アメリカ ノースダコタ州にあるファーゴ醸造会社が製造したビールが話題になっています。
ビール缶のラベルには、可愛い犬の写真がプリントされています。種類は6つです。
実はこの6匹の犬は、全て保護犬なのです。
発案者は、ノースダコタ州ファーゴにある非営利動物救済団体『4Luv of Dog Rescue』でボランティア活動を行って4年目になるジェラード・ライアンさんです。
犬のラベルがかわいい!思わず手に取ってしまうビールで保護犬の里親探し!
ライアンさんが勤めている『Northern Plains Label』ラベル印刷会社は、地元にあるファーゴ醸造会社(Fargo Brewing Company)のラベルをビール缶に印刷しています。
ある日、ライアンさんはふと「醸造会社が、飼い主を求めている保護犬のラベルをビールに貼ってくれれば、より多くの犬に里親が見つかるのではないか?」と考えました。
早速、ファーゴ醸造会社に提案してみると、快諾してもうらうことが出来たため、4 Luv of Dog Rescueとファーゴ醸造会社が提携し、6匹の犬の里親探しに協力する計画が実現したのです。
里親探しに選ばれた6匹の犬達は、「One-der(ワンダー)」と名づけられました。
- ジャック・ラッセル・テリアのニックス(8歳)
- アメリカン・ピット・ブル・テリアのミックス、ヴァージニア(6歳)
- ポメラニアンとチャウチャウのミックス、モビー(11歳)
- ボクサーのミックス、ビジー(3歳)
- アメリカン・ピット・ブル・テリアのミックス、ホビー(2歳)
- スタッフォードシャー・ブル・テリアのミックス、ジェンセン(2歳)
この6匹が選ばれたのは、実は理由があるのです。
施設の中でもあまり社交的ではない6匹は、他の犬達と共存することが困難でした。
見かねたスタッフたちは、他の動物を飼っていない引き取りてを探さなければなりませんでした。
6匹は、条件がプラスされることによって、里親を見つけることがより困難であったため、ビール缶ラベルによる里親募集に選ばれたのです。
より多くの方に知ってもらう為の、犬の保護活動支援
かわいい犬達のラベルを見た消費者は、思わず手に取ってしまうでしょう。
これは、決して醸造会社の販売戦略ではなく、より多くの方に知ってもらう為の、犬の保護活動支援です。
ファーゴ醸造会社は、犬の保護活動支援のキャンペーンのために40ケースのビールを生産しました。そのうちの25ケースは11月4日に行われた特別展示イベントにて販売し、残りは地元のバイヤーが購入する予定になっています。
また、収益の一部は、4 Luv of Dog Rescueに寄付される予定になっています。
この限定ビールは、犬達の里親が見つかるまで生産を続けていく予定だということです。
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