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犬のヒートの期間や症状は?何歳まであるの?

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メスの犬には、ヒート(生理)があります。初めて犬を飼うという方の中には、急に愛犬が出血して驚かれる人もいます。避妊手術をしていないメス犬なら、必ずヒートがあります。犬のヒートは、どれくらいの期間続くのでしょうか?また、周期はどれくらいでどのような症状が現れるのでしょうか?犬のヒートについて、ご紹介しましょう。

 

ヒートとは?

出血をするという現象から、人間の生理と同じだと勘違いされる方も多いのですが、異なるものです。
犬のヒートは、妊娠出来る期間つまり発情です。妊娠を望まない場合には、オス犬との接触は避けましょう。

ヒートの周期

犬が初めてヒートを迎えるのは、生後6ヵ月前後です。個体差があるので、遅い場合には1年過ぎてからヒートがある場合もありますが、その後は周期的に迎えます。
人間の生理の周期は、一般的に28日~31日ですが、犬は小型犬の場合年2~3回、大型犬の場合には年1~2回です。
犬は卵巣機能がずっと働くので、生涯子犬を生むことができるため、ヒートは死ぬまで続きます。

発情前期→発情期→発情後期→無発情期というサイクルを繰り返します。

・発情前期

陰部に腫れが見られ、その後陰部から透明な分泌物が出た後に血液が混ざった分泌物が出ます。その後、出血が増えてまた徐々に減っていきます。期間は5日~20日です。
小型犬の場合には、出血量が少なく自分で舐めてしまうことがあるので、飼い主さんが気づかないこともあります。ヒートの時期が近くなると、散歩の時におしっこの頻度が増えたり、普段と違う行動が見られることがあるので、犬の様子を注意深く観察するようにしましょう。
大型犬の場合には、小型犬とは逆に出血がかなり多いのでヒート用のナプキンを利用しましょう。

・発情期

排卵が起こります。排卵は、多い場合には10個以上にもなるため、この時期に交配すると妊娠確率は、とても高くなります。期間は7日~15日です。
妊娠を望まない場合には、特に注意が必要な時期です。

・発情後期

排卵が終了し、体は元の状態に戻ります。人間とは異なり、発情後期には黄体ホルモンは分泌されているので、妊娠していなくてもいわゆる想像妊娠をすることが見られます。お腹がふくれたり、つわりのような症状がみられる場合もありますが、しばらくすると症状は改善されます。
発情後期は60日程度続きます。

・無発情期

黄体ホルモンの分泌が終わり、穏やかで落ち着いた状態になります。無発情期は、3か月~6か月くらい続きます。もし、避妊手術をお考えの方は、無発情期に手術をおこなうとよいでしょう。

ヒート中の注意点

・オムツを使用する

出血量の多い大型犬の場合には、家の中を汚してしまう可能性があるのでオムツを使用するとよいでしょう。また、予想外の交尾を避けることも出来ます。

・陰部を清潔にする

清潔なタオルをお湯で濡らして、陰部をこまめに拭いて清潔にしてあげましょう。

・散歩を控える

ヒート中は、オス犬の注意をひく臭いが出ています。オス犬は、なんと2km離れた場所からでも臭いを感知することが出来ます。ケンカが発生するなどのトラブルを避けるためにも、散歩は控えましょう。

・多頭飼いの場合には隔離する

オスがいる場合には、トラブルを避けるために、別室に隔離することをおすすめします。

・ドッグランは利用しない

ヒート中のドッグランの利用は、マナー違反です。絶対に利用しないようにしましょう。

まとめ

犬のヒートは、発情です。ヒートの時期は、気性が荒くなったり精神的に不安定になるので、飼い主さんは注意しましょう。また、妊娠を望まない場合には、オス犬との接触をさせないようにしましょう。