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犬の問題行動は飼い主さんのダメしつけが原因かも?!ダメしつけ4選

犬の問題行動は飼い主さんのダメしつけが原因かも?!ダメしつけ4選

犬の問題行動に頭を悩ませている飼い主さんは、沢山いらっしゃいます。
色んな方法でしつけをしているのに、直らないという方は、やり方が間違っているのかもしれません。
ダメなしつけをすると、問題行動を悪化させてしまう可能性があります。
そこで、飼い主さんがやってしまうダメしつけについて、ご紹介します。

飼い主さんのよくあるダメしつけ4選

愛犬の事を思ってしつけをしても、やり方が間違っていると、さらなる問題行動を起こす事になりかねません。
そこで、よくあるダメしつけを4つご紹介します。

大きな音や声で叱る

問題行動を起こした時に、大きな音を立てたり大きな声で叱ったりすると、問題行動を止める事があります。
しかし、それは驚いて止めただけです。
例えば、吠え癖のある犬に対して大きな声で「静かに!」と言うと、犬は驚いて吠える事を止める事があります。
犬は大きな音が苦手なので、吠える事を止めるかもしれませんが、吠えてはいけないという事を認識したわけではありません。
大きな声や音を出しても驚くだけなので、今吠えることを止めてもらいたいのではなく、吠え癖を直したいのであれば、吠えてはいけないという事をきちんと教えてあげましょう。

叱るのではなく怒る

犬に対して感情的に怒っても、伝わりません。
犬がイタズラをした時に、飼い主さんが表情や言葉で怒りをあらわにしても、犬は理解することは出来ないのです。
「何回も同じ事をするから、ついガミガミ怒ってしまうけど、全然直らない」と嘆く飼い主さんもいらっしゃいますが、残念ながら効果はありません。
怒る飼い主さんに対して怯えてしまったり、攻撃的な性格の犬の場合には反撃してくることもあります。
感情的に怒るのは、さらなる問題行動の引き金にもなりかねないので、やめましょう。

食事の際のごほうび作戦

飼い主さんの食事中に、犬がおとなしく待っていられたら、ごほうびに食べ物を与えるのはNGです。
しつけを行う際に、上手に出来たらご褒美に犬の好きなおやつなどをあげるという方法はありますが、食事の際には向いていません。
なぜなら、飼い主さんの食事中には自分も何かもらえると勘違いしてしまうからです。
飼い主さんが食べている物を一口あげるのも、よくありません。
人間が食べる物と犬が食べる物は、きちんと区別して下さい。食事の際におとなしくしていられた時に、おやつや食べ物を与えると、ご褒美ではなく「飼い主さんが食事をする=自分もおやつの時間」と、期待してしまいます。
食事の際のごほうび作戦は、やめましょう。

お散歩の時に力で犬をコントロールする

お散歩の時に、犬が自分が行きたい方向に飼い主さんを引っ張る事はありませんか?
その時に、飼い主さんもリードを引っ張り、力で犬をコントロールすることは、よくありません。
なぜなら、飼い主さんがリードを強く引っ張ると、犬も負けじとさらに引っ張り返してくるだけで、引っ張るのはいけない事だと認識するわけではないからです。
お互いに引っ張り合いをしても、意味はありません。
犬が引っ張ったら、「ダメ」と叱り、引っ張ることはいけないという事を伝えて、飼い主さんは動かないで下さい。
犬が引っ張ったら、飼い主さんも力づくてコントロールするのではなく、引っ張ってはいけないことを教えましょう。

飼い主さんのダメ行動

甘やかしすぎ

愛犬が可愛くて、つい甘やかしてしまうのは、結果的に犬のためにはなりません。
犬にやっても良い事、悪い事を教えてあげるのは飼い主さんの役目です。
犬の好きなように自由にさせてしまうと、犬は自分がリーダーであると勘違いしてしまったり、周りの犬や人に迷惑をかけてしまうことに繋がります。
犬が人間社会の中で暮らしていくためには、ある程度のしつけが必要です。
吠え癖がついてしまったらご近所トラブルになりかねませんし、噛み癖がついてしまったら他人にケガをさせてしまう可能性があります。
楽しいはずのドッグランで他の犬とトラブルになる事も考えられます。
犬の為を思うのであれば、甘やかしすぎずに正しくしつけを行いましょう。

問題行動を犬のせいにする

犬の問題行動を犬自身のせいにするのは、自分がダメな飼い主であると認めているような物です。
犬の問題行動と言われる事は、犬が人間社会で一緒に暮らすためのルールに反する行動の事を指します。
例えば、トイレのしつけです。
犬は、自分が排せつをしたい時にしたい場所でするのが自然です。
しかし、人間と一緒に生活をするためには、好き勝手な時や場所でされてしまっては、困ります。
そのため、人間が決めたトイレの場所で、排せつを行うようにしつけをおこないます。
教えてあげなければ、人間が決めた場所で排せつをすることが出来ないのは当然のことなので、できないのは犬のせいではありません。
きちんと教えることが出来ない飼い主さんの問題という事です。
つまり、犬の問題行動は飼い主さんのしつけ次第で直すことが出来るという事なのです。

まとめ

犬のダメしつけについて、ご紹介しました。
犬はとても頭が良いので、きちんとしつけを行えば、必ず問題行動を直すことができます。
色んな方法を試してみても直らない場合には、ダメしつけを行っている可能性があります。
また、つい飼い主さんがやってしまうダメ行動についてもご紹介しました。
もし、愛犬の問題行動が直らなくて苦戦されているのであれば、一度やり方を見直してみてはいかがでしょうか?