演電話出演。 テレビ東京「どうぶつピース!!」に出演。「おやつ、おもちゃ無しのしつけ」でドッグトレーニングする犬のしつけの専門家

LINE無料相談への相談内容【トイプードルの多頭飼い】先住犬さんの威嚇は愛情表現の差?!

【トイプードルの多頭飼い】先住犬さんの威嚇は愛情表現の差?!どうすればいいのか解説致します!

  • 犬種:トイプードル
  • 年齢:3歳(先住犬)と6歳(保護犬で2週間前に引取りました)

【相談内容】

先住犬をなんでも優先し、一緒の時間をとるようにしているつもりですが最近、先住犬が時々後からきた犬に威嚇します。

常に仲が悪いというわけではありませんが、時々とても険悪な雰囲気になります。

威嚇をやめさせるにはどうしたらよいでしょうか。

よろしくお願いします。

先住犬が後住犬を威嚇する理由

【トイプードルの多頭飼い】先住犬さんの威嚇は愛情表現の差?!どうすればいいのか解説致します!

先住犬と後から来た犬、後住犬のからみについてのご質問をいただきました。

先住犬が後住犬を威嚇をする理由は、「飼い主さまは私のものだ」という気持ちの現われだと思います。

後から来た犬に対して、邪魔しないで欲しいと思っているのでしょう。

先住犬は後住犬を追い払いたいという気持ちがあるのだと思います。

先住犬と後住犬の優先順位

【トイプードルの多頭飼い】先住犬さんの威嚇は愛情表現の差?!どうすればいいのか解説致します!

先住犬を優先することは、大切です。

しかし、後住犬も平等に可愛がって欲しいと思います。

今まで先住犬との生活があったわけですが、後から迎え入れた犬には今までの生活は知り得ません。

後から迎え入れた犬も飼い主様に可愛がって欲しいという気持ちは湧きます。

犬のしつけハグでは「先住犬が優先!」とはお伝えしていません。

理由は、先住犬も後住犬も100%愛することがとても大切だからです。

新しく犬を迎え入れると、今まで先住犬に100%注がれていた愛情が50%ずつになりがちです。

愛情は平等に注いでいるつもりでも、新しく迎え入れた犬には手がかかりがちなので、先住犬からの不満が出てしまうことが多々あります。

逆に先住犬の方ばかりに愛情が注がれてしまい、後住犬から不満が出ることもあります。

犬のしつけハグでは、犬同士のより良い関係を作るためには、平等に愛情を注ぐことが大切だと考えています。

犬同士の序列を無くす方法

【トイプードルの多頭飼い】先住犬さんの威嚇は愛情表現の差?!どうすればいいのか解説致します!

ご相談者さんおように先住犬を優先にすることで、犬同士での序列が出来てしまいます。

では、犬同士の序列を無くすためにはどうすればよいのでしょうか?

人が上に立ち、犬は人からの指示に従う立場に置いて欲しいと思います。

人が上に立つことによって犬同士の序列を無くすことができます。

仲良く過ごすためには、人が犬同士の良い関係を作ってあげてください。

あえて犬同士の序列を作るという方法もありますが、喧嘩に発展してケガをしてしまう恐れがあるため、おすすめできません。

ご相談者さんのように先住犬を優先させることは、先住犬にとっては自分が先にいたんだから当たり前だと思ってしまい優位に立ってしまいます。

後から来た犬は、肩身が狭くなってしまいます。

一度、犬同士の序列を作ってしまうと、一生変えることはできません。

後から来た犬の不満がつのり、飼い主様の気を引くために問題行動に出るリスクが高くなります。
例えば、排せつを失敗したり吠えるなどの行為に出て、人の気を引こうとしてしまいます。

手がかかるようになり、飼い主さんへの負担が大きくなってしまいます。

飼い主さんへの負担を大きくしないためにも、人が上に立って犬同士の序列を作らないようにすることをおすすめします。

まとめ

【トイプードルの多頭飼い】先住犬さんの威嚇は愛情表現の差?!どうすればいいのか解説致します!先住犬と後から来た犬、後住犬のからみについてのご質問をいただきましたので、回答させていただきました。

ご相談者さんの犬は、犬同士の序列が出来ているのではないかと予測できます。

先住犬を優先しているということなので、先住犬が優位な立場になっているのでしょう。

そのため、先住犬は後住犬を威嚇するという行動に出ているのです。

解決するためには、飼い主さんが上に立ち、犬同士は平等な関係でいられるようにしてあげましょう。

また、飼い主さんは先住犬も後住犬も平等に扱うことが大切です。

先住犬と後住犬に序列をつけないことで、争いごとを予防することができます。

犬同士で争いごとをする必要はありません。

【トイプードルの多頭飼い】先住犬さんの威嚇は愛情表現の差?!どうすればいいのか解説致します!

先住犬と後住犬を平等に可愛がるために、個々で可愛がる時間を作って頂きたいと思います。

先住犬を先に出して遊んであげる日もあれば、後住犬を先に出して遊んであげる日もつくり、平等に扱うようにしましょう。

多頭飼いをする場合には、どちらかの犬が嫉妬しないように気を付けていただきたいと思います。

先住犬が後住犬を威嚇するということは、先住犬が優位に立っていることを表しています。

後から迎え入れた犬に対して強気に出ているということです。

完全に犬同士の序列が出来ているということです。

この状態は悪いわけではありませんが、険悪なムードになるということがあります。

飼い主さんが後から迎え入れた犬がかわいそうだと思ったり、先住犬の気性が荒くなっていると感じるようになったら、人が上に立つことで犬同士の序列を無くすことができます。

  1. 犬同士の序列をつける
  2. 人が上に立ち犬同士は平等

1か2のどちらかです。

争いごとが好きではないという方には、2をおすすめします。

犬のしつけハグでも、人が上に立ち犬同士は平等にすることをおすすめしています。

 

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