お散歩が好きな犬は沢山います。外の空気をすって、自然と触れ合いながらのお散歩は、飼い主さんにとっても愛犬との楽しい時間のひとつではないでしょうか?しかし、お散歩が好きすぎて興奮して飼い主さんをぐいぐい引っ張ってしまったり、すれ違う犬に吠えてしまうなど、お散歩中のお困りごともあるでしょう。ここでは、引っ張り癖の対処法をご紹介します。
記事監修:犬のしつけハグ 川島 恵
Kawashima
お散歩
お散歩を毎日の日課にされているという方がほとんどでしょう。お散歩には体を動かしたり、新たな刺激を受けることによるストレス解消や運動不足の回避、他の犬と交流することによる社交性を身に着けることなど、様々な目的があります。
お散歩は、公共の場所で行うことがほとんどでしょう。公共の場所には、犬と飼い主さん以外の人や物があります。そこでは、守らなければならないルールがあります。
犬が、飼い主さんをぐいぐい引っ張っている姿を見ると、犬を苦手だと思っている人や小さいお子さんは恐怖を感じてしまう可能性もあります。また、急に飛び出して事故にあってしまったり、飼い主さんが転倒してケガをしてしまう可能性もあるため、散歩の引っ張りはやめさせる必要があります。
犬が散歩中に引っ張るのはなぜ?
理由は、いくつか考えられます。
好奇心旺盛な性格
外は、室内と違い様々な刺激を受けることが出来ます。好奇心旺盛な犬は、アンテナを張り巡らせています。例えば、猫や鳥などが通ると敏感に反応して追いかけてしまうということがあります。そんな時、リードをぐいぐいひっぱってしまいとても危険です。
排せつをしたい
室内ではトイレを我慢していて、お散歩の時に排せつするという場合、早く排せつをしたいため、リードを引っ張ってしまいます。
早く家に帰りたい
お散歩が嫌いな犬は、いやいや散歩に出たけれど帰りは早く帰りたくてリードを引っ張る場合があります。
飼い主との主従関係が出来ていない
散歩は、飼い主と歩幅を合わせて歩かなければならないのですが、主従関係がきちんと出来ていないと、自由きままにどんどん進もうとするため、リードを引っ張ってしまいます。
まとめ
お散歩は、様々な刺激を受けることが出来ます。外の空気に触れて体を動かすことによって、リフレッシュ出来る時間です。そんなお散歩中にケガをしたり、周りの人に迷惑をかけてしまっては大変です。お散歩が犬と飼い主さんにとって、楽しい時間になることを願います。